- メルマガの開封率に大きく関与するのは「タイトル名」です。
- また「差出人名」や「冒頭文」も開封率に関係してきます。
- 開封率が上がらないようなら「内容がズレて」いるのかもしれません。
今回のテーマは『メルマガの開封率を上げる5つのコツ』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
メルマガを配信してるけど「どうも読者の反応が悪い」って感じたら、それはメールの「開封率を上げる」余地があるかもしれません。
わたしもメルマガを配信するときには、やはり開封率とかクリック率はとても気にしています。
- 登録者:約1,000人
- 開封率:平均50〜60%
- 運用歴:約4年(2018.2〜)
- 配信スタンド:マイスピー
ちょっと恥ずかしい話なんですが、わたしがメルマガを始めたときメールの開封率は「10%にも満たなかった」という黒歴史が。
これはもう、ほとんど読まれていないのと一緒。
でも、そこから試行錯誤した結果、いまでは「40〜60%以上の開封率」をキープしています。
新しく始めたメルマガでも、クリック率はこんな感じです。
色々と試してきた中で、とくに大切だと感じているのが以下の5つ。
- メールの件名
- 差出人
- 序文
- 配信頻度
- メールの内容
ちなみに、こちらのマイスピー(MyASP)の使用感をレビュー!機能や口コミについてでも紹介しているように、メルマガの開封率を測定しやすい配信スタンドだととても便利です。
わたしは「マイスピー(MyASP)」という配信スタンドを長年使っていて、メルマガの開封率やクリック率の測定などがワンクリックで設定ができるので重宝しています。
ということで今回は、これら5つの「メルマガ開封率を上げるコツ」について、実践内容を踏まえながらお伝えしていきます。
タイトル(件名)で読者を惹きつける(コツ①)
メルマガの開封率を上げるため、一番意識してもらいたいのが「件名(タイトル)」です。これで9割以上が決まるといっても、決して過言ではありません。
ちなみに以下のような、メルマガ読者は「タイトル」に魅力を感じなければメールをクリックしないという調査データもあります。
メールボックスに届いた色々なメールの中から、自分が配信したメルマガを読んでもらうには「クリックしたくなるタイトル」をつけるしかありません。
わたしがメルマガを配信するときは、以下のポイントを押さえてタイトルを決めています。
- 読者目線のタイトル
- メリットが感じられる
- 最新の情報だとわかる
- 数字を入れリアル感を出す
では、これら4つのコツについて、もう少し詳しく説明してきます。
「読者目線」でタイトルを考える
たとえば、以下のタイトルでメールが来たら、どういう印象を持ちますか。クリックしたくなりますか。
件名:メルマガで収益化するために大事なこと
メルマガ登録した直後なら興味をもつかもしれません、ただ、久しぶりに来たメルマガのタイトルがこれだと、読むの面倒だなあってスルーされる可能性が高いです。それくらい印象が薄いタイトル。
でもこれを、メルマガの「読者目線」に変換してみると、ちょっと印象が変わります。
メルマガで「収益化」できた!一番大切だったのはコレ
こんな感じで、自分が読者になった気持ちでタイトルを考えてみてください。配信者の押し付け感がなくなったと思いませんか。
どうしてもメルマガ配信者って、上から目線になりがち。しっかり読者に合わせた目線にすれば、クリックされるようなタイトルがつけられます。
メリットやお得感を出す
読者にとって何かしらのメリット、お得感というものを直接タイトルに入れてしまう。これも1つの方法です。
たとえば、以下のようなフレーズを入れるのもあり。
- プレゼントあり
- 豪華特典あり
- 〇〇%オフ
- △△割引 etc
こういった言葉が入っていると、読者は興味をもってくれやすいので開封率は上がります。ただプレゼントや特典欲しさだけでクリックする人もいるので、あまり多用しないほうが得策。
この他にも、プレミアム感をもってもらえるフレーズを入れるのもあり。たとえば以下のもの。
- 読者限定
- 読者優先
- 読者割引
さらに、次のような「読者がメリットを感じやすい言葉」を入れることで、メールの開封率を上げることができます。
- 稼げる
- ほったらかし
- 実証済み
- 簡単
- 安心
つまり、読者がパッと見た瞬間に「メリットがある!」そう感じるようなキーワードを使えば、開封率は高くなる傾向があります。
最新の情報だと思ってもらう
このメールは「最新の情報だよ」っていうこと示してあげれば、読者はメルマガを開封したくなる気持ちになります。
誰だって、古い情報より「最新の情報」が欲しいですからね!
- 初披露!
- 速報!
- 緊急!
こういった言葉は、いかにも新しいって思ってもらえるので、メールの開封率も上がります。
あとは、トレンドな話題をタイトルに盛り込むのも有効な手段です。最新の気になる話題には、誰だって興味を示しますから(時事ネタは王道です)。
数字を入れてリアル感を出す
タイトルの中に「数字」を入れることも、クリック率を上げるのにとても有効な手段です。数字を書くだけで、リアルさがグンと出るから。
たとえば、以下のタイトルだとどう感じますか。リアルさを感じますか。
メルマガで収益化できるコツ
いかにも、初心者が書きがちなタイトル。これだと全然リアルさを感じませんよね。
じゃあこのタイトルに、具体的な数字を入れてみましょう。
メルマガで月100万を稼げた「3つ」のコツ
こう変えるだけでも、メールの開封率はグッと上がるはずです。こうやって、数字を入れてリアリティーを出す方法は、ライティングでは基本中の基本。
また、クリックされるようなタイトルや文章を書くとき、わたし自身も参考にしている書籍をこの記事の最後に載せておきます。よければ参考にしてください。
差出人の名前に気を配る(コツ②)
メルマガでは、少しでも「胡散臭さ」を出したら、ほぼ100%開封されないと思ってください(変なサイトに飛ばされたら嫌ですからね)。
じつは、メルマガに登録して時間が経てば経つほど、読者はメルマガに登録したことを忘れていきます。そんなとき、差出人の名前が「怪しげなサイト名」とかだったり、知らない会社や店舗名だったりしたら。
ひょっとして「売り込まれるんじゃないか?」と思ってメールの開封をためらいますよね。だから以下のように、実名やペンネームなどを使うのも方法としてあり。
個人でメルマガを運営するなら、自分の名前とかペンネームをそのまま差出人名にするのがベストだと思います。
そのかわり、メルマガ以外の媒体でも同じ名前を名乗っておきましょう。名前がバラバラだと余計に怪しまれるので。
冒頭部分で興味を引く(コツ③)
メールの受信ボックスを見てみると、以下のことが表示されていると思います。
- 差出人
- 件名(タイトル)
- 冒頭の内容
たとえば、スマホで「Gmailの受信ボックス」を開くと、このように表示されます。
ここで注目してもらいたいのは赤線で囲んだ部分、つまり「冒頭文」が表示されることです。メルマガ冒頭の1~2行(10~15文字)はとても大切な部分ですから、冒頭のあいさつで使ってしまうのはもったいないです。
なので、受信ボックスを見たとき「続きを読んでみたい」と思ってもらえるような冒頭文を意識してください。
そして、メルマガを書くときは、以下のことに注意。
- タイトルと連動した冒頭文
- あいさつは冒頭文のあと
とくにスマホの場合は、この冒頭部分も「読みやすいよう表示」されているので、有効的に使っていきましょう。
メルマガの配信頻度を見極める(コツ④)
メルマガを配信する頻度によっても、メールの開封率は変わっていきます。基本的には、以下のような傾向があります。
- 高頻度:解除率が上がる
- 低頻度:開封率が下がる
毎日のようにメルマガを配信していると、やっぱり読者もうざく感じて「メルマガを解除される」か「迷惑メールボックス行き」になってしまいます。
かといって「3ヶ月に一回」とか「半年に一回」しか配信していないと、読者に忘れられてしまい「メールが開封されない・読まれない」ということに。
ちなみに、以下のようなデータがあります(月1〜2回の配信ペースだと開封率が高い)。
【配信頻度と開封率】
できれば「月に1〜2回」メルマガを配信して、メールの開封率やメルマガ解除率をチェックしながら調整していきましょう。わたしの場合は、以下の目安で配信しています。
- 毎日配信:積極的な価値提供や商品販売(ステップメールなど)
- 週1配信:読者との関係性を構築する(開封率やクリック率を上げる)
- 月1配信:読者との関係性を継続する(忘れられないように)
ポイントは「読者との距離感」を見極めながら、メルマガの配信頻度を決めていくことです。
メルマガの目的に応じた適切な頻度については『メルマガの配信頻度「ベストは月1回」以上』で詳しく解説しています。よければ参考にしてください。
次も読みたいと思わせる(コツ⑤)
メルマガの開封率を上げるために、忘れてはいけないのが「メルマガの内容」です。つまり、次のメルマガも読みたいと、読者に思わせられるかどうか。
読者が満足してくれる内容のメルマガを配信していれば、開封率は上がります。しかも、自分のブランドが確立できていれば「差出人名を見ただけ」で、メールをクリックしてくれる状態に。
そのために、以下のことを意識してメルマガを書きましょう。
- 結論から書く
- 文字数が多くならない
- メルマガの目的を決める
- 経験談や実績を入れていく
- 余白や改行を使って読みやすく
- 押し売りはとにかく厳禁
これらについて『読まれるメルマガが書ける6つのコツ』で詳しく解説しています。ぜひこちらも併せてご覧ください。
また、読者はどんなことを知りたいのか、何を求めているのか、これらを常に考えながらメルマガを書くといいです。こうやって、読者に共感してもらえるメルマガを書けば「読者との距離感」を縮めることができます。
開封率が下がってきたら内容がズレているのかも
タイトルをしっかり考えていても開封率が上がらない、それどころか下がってきた。こういうときは「メルマガの内容がズレている」と想像できます。
そういうときは、あらためて読者はなぜ「あなたのメルマガに登録してくれたのか?」を考え直してみましょう。また、メルマガの内容がズレてきてないかチェックするには、以下の方法がおすすめ。
- 開封率を測定する
- クリック率を測定する
- アンケートを取ってみる
メルマガを定期的に配信しながら、このようなデータをチェックしましょう。メルマガ配信スタンドを使っていれば、開封率やクリック率を測定できる機能が備わっているはずですから。
また、メルマガの書き方とか開封率アップを含めた運用方法について『メルマガの始め方と正しい運用方法』でステップごとに解説しています。ぜひこちらも併せてご覧ください。