- ブログやWebサイトに記事を投稿するとき「記事タイトル」はとても重要です。
- 記事のタイトルを見た読者に「クリック」してもらえるよう心がけましょう。
- 実際にアクセスアップできた「タイトルの付け方」を紹介していきます。
今回のテーマは『Web記事タイトルの付け方10の法則』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
Webサイトやブログに記事を書くとき、とても重要なのが「記事のタイトル」なんですが、スムーズに決められないことありますよね。
わたしも、ブログを始めてから1〜2年くらいは、記事のタイトルだけで丸一日悩むことも多かったです。
でも、記事タイトルの付け方を試行錯誤していった結果、最高で「月間20万アクセス」まで伸びていきました。
- ブログ歴:約5年(2017.4~)
- 月間PV数:最高20万pv
- 運営中ブログ:3つ
- 記事数:300〜400記事くらい
タイトルを見た読者に記事をクリックしてもらうには、読者の「心理状態」をうまく利用することがコツで、これさえ理解していればタイトルは簡単に決められます。
実際にアクセスアップに効果があった記事タイトルを分析してみたら、10個のコツに集約できたので今回の記事にしてみました。
- 記事のタイトルが決まらない
- 記事がなかなか読まれない
- タイトルの付け方を覚えたい
この記事で紹介する「記事タイトルの付け方10個の法則」を覚えて、こういった悩みを解決していきましょう。
また、ブログで成果を出す秘訣を『ブログの始め方と賢い運用方法』でも解説しているので、ぜひこちらも併せて参考にしてください。
ブログ記事のタイトル「10のコツ」
それでは、さっそく記事タイトルの付け方について「10個の法則」を紹介していきます。
前半の5つは基礎編、後半の5つは応用編、といった格付けです。
- 具体的な数字を入れる
- 疑問形にする
- 始め方・方法などを使う
- 経験・体験談を入れる
- 解決策をズバッと言う
- 権威性を伝える
- 意外性(逆の発想)を使う
- 内容をぼかす(あれ、それ、これ)
- 即効性・簡便性をアピール
- 読者へ呼びかける
それぞれの法則について、具体例を挙げながら解説していきます。
「具体的な数字」を入れる
記事に書かれている内容が「具体的」に分かりそうなタイトルだと、読者はクリックしやすくなります。
具体的に表現する方法の1つとして、記事のタイトルに「数字」を入れましょう。
- ブログの書き方が上手くなるコツ
- 収入がアップした副業のやり方
- 失敗しない結婚生活が送れる方法
こういったタイトルだと、クリックするにはもう一押し足りない感じです。
そこで、このタイトルに具体的な数字を入れてみましょう。
- ブログの書き方が上手くなる「7つ」のコツ
- 収入が「200%」アップした副業のやり方
- 失敗しない結婚生活が送れる「5か条」
こんな感じで数字を入れるだけでも、記事の内容をより具体的に伝えることができます。
そうすると、読者は内容をイメージしやすいので、タイトルをクリックしやすくなるというわけです。
「疑問形」にする
タイトルに「疑問形」を使うことも、クリック率を上げるコツの1つです。
人間の心理としては「気になることは解決しておきたい」となるので、読者としてはモヤモヤ感を無くしたいがために記事を読もうとしてくれます。
- 食べても太らない女性には秘密があった
- 会社をクビになって幸せを感じたワケ
- ブログで飯が食えるようになった理由
このタイトルだと、よほど興味がなければクリックしてくれなさそうです。
疑問形を取り入れたタイトルにすると、以下のような感じに。
- 食べても太らない女性にあった秘密とは?
- 会社をクビになったのに幸せを感じたワケって?
- なぜブログで飯が食えるようになったのか?
こういったタイトルにすると、ちょっと興味がある人も「思わずクリック」してくれます。
というのも、タイトルに疑問形を入れることで、その先が気になって読みたくなる気持ちが強くなるからです。
「始め方・方法」などを使う
初心者向けの記事を書いたときに有効なのが、タイトルに「始め方」とか「方法」という言葉を入れることです。
こういう「初心者が検索する」ワードを使うことで、クリックされやすくなります。
- これが正解!YouTubeの正しい始め方
- 家でもパラパラのチャーハンを作る方法
- 誰でもできるブログタイトルの付け方
「●●の始め方」「●●の方法」「●●のやり方」という言葉は、とくに初心者がよく検索するときに使うキーワード。
ノウハウとかテクニックなどの記事を書いたときは、積極的に取り入れていきましょう。
「経験・体験談」を入れる
自分の「経験したこと」や「体験したこと」をタイトルに入れることで、読者はその記事に対して信頼感を覚えます。
もちろん、記事に対する「信用」とか「信頼」が高まるほど、クリックされやすくなるんです。
- 三半規管が弱いわたしでも「船酔い」から身を守れた秘訣
- 学年最下位でも東大に合格できた「わたしの勉強法」
- 一晩中「蚊」に悩まされたときの心境がマジ笑えた(嫁談)
こうやって「体験・経験」したことを入れると、読者との距離感が近くなるというメリットもあります(身近に感じてくれる)。
オリジナル性がある記事は、やっぱり色々な意味で「強力」です。
「解決策」をズバッと言う
書いた記事の中でも一番の「核心」になる部分を、あえてタイトルに入れることもありです。
どんなことが書いてあるのかタイトルを見たら「一目瞭然」なんで、それが気になる読者は躊躇なくクリックしてくれます。
- 結婚したいなら合コンよりも良い方法があります
- 産後の腰痛には色々な原因が絡んでいます
- ブログで稼ぐには記事をたくさん書きましょう
こんなタイトルだと、思わず「ふ〜ん」って言いながら無視されるでしょうね。
ズバッと言い切ることも、ときには必要です。
- 結婚したいなら合コンよりも「婚活アプリ」に登録しよう
- 産後の腰痛は「骨盤のゆがみ」が原因です
- ブログで稼ぐには「最低100記事」が必要になります
こうやって、タイトルの中であえて「結論」とか「結果」を伝えることで、本当に読んでみたいと思ってくれている読者を「絞り込む」ことができます。
そういう読者っていうのは「記事を熟読してくれる」可能性が高いので、ブログやWebサイトの滞在時間も伸びていくんです(SEO的にも有利)。
「権威性」を伝える
人の心理として「権威があるもの(権威を感じるもの)」には、従いやすい傾向があるんです(権威性の法則)。
病院に行くと「医師」の言うことには、素直に耳を傾けちゃいますよね。
ただ、この権威性というのは、肩書きだけじゃなくて「自分なりの実績」でも大丈夫(「月20万pv」もある種の権威性)。
- ブログの書き方が上手くなる「7つ」のコツ(数字)
- 家でもパラパラのチャーハンを作る方法(方法)
- 産後の腰痛は「骨盤のゆがみ」が原因です(結論)
ここまで紹介してきたテクニックを利用して、上記のようなタイトルを付けてみました。
これだけでも十分良いタイトルなんですが、これに「権威性」を加えてみましょう。
- Webライターだけが知るブログの書き方が上手くなる「7つ」のコツ(権威+数字)
- 三ツ星シェフ直伝!家でもパラパラのチャーハンを作る方法(権威+方法)
- 整形外科医が断言!産後の腰痛は「骨盤のゆがみ」が原因です(権威+結論)
どうでしょうか、さらにクリックしたくなるタイトルになったと思います。
「肩書き」とか「実績」など、読者に対して権威を感じさせられるものがあれば、それをタイトルに含めていきましょう。
ちなみに、希少価値があるほど権威性は高まります。
「意外性(逆の発想)」を使う
タイトルに「意外性」を持たせることでも、読者にクリックされる確率は高まります。
たとえば「逆の発想」を取り入れることで、意外性があるタイトルを簡単に付けられるんです。
- 1日7食べてもまったく太らない!その女性には秘密があった?(意外性+疑問形)
- 学校で最下位のバカでも東大に合格できた!わたしの勉強法(意外性+経験)
- 小学生でもできるプロ顔負けのブログタイトルのつけ方(意外性+初心者)
もちろん、この場合は「ギャップ」が大きければ大きいほど、読者は興味を持ってくれます。
たとえば、上記のタイトルの最初の部分が、以下の感じだったらどうでしょう。
- 1日3食
- クラス最下位
- 高校生でもできる
それほど意外性を感じないと思います。
タイトルに「逆の発想」を取り入れるなら、できるだけ大きなギャップを作るよう意識するといいです。
「内容」をぼかす(あれ、それ、これ)
解決策をズバッと伝えるのとは真逆の発想で、記事の内容をぼかすことで「気にさせる」というパターンです。
このテクニックも活用できれば、読者のクリック率をさらに上げることができます。
ただ注意点が1つあって、ぼかしのテクニックだけを使わないようにしましょう。
- 収入アップしたのはアレを始めたから
- 会社をアレになったとき恐怖を感じた理由
- 一晩中「コレ」に悩まされた心境
これだとタイトルが「ぼやけ過ぎ」てて、どんな記事なのかイメージしにくいです。
別のテクニックと掛け合わせながら、ぼかしの言葉を使いましょう。
- 収入が「200%」アップしたのはソレを始めたから(ぼかす+数字)
- 会社をアレになったとき、恐怖と驚きをなぜ感じたのか?(ぼかす+疑問形)
- 一晩中「コレ」に悩まされたときの心境がマジ笑えた(嫁談)(ぼかす+経験)
具体性を持たせつつ「肝心なところだけぼかす」タイトルだと、ついついクリックしたくなるはずです。
このように、別の型を使いつつ「ぼかし」を入れることで、読者の興味はどんどん深くなっていきます。
「即効性・簡便性」をアピール
Webサイトやブログの記事を検索する人たちは、基本的に「悩みの解決」を目的にしています。
そして、できれば「楽に悩みを解決したい」という気持ちなので、そういった心理状態を利用する方法です。
「すぐに」とか「簡単に」とか「便利な」というワードを入れるだけでも、クリックされる確率は高くなります。
- 今すぐ結婚できる!合コンよりも「婚活アプリ」に登録しよう(即効性+解決策)
- これが正解!30分でできるYouTubeの正しい始め方(簡便性+初心者)
- 三半規管が弱いわたしでも一瞬で「船酔い」から身を守れた秘訣(即効性+経験)
ちょっとしたテクニックなんですが、これを入れるだけで読者の気持ちを動かすことができます。
大げさにアピールすると逆に怪しまれますが、この「即効性」とか「簡便性」を連想させる言葉を使えば、クリック率を高めることが可能です。
読者へ「呼びかける」
読者へ「呼びかける」ようなタイトルにすると、相手との心理的な距離感を縮めることができ、クリックされやすくなります。
このテクニックを使うときは、想定している読者をある程度「絞り込んで」使うと効果的です。
- マリッジブルーなあなたへ!失敗しない結婚生活が送れる「5か条」(呼びかけ+数字)
- なぜわたしが、ブログで飯を食えるようになったか知りたいですか?(呼びかけ+疑問形)
- ここだけの話、あなたがブログで稼ぐには「最低100記事」が必要です(呼びかけ+解決策)
このように、想定している読者を限定して呼びかけたり、あとは「あなた」という言葉を付けたり、相手に問い掛けている感じを意識しましょう。
「あっ、わたしのことかも!」って読者が思ってくれたら、必ずクリックされますから。
ブログの記事タイトルが、なぜ重要なのか?
Webサイトやブログというものは、始めてからすぐに結果が出るものではありません。
成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります。
このように成果が出るまでに一定の時間がかかるものなので、その時間を短縮するためにも記事のタイトルは重要なポイントです。
というのも、クリックされて記事が読まれるほど「Googleからの評価」が高くなって、アクセスがどんどん増えていくから。
- 基本の型を徹底的にマスターする(100記事が目安)
- 100記事ほど書いていると3か月~1年が経過する
- クリックされる記事も増え、検索上位に表示される
- 応用の型を使いながらライバル記事と差別化をする
- クリック率がどんどん高くなり検索1~3位になる
ブログの初心者は、このようなイメージを持ちながらブログ運営していくと良いでしょう。
そうすれば、タイトルの付け方もマスターしながらアクセスも右肩上がりになっていきます。
- クリックされない → クリックされる
- クリック率が低い → クリック率が高くなる
記事の中身はもちろん大事ですが、クリックされるタイトルを付けるのもブログで成果を出す秘訣です。
いくら良い記事を書いても、クリックされなければ意味ないですから。
ブログ記事のタイトル付けで注意すべき3つの点
ブログやWebサイトの記事タイトルを付けるときは、以下の3点に注意しましょう。
- 読者の気持ちを理解
- キーワードを入れる
- 32文字以内で伝える
テクニック論に走らず、その記事を読んでくれる「読者の気持ち」を理解することが最優先です。
- どういう気持ちで検索してるのか?
- このワードで検索した理由はなにか?
- 何を知りたくて記事を探しているのか?
こういった読者の心理を踏まえた上で、キーワードを入れるとか、文字数を少なくするとか、今回紹介したテクニックを使うといったことをしてください。
キーワードの位置とか文字数にこだわりすぎると「ありきたりなタイトル」になってしまうので、小手先のテクニックはほどほどにしておきましょう。
最後になりますが、ブログで成功するための流れを『ブログの始め方と賢い運用方法』でまとめて解説しているので、よければ参考にしてください。