- ブログには「やってはいけないこと」が7つあります。
- ブログを書くときは「読者のニーズ」と「Googleの意向」を常に意識しておくといいです。
- やるべきことさえやれば「稼げるブログ」や「アクセスが集まるブログ」になっていきます。
今回のテーマは『初心者ブロガーが陥りやすいブログでやってはいけないこと』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
ブログのアクセスが伸びないとき、思うようにブログの収益が上がらないとき、ふと「やってはいけないことをやってしまってるんじゃ・・・」って思うことがありました。
せっかく多くの時間を費やして記事を書いても、ブログでやってはいけないことを知らないでいるとアクセスも収益もアップしていきません。
逆に「ブログでやること」をしっかりやっていれば、ちゃんとブログって伸びていきます。
- ブログ歴:約5年(2017.4~)
- 月間PV数:最高20万pv
- 運営中ブログ:3つ
- 記事数:300〜400記事くらい
これまでにブログを書いてきた経験とか、現状のSEOに関するトレンドを踏まえて、ブログで「絶対やってはいけないこと」を7つに集約してみました。
- 無断コピーや著作権侵害
- 著者情報が不明
- 裏付けがない情報(誤解を与える)
- 内容が薄い
- 広告が多い
- 表示スピードが遅い
- スマホに最適化していない
やってはいけない理由だけでなく、解決策についてもお伝えしてきます。ブログが伸びなくて悩んでいたりとか、これからブログをやる人は、ぜひ最後まで読んでください。
また、ブログで成果を出す秘訣を『ブログの始め方と賢い運用方法』でも解説しているので、ぜひこちらも併せて参考にどうぞ。
無断コピーや著作権侵害
ブログを書くときに一番やってはいけないことが「無断コピー」や「著作権侵害」をすることです。
- 文章の無断コピー
- データの無断転載
- 画像などの無断使用 etc
他のブログやホームページに記載されている内容を無断コピーして「Googleからペナルティ」を受けると、ブログにはほとんどアクセスが来なくなります(誰にも見られなくなる)。
また、知らないうちに類似した内容になっていることもあり、こういう場合も類似コンテンツとして検索上位に表示されにくくなります。
無断コピーは論外ですが、類似コンテンツを避けるために「こぴらん」や「CopyContentDetector」などのコピペチェッカーを使うといいです。
参考にしたサイトの文章をそっくりそのまま転用することはもちろんコピペとなり、SEOにおいて評価が下がる原因になります。注意しなくてはいけない点は、表現の一部を僅かに変更しただけの文章や語尾の表現を変更しただけの文章も、コピペや重複コンテンツだと判断されてしまうということです。
他のブログの内容だとか調査データを引用するときは、上記のように「引用タグ」を使い「引用元」も明記してください。
あと、画像については無断利用してしまうと「著作権侵害」で訴えられるリスクもあるので、オリジナルの画像を使いましょう。
オリジナル画像をサクッと作る方法
自分で画像を作るとなるとハードルが高いと感じるかもしれませんが、いまは簡単に画像を作ることができます。
画像編集ソフトをわざわざ買う必要もなくて、中でもブラウザ上で画像作成ができる「Canva Pro」はイチオシです(登録は無料)。
- 色々なサイズの画像を作成できる
- ブログのアイキャッチ、YouTubeサムネイル、SNSの画像など、さまざまな用途に利用できる
- 無料で利用できるデザインも多数あり(40万点以上)
- オリジナルの画像素材をアップロードして使うこともできる
- テキストのフォントも無数にあり etc
わたしはブログの画像だけでなく、YouTubeのサムネイル、SNSのプロフィール画像など、あらゆる画像を「Canva」で作成しています。
画像編集ソフトをインストールする必要もなく、ブラウザ上で操作するだけなので超便利な神ツールです。
著者情報が不明
著者についての情報を示さないのも、ブログでやってはいけないこと。
2020年5月に実施されたコアアルゴリズムアップデートによって、Google検索でも「EAT(権威性/専門性/信頼性)」という要素がより重要視されるようになりました。
その結果、EATがしっかりしている企業サイトが爆上げし、EATに乏しい個人サイトはガクンと急落したんです。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
このEATに関与する要素というのは無数にあって、これをやればOKという単純な解決策はありません。
ただ、今すぐできる対策としては「プロフィール」だとか「運営者情報」などをしっかり明記して、EATをアピールすることです(→こちらはわたしのプロフィール)。
- 専門資格
- 業務の内容
- 取材された経験
- 発信している媒体
- 発刊した書籍や論文 etc
こういったものがあれば、もちろんプロフィールなどに記載しておきましょう。
さらに、ブログの内容についても「読者に誤解を与えないよう」注意しながら、情報を発信していくことも大切です。
『2つ目のブログを作って専門性を高める方法』でも解説したように、増えすぎたブログカテゴリーを整理するのも専門性を高めるテクニックになります。
裏付けがない情報(誤解を与える)
ETAがより重要視されるようになってきたこともあり「読者に誤解を与えるような情報」だとか「裏付けがない情報」などは、Googleからの評価を下げる原因となります。
ですから、読者の判断を迷わせたり、誤解を与えてしまうようなことは、ブログでやってはいけないです。
- 自分の経験や体験
- 官公庁からの情報
- 企業や公式サイトの情報
- 権威ある専門家による情報 etc
こういった「一次情報」とか「信頼ある二次情報」というものを使いながら、読者に分かりやすくブログを書いていくことが大切です。
裏付けのない予測だとか、単なる思いつきなどは、最終的に読者を迷わせるだけなので注意しましょう。
内容が薄い
誰でも知っているような内容だとか、他のブログですでに説明されていることなど、内容が薄っぺらい記事を書くこともブログではやってはいけません。
もちろん、オリジナル性がない記事というのはGoogleからも評価されないからです。
- 他にはない新しい情報
- データに裏付けられた情報
- 権威がある専門家による情報 etc
常にこういったことを意識してブログを書いていると、必然的に内容も濃くなっていくのでおすすめ。
よく勘違いしている人がいるんですが、ブログって「内容=文字数」ではなく「読者にとっていかに有用な情報か」が重要ポイントです。
ダラダラと長い文章を書かずに、読みやすく分かりやすい内容を心がけましょう。
広告が多い
読者の観点からも「広告を多く貼りすぎる」というのも、ブログでやってはいけないこと。
読者の利便性を妨げるような広告の貼り方をしていると、当然ですがGoogleからの評価は下がります。
2012年1月にGoogleから「ページレイアウトアルゴリズム」というものが導入されており、ユーザーが望んでいない場所に広告を貼らないことが大切です。
- Webサイトをクリックして最初に表示される部分に、コンテンツが見えないくらい「過剰に広告が掲載」されているとランキングに影響する。
ブログでアフィリエイトなどをするときは、広告を貼るよりも「テキストリンク」にした方がクリック率が高くなるので、広告を貼るなら必要最小限にしておきましょう。
テキストリンクとは「文字列にリンクが貼ってある」もので、たとえば以下のような感じです。
テキストリンクであれば自然な流れで商品を宣伝できるし、読者もリンクをクリックしやすくなります(広告は拒絶反応がある)。
どうしても広告を貼りたいときは、次のような場所がおすすめ(経験上)。
- サイドバーの一番上
- 目次の上
- 記事の最後
広告の貼りすぎはページの表示スピードにも影響するので、気をつけましょう。
表示スピードが遅い
読者がクリックをしてから「ページが表示されるまでのスピードが遅い」のも、ブログでは致命傷になりかねません。
Googleからは「ページの表示スピードも検索ランキングに影響する」とアナウンスされています(2012年〜)。
とはいえ、難しい設定などを行う必要はなくて、以下の3つを意識しておけばよいでしょう。
- レンタルサーバー
- 画像圧縮
- キャッシュ系プラグイン
レンタルサーバーは「エックスサーバー(国内実績No.1)」一択でOKですから、これからブログを始めるという人はぜひ導入してみてください。
エックスサーバーは「自動バックアップ」や「データ復元」などのサービスも付帯しているという点でも、おすすめのレンタルサーバーです。
『ブログの表示速度を速くする3つの方法』でも解説していますが、画像圧縮は誰にでもできて表示スピードに大きく影響する要因なので、画像を使うときはデータ圧縮を必ずしましょう。
ちなみに、Googleは2018年7月に「Speed Update」を導入し、ページの表示スピードをモバイル検索のランキング要因の1つとして明確に位置付けしました。
スマホに最適化していない
スマホ表示に最適化していないのも、ブログでやってはいけないことの1つです。
- スマホで見るとデザインが崩れる
- スマホだと表示されるのが遅い
こういったことが起こってしまうブログは致命的で、それを裏付けるための理由もあります。
ドイツのSISTRIX(シストリックス)というSEOツール会社の調査データによると、インターネット検索のうち「75%がスマホからの検索」となっています。
全体では、3分の2の検索がスマートフォンで行われている。日本だけで見ると4分の3の検索がスマートフォンからで、これは調査対象国のなかではインドと南アフリカに次ぐモバイル比率の高さだ。
この比率はジャンルによって若干変動するものの、基本的にはスマホで検索する人がほとんどだと思ってください。ですから、スマホユーザーの使いやすさを意識したブログのデザインや機能というのは、めちゃくちゃ大事です。
ただ現在、ほとんどのブログ有料テーマ(デザイン)では「スマホへの最適化」がされているので、有料テーマを使うときはそれほど気にしなくても大丈夫です。
今回紹介した「ブログでやってはいけないこと7つ」を実践していけば、世の中の役に立つような素晴らしいブログになっていきます。