- 頭に思い浮かんだことを「箇条書き」ですべて出しましょう。
- 読者に伝わりやすいよう箇条書きを「並べ替え」てください。
- 箇条書きにしたメモを読みながら「音声」や「動画」に撮るのもありです。
今回のテーマは『文章が苦手でも読みやすいブログを書く方法』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
何年もブログを書き続けているブロガーの中には、もともと「文章を書くのが苦手だった」という人も多いです。わたしも苦手でした。
だから、ブログを始めたときは半信半疑で書いている状態。以下の感じで。
- ホントに読まれるのかな?
- こんな文章で稼げるのかな?
- よい文章が思い浮かんでこない etc
パソコンの前に座ったはいいけど「何も書けずに1時間経過」なんてこと、よくあったんですよ。
しかも、Googleで「ブログ 文章 苦手」で検索してみると・・・
- 文章を書くコツ
- 苦手を克服しよう
- 文章を書かなくてもOK(→ いやいや、書かなきゃダメでしょ)
こんな記事がほとんどでした(結局、内容は頑張って書きましょう系)。頑張らなくても書ける方法が知りたいのに。
なので、自分なりに試行錯誤しながら「楽に文章を書くコツ」を覚えたら、結果として長くブログを続けられています。
わたしの経験上、パソコンの前に座ってじっと考える時間は「ホントに無駄!」って感じなので、できるならスラスラとブログを書きたいところです。
ということで今回は、頑張って書きましょう系の話ではなく、できるだけストレスなくブログが書ける方法について紹介していきます。
こちらの動画ではポイントを深掘り解説しているので、ぜひ併せてご覧ください(チャンネル登録お願いします!)。
伝えたい内容を箇条書きにする(STEP①)
まずはじめに、リサーチをしたり、頭の中で想像したり、資料を見たりしながら、ブログに書きたいことを「箇条書き」にしていきましょう。
ポイントとしては、頭に思い浮かんだもの、伝えたいと思ったことを、どんどん書き出していくこと。読者に伝えたい順番とかは、まったく考えなくてOK。
たとえば以下のように、パソコンの前に座っていないときに作業しても良いし、もちろんパソコンで作業しても構いません。
- ノートに書き出す
- スマホで音声録音する
- スマホのメモ機能を使う
- ワードやエクセルに書き出す etc
ワードプレスの下書きにどんどん書き出すのもあり。とにかく自分がやりやすい方法で。
それでは一例として、以下をご覧ください。
- 卵を割ったらザルで濾す
- フライパンは熱しておく
- 具材を切ったらご飯と混ぜておく
- パラパラの炒飯は誰にも作れる
- 鍋を振りすぎない
- ご飯と卵を絡めておく
たとえば「美味しいチャーハンの作り方」という内容でブログを書きたいとき、このように思い浮かんだことを箇条書きにしていきましょう。
もちろん、箇条書きが多ければ多いほど、文章は書きやすくなりますよ。
箇条書きを伝えたい順に並べ替える(STEP②)
伝えたいことが出揃ったら、次は「箇条書きを並べ替える」作業をしていきます。
このときのポイントは、読者に一番伝えたいことを真っ先にすること。ブログではこれが最も重要です。
どうしても伝え方がわからないときは、ライティングの定番「PREP法」を参考にしながら並べ替えてみてください。ちなみにPREP法とは、以下の流れで書く文章の型。
- 結論とか要点
- 結論や要点に対する理由
- 理由を裏付けする具体例やデータ
- 再結論、まとめ
では、先ほど挙げた「美味しいチャーハンの作り方」の箇条書きを並べ替えてみます。
- パラパラの炒飯は誰にも作れる
- フライパンは熱しておく
- 鍋を振りすぎない
- 卵を割ったらザルで濾す
- ご飯と卵を絡めておく
- 具材を切ったらご飯と混ぜておく
真っ先に伝えたいことは「ターゲットになる読者」によって変わります。並べ替え作業をするときは、ターゲットに設定した読者の「気持ち」を考えてみましょう。
たとえば、ご飯と卵がバラバラになって困っているという読者をターゲットにするなら、あえて「ご飯と卵を絡めておく」ということを最優先で伝えるのもあり。
つまり「読者が一番知りたいことは何か」を先回りして考えるのがポイントです。読者の悩みを先回できる考え方がわかれば、ブログを素早く書けるようになります。
箇条書きをベースに文章を書いていく(STEP③)
並べ替えが終わったら、あとは肉付けをしながら文章を書いていくだけです。
このとき、パソコンに向かって文章を書いても構いませんし、文章が書けないようなら「一人喋り」してみるのもあり。
というのも、文字にするのが得意な人、口に出すのが得意な人、それぞれ人によってタイプが違うからです。
- 書くより喋るほうが得意(言葉に変換するタイプ)
- 喋るより書くほうが得意(文字に変換するタイプ)
つまり、書くことが得意な人は「頭に思い浮かんだことを文字に変換できる」タイプで、喋りが得意な人は「思い浮かんだことを言葉に変換できる」タイプ。
もしも、箇条書きがあっても文章を書くことが難しいなら、箇条書きを見ながら話してみてください。このとき「録画」や「録音」をしておきましょう。
あとは、自分で喋った内容を文字に起こすだけ。これで終わりです。ちなみに、10分程度の喋りだと3,000文字くらいの文章が書けます。
「読みやすさ」を意識して書く
文章を書くとき、文字に起こすとき、読者の「読みやすさ」を意識しましょう。これはとても大切なこと。
たとえば、以下のことを意識すると良いです。
- 一文が長すぎないか
- 同じ語尾を繰り返していないか
- 理解が難しい言葉を使っていないか etc
ブログをスマホで読む人も多いので、あまりに長文になるとかえって読みにくくなります。40〜60文字くらいで区切ると、スマホでも読みやすくなります。
また、同じ語尾を繰り返していると稚拙な文章になるので要注意。語尾にもこだわりましょう。そして、専門用語の使い過ぎにも気をつけてください。
では、先ほど並べ替えた「美味しいチャーハンの作り方」を文章にしてみます。
コツさえ押さえておけば、パラパラの炒飯って誰にも作れます。ポイントは「フライパンを熱くしておく」ことと「鍋を振りすぎない」こと。
なぜかというと、家庭用コンロでは火力が弱いため、フライパンが熱しきれないからです。鍋を振りすぎると熱が逃げてしまうので注意しましょう。
では、具体的な手順を紹介していきます。
- 卵を割ったらザルで濾す
- ご飯と卵を絡めておく
- 具材を切ったらご飯と混ぜておく
- フライパンを熱くしておく
- 鍋を振りすぎず炒める
卵をザルで濾すことによりご飯と絡みやすくなります。また、鍋を振らなくて済むように、あらかじめ具材とご飯も混ぜておきましょう。
今回紹介したコツを使えば、家庭で誰でも簡単にパラパラのチャーハンを作ることができますよ!
いかがでしたか?
今回紹介してきたように、箇条書きをベースにすればとても文章が書きやすくなります。ぜひ試してみてくださいね。
また、ブログは記事の目的によって構成を変えるのが理想なので、目的に応じて記事構成も考えていきましょう。