- Webライター未経験者は、まず「サグーライティング」で稼ぐ経験をしてみましょう。
- ライターの実績作りのためには「クラウドソーシング」を有効活用すると良いです。
- ライティングスキルやライター実績をアピールすれば、仕事の受注率がアップします。
今回のテーマは『未経験Webライターが稼げるまでの過程』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
Webライターという仕事に興味を持っている人にとっては「未経験者でも稼げるのか」という点は、とても気になるポイントでしょう。
結論から言うと、一気に大きく稼ぐことは難しいです。しかし、今回紹介する戦略に沿って活動すれば、平均的なライター収入(年収450万円/時給1,700円)を超えることは可能です。
【出典】求人ボックス 給料ナビ
わたし自身、紆余曲折を経ながらライターとして安定収入を得られるようになりました。
- Webライター歴:約6年(2017.4〜)
- 主な活動:SEOライティング、記事構成・修正、ブログ運営、など
- 執筆経験:BtoB企業サイト、BtoCメディア、接骨院、人材派遣、ソフトウェア、など
- 執筆本数:1,000記事以上
- YouTube:ライター・フリーランス情報など配信中
これまでの経験を踏まえると、未経験Webライターが稼げるようになるには、以下の3つの戦略が有効です。
- サグーライティングで稼ぐ経験をする
- クラウドソーシングを活用して実績作り
- スキルや実績をアピールして受注率アップ
ということで今回は、これら3つの戦略について詳しく解説していきます。これからWebライターを目指す人、Webライターとして稼げていない人は、ぜひ参考にしてください。
こちらの動画ではポイントを詳しく解説しているので、ぜひ併せてご覧ください(コメント・質問などお待ちしてます)。
Webライター未経験者は「サグーライティング」で経験値アップ(ステップ①)
インターネット上で発信する文章・記事を書いた経験がない人は、Webライターが「どうやって稼ぐのか」ということを、理解できないかもしれません。
また、個人利用や趣味で「ブログ」や「note」を書くことと、Webライターを仕事にすることは、根本的に大きな違いがあります。それは「仕事の発注者」を相手にするということです。
Webライティングを仕事にして収入を得たいなら、次のことを覚えておきましょう。
- 発注者(クライアント)の意向を理解する
- 読者のニーズ、購買意欲を理解する
- 思いつき、想像で記事を書かない
- ファクトチェックを怠らない
- 誤字脱字は厳禁
- 期限がある(納期)
Webライターで収入を得ていくには、発注者の指示、取引先メディアのルール、といったものは絶対に厳守してください。その上で、ターゲット読者の理解も必要です。
まずは、指示やルールを守りつつ記事を書くという経験をしてみましょう。
Webライター未経験者がこういった経験をするには「サグーライティング」というサイトがおすすめです。このサグーライティングのメリットとして、以下のことが挙げられます。
- 無料で利用できる
- 報酬をもらえる
- ブラウザ上で書くだけ
- 指示やルールが明確である
- プロによるアドバイスもあり
- テストに合格すると高い仕事もできる etc
サグーライティングで最も大きなメリットが、ブラウザ上のフォームに沿って文章を書くだけという点。インターネット環境さえあれば、今すぐ始められます(気軽に始められる)。
サグーライティングのタスクに挑戦!
サグーライティングに登録すると、以下のようにタスク一覧が表示されます(タスクが無いときは表示されない)。このタスクは早いもの勝ちなので、こまめにチェックしておきましょう。
あとは、募集中のタスクから書きたいテーマを選んで、ライティングをするだけです。
以下のように入力フォームが表示されるので、指示やルールに従って執筆をしていきましょう。タスクには「制限時間」が設けられているので注意してください。
それぞれのタスクには、使用するキーワード、文末の表現方法など、執筆のルールが指定されているので、タスクに着手する前にしっかり確認しておきましょう。
タスク完了後は編集者によりチェックされ、問題がなければポイントが付与されます(1ポイント=1円)。
また、審査に通過できなかったときに「編集者からアドバイス」をもらえるケースもあり、スキルアップのためにも貴重な経験です。
こちらの動画でも「サグーライティング」について紹介をしているので、ぜひ併せてご覧ください(コメント・質問などお待ちしてます)。
サグーライティングで経験しながら独学もしよう!
サグーライティングで、ルールを守る、納期を守る、といった経験をしながらライティングをしつつ、積極的にライティングの勉強をしていきましょう。
ライティングの知識やノウハウを覚えていかないと、Webライターとして書く文章や表現に幅が出ないからです。インプットとアウトプットを繰り返すことが大切!
この段階での勉強方法については、以下がおすすめです。
- 分かりやすい書籍
- YouTubeなどの動画
- Webライターのサイト/SNS
未経験Webライターの学びは「書籍」や「動画」による独学が中心になりますが、できるだけ「分かりやすい内容」からインプットしていきましょう。
また、現役Webライターが情報発信をしているブログやSNSから、気になる情報を中心に集めていくのもお勧めです。
ライティングの勉強をしながらサグーライティングで「稼ぐ経験」ができたら、本格的にWebライターの仕事を始めていきます。
クラウドソーシングを活用して「Webライターの実績」を作る(ステップ②)
たとえ少額であっても「Webライティングで稼ぐ」という経験ができたら、ここからWebライターとして本格的にデビューです。
Webライター未経験者には「記事を書いた実績」がありませんので、まずは稼ぐよりも「実績作り」に重点を置いて活動しましょう。
この実績作りには、以下のような方法があります。
- クラウドソーシングで記事を書く
- 自身のブログやnoteで記事を書く
- 企業に直営業をして記事を書く etc
「クラウドワークス」や「ランサーズ」をはじめとしたクラウドソーシングでは、多数のWebライター案件が募集されています。自分の得意分野・書きたい分野を中心に、ライティング案件へ応募していきましょう。
このとき報酬額についてはあまり気にせず、積極的に応募していくことがポイントになります。たとえば、報酬額が「1円未満」のライティング案件だとライバルが少ないので、あえて低報酬案件を狙うのもありです。
そして、書いた記事のジャンル、記事の本数、などは実績としてアピール材料にもなるため、頻繁にプロフィールを見直しつつ内容を充実させていきましょう。
稼ぐことよりも「実績作り」や「経験値アップ」だと割り切る
アピールできる実績がほとんど無い状態だと、報酬単価の高い仕事をすることはほぼ不可能です。
Webライターとしての実績が少ない段階では、稼ぐことよりも「実績作り」とか「経験を積む」ことに注力していきましょう。
たとえ報酬が少なくても、自分の実績に必要だと判断したら即応募してください。Webライターの仕事受注に関して、以下の実績があると有利になります。
- Webライター歴
- ライティング本数
- SEO記事の執筆経験
- WordPressの使用経験
- 取材して記事が書ける
- 執筆記事の検索順位(検索1位の本数)
- 得意なジャンル・保有資格 etc
これらについてはクライアントから「よく聞かれる事項」ですから、できることが増えたら、その都度、追加していってください。
実績作りや経験を積んでいく段階では、まとまった収入を得ていくことは難しいです。そのため、副業Webライターとして「月収3万円」を目標に活動していきましょう。
また、書いた記事を「ポートフォリオ」として提示することも、仕事を取るための重要なポイントになります。
ポートフォリオを作って受注率をアップさせる
クラウドソーシングでライティング案件を探していると、募集要項で「ポートフォリオ」という言葉を見かけることもあるでしょう。
このポートフォリオというのは「過去に自分が書いた記事」もしくは「書いた記事集」のことです。
ただし、クラウドソーシングで受注する案件では、記事の「著作権」を依頼者側に譲渡することがほとんどですから、勝手にポートフォリオとして提示することができません。
ポートフォリオとして提示できる記事としては、以下のものがあります。
- 自分のブログやサイトで書いた記事
- 記名記事(ライター名が載っている記事)
- 依頼者からあらかじめ許可を得ている記事
また、複数の記事が提示できる場合、WordPressで作成したサイトやブログ、もしくは「note」を使ってまとめておくこともあります。
1つのページにまとめるときは、以下の項目も載せておきましょう。
- 名前あるいはビジネスネーム
- 顔写真(できれば)
- 連絡先(電話やメールなど)
- 自分の発信媒体(SNS/ブログなど)
- スキルや資格(仕事に必要なものだけ)
- 過去の実績や経歴(より具体的だとベスト)
- 自分が作った作品や携わった仕事(注力した点やエピソードも)etc
ポートフォリオとしての記事をいくつか持っておけば、仕事の受注率がアップします。それくらい、実際に書いた記事というのは「説得力がある」ということです。
また、ポートフォリオとして提示できる記事が無いうちは、自分自身のブログやサイト内で記事を書き、それをポートフォリオにしましょう。
こちらの動画でも「ポートフォリオの作り方や注意点」を解説をしているので、ぜひ併せてご覧ください(コメント・質問などお待ちしてます)。
自分でブログやサイトを運用していること自体、Webライターにとってはアピールポイントになります。情報発信という点でも、Webライターの活動においてブログ/サイトは大切なツールです。
Webライター未経験または初心者は、ぜひ「ブログ」を書きましょう。ライター案件に応募するとき「実績」として自分のブログも活用してください。ブログを使えば「高単価の案件」も扱えてWebライターの収入もアップします。
スキルや実績をアピールして仕事を受注していく(ステップ③)
クラウドソーシングで仕事が受注できるようになり、実績や経験値が増えてきたら、ここからは「収入アップを意識」した戦略に切り替えていきましょう。
この段階からは、いかにして「収入を増やすか」と「収入を安定させるか」に注力してください。具体的には、以下の方法が挙げられます。
- クラウドソーシングの高単価案件に応募(1円もしくは2円以上)
- 直接営業をして契約を取る(企業サイト/メディア/Web制作会社など)
- エージェントサービスを利用して企業と契約する
- SNS、YouTube、ブログ/サイトでの発信(情報発信の強化)
実績作りを優先する時期ではないので、クラウドソーシングでも「高単価の案件」に応募していきましょう。目安としては、文字単価が「1〜2円以上」の案件です。
あるいは、企業やメディアサイトへ直接営業をする方法もあります。スキルや実績、ポートフォリオ、プロフィール、といった内容を充実させてから営業をしてください。
エージェントサービスに登録する
エージェントサービスとは、企業との間に入って「営業から契約までの業務」を代行してくれるサービスです。クラウドソーシングよりも高い報酬の仕事が、たくさん募集されています。
また、エージェントサービスから紹介される案件には「時給報酬」や「月額報酬」といった継続前提の条件もあり、収入の安定化にも繋がるでしょう。
以下のサービスには、時給契約できるWebライター案件が、随時募集されています。登録だけでも済ませておきましょう。
これらのサイトに登録しておけば、こちらからライター案件に応募できますし、エージェントからスカウト案内が来ることもあります。
また、契約書や報酬の受け取りなどはエージェントが代行してくれるため、面倒な事務作業からも解放されてとても便利です。
プロフィール、実績、ポートフォリオなどが充実していけば、それほど困らずに契約を取れるでしょう。
情報発信を強化して受注率アップを目指す
継続案件を受注できるようになると、これまでのように新規営業をする必要がなくなります。その結果、時間的に余裕が生まれるでしょう。
これまで営業活動に使っていた時間を利用して、さらに「情報発信」を強化してください。そうすることで、さらに仕事の受注率をアップすることができます。
Webライターの情報発信には、以下の手段がおすすめです。
- ブログ/サイト
- SNS
- YouTube
これらの中でも一番のおすすめは「ブログ/サイト」で、ぜひWordPressでブログを作りましょう。自分自身でブログ/サイト運営をすることで、Webライターにとってのメリットがいくつも生まれます。
たとえば、以下のようなことです。
- 書いた記事をポートフォリオに使える
- WordPressで記事が書けるようになる
- SEOについての知見や経験が得られる
- アフィリエイトや広告による不労所得 etc
自分が運営するブログやサイトで書いた記事は、そのままポートフォリオとしても使えます。
また、ライター案件の中には「WordPressへの入稿」や「SEOの知見・経験」が求められるケースがあり、WordPressでブログやサイトを運営していればアピール材料になるでしょう。
ブログやサイトで書いている内容によっては、アフィリエイトや広告といった副収入に繋げていくことも可能です。
収入が安定してきたら「プロに学んで」一気にレベルアップも!
高単価の案件、継続案件などで、ライター収入が安定してきたら、さらにレベルアップするために「プロに学ぶ」環境に身を置くことも検討しましょう。
現役のプロライターに学ぶには、以下の方法があります。
- 月額制コミュニティ
- オンライン型スクール
月額制のコミュニティは、金額的にも気軽に利用できます。コミュニティ主催者のコンテンツが定期的に配信されますが、ライター同士の繋がりを重視する人におすすめです。
一方、オンライン型ライティングスクールでは、ライティングに関する知識やノウハウをしっかりと学べ、さらに添削も受けられます。その結果、一気にスキルアップすることができます。
費用は安くありませんが、ライターの仕事を並行すれば3〜6ヶ月で十分にペイできるでしょう。
ライティング講座を選ぶときは「添削サービスの有無」を確認しましょう。リーズナブルな講座は、ライティングの基礎をサクッと勉強したい人におすすめ。「無料体験」や「資料請求」は、ぜひ活用してください。