- 最低でも「月1〜2回」はメルマガを配信して、読者に関わり続けましょう。
- 配信回数(頻度)からみた「メリット」と「デメリット」を覚えておくといいです。
- メルマガ配信で一番重要なのは「読者のニーズ」を満たすことです。
今回のテーマは『利益に繋がるメルマガの配信頻度』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
メルマガの運営をしていると、やっぱり悩むのが「メルマガを配信する頻度」ではないでしょうか。
わたしもメルマガを始めてから3年以上になりますが、いまだに試行錯誤しながらメルマガを配信しています。
- 登録者:約1,000人
- 開封率:平均50〜60%
- 運用歴:約4年(2018.2〜)
メルマガの配信頻度とか配信回数って、メルマガ配信者にとっては永遠の悩みだと思うんですよね。
わたしもこれまでに、いろいろな頻度を試しながらメルマガ配信をしてきました。
- 毎日配信
- 週2回の配信
- 週1回の配信
- 月1回の配信
- 半年1回の配信
こんな感じで実験的にメルマガを配信していたら、いくつか気づいた点が出てきたんです。
- 配信頻度によりメリットとデメリットがある
- メルマガ読者のニーズにより配信頻度は変わる
やっぱりメルマガそれぞれに「ベストな配信頻度がある」ので、それを見つけることがポイント。
ということで今回は、理想的なメルマガの「配信頻度」や「配信回数」について解説していきます。
また、メルマガの成果を上げていく運用のやり方を『メルマガの始め方と運用方法』で解説しているので、ぜひ併せて参考にしてください。
メルマガは「月1回以上」配信しよう!
まず結論からお伝えすると、最低でも「月1〜2回」はメルマガを配信しましょう。
あくまでもこれは最低ラインで、メルマガの目的や内容によってもっと配信頻度を高くしてもOKです。
ちなみに、オーストラリアの配信スタンド「SmartrMail」によると、利用者の「90%以上」が月に1通以上のメルマガを配信しています。
【メルマガの配信頻度】
上記のデータを見ると、やはり「月1〜2通」が最も多い結果になっています。
わたしの経験でも、メルマガを送り過ぎても、送らなさ過ぎても、あまり良い結果は得られなかったです。
- 毎日のように配信すると「解除率」が高くなる
- 半年に1回しか配信しないと「開封率」が下がる
また、先ほどの「SmartrMail」のデータによると、配信頻度が週1〜2回だと「開封率」と「クリック率」が高くなるという調査結果でした。
【配信頻度と開封率】
【配信頻度とクリック率】
こういったデータを参考に「週1ペース」を軸にしながら、メルマガの目的によって配信頻度を変えていきましょう。
- 毎日配信:積極的な価値提供や商品販売(ステップメールなど)
- 週1配信:読者との関係性を構築する(開封率やクリック率を上げる)
- 月1配信:読者との関係性を継続する(忘れられないように)
メルマガ登録直後だとか、新商品や新サービスの発売プロモーションだとか、積極的にメルマガ読者と関わりたいときは「毎日配信」するといいです。
また、メルマガの開封率やクリック率を上げていきたいときは「週1通ペース」で配信をしていき、積極的なセールスは行わず読者への価値提供を心掛けましょう。
あまりメルマガを配信できなくても、読者との関係性を保つために最低でも「月1通ペース」で配信してください。
配信頻度から考える「メリット」「デメリット」
適切なメルマガの配信回数を考えるとき、配信頻度ごとの「メリット」や「デメリット」を理解しておくことが大切です。
デメリットが多くなってしまうと、登録を解除されたり、迷惑メールボックスに入れられたり、メルマガ配信者にとってはマイナス面が大きくなってしまいます。
たとえば、以下のようなことが続くと、メルマガが「ウザいなあ」と感じたりしませんか?
- 毎日送られてくる(配信頻度が高い)
- 内容がつまらない(読むに値しない)
- 知りたい情報が送られてこない
- 毎回のようにセールスしてくる
それでは、配信頻度によってどんなメリットとデメリットがあるのか、ここから解説していきます。
メルマガを毎日配信する場合
メルマガの配信頻度が高いほど、読者へのアプローチ回数は増える一方で「メルマガを登録解除される」可能性も高くなります。
ですから、メルマガを毎日配信することは、いわば「諸刃の剣」とも言えるでしょう。
- 読者へアプローチできる回数が増える
- 読者の教育がしやすい
- 信頼関係を築きやすい
- 販売するチャンスが多い
- メルマガを解除されやすい
- 情報の内容が薄くなりやすい
読者がメルマガに興味を持ってくれている「登録直後」であれば、毎日メルマガを配信しても解除されることは少ないです。
たとえば、あらかじめステップメールの仕組みを作っておいて、メルマガ登録直後から毎日配信をして「商品を販売する」やり方もあります。
- メルマガに新規登録
- 数日間メルマガを自動配信
- 一気に信頼関係を高めていく
- 商品やサービスを販売する
他にも、新商品や新サービスを発売するとき、販売プロモーションの一環として一定期間「メルマガを毎日配信」するのもありです。
ただ、こういった配信をするとメルマガの「解除率」が高くなってしまいます。
ですから、プロモーションなどでメルマガを使いたいときは、普段のメルマガ配信でしっかりと価値提供をして「読者との信頼関係」を築いておきましょう。
- 普段から価値あるメルマガを配信する
- 読者との信頼関係を高めておく
- 新商品などの販売プロモーションをする
- メルマガ解除率も減らせて利益も上がる
メルマガでは価値提供とセールスの割合を「8:2」くらいにするのがベストで、メルマガ読者に共感してもらえるような内容を配信していれば、商品やサービスも売れやすくなります。
そういった意味でも、こちらの書籍はとても参考になります。
どういう文章の書き方をすればクリックしてもらえるのか、分かりやすく解説されていて必読書の1つです。
ステップメールにしろ、プロモーションにしろ、メルマガで商品やサービスを販売するときは「カード決済機能」があるメルマガ配信スタンドを使うと、とてもスムーズにセールスすることができます(分割払いなど)。
以下の2つの配信スタンドは、カード決済機能を含めて多機能にもかかわらず「リーズナブル」な料金設定だからおすすめです。
メール配信スタンド | 特徴 |
マイスピー(MyASP) | ★イチオシ!多機能で使いやすく、クレジットカード決済機能、LINE連携機能もあり。お試しプランあり |
メール商人 | おすすめ!30日の無料お試し期間あり(全機能の利用可)。全プランでメール配信は無制限。オンラインによる個別相談会あり |
※タップして横スクロールで全部見れます
これらの配信スタンドについて『メルマガ配信スタンドおすすめ7選+配信スタンドの選び方』で機能などを紹介しているので、よければ参考にしてください。
メルマガの配信が「月1回未満」の場合
メルマガの配信頻度が少ないと、やはりデメリットの方が目立つようになってしまいます。
冒頭でもお伝えしましたが、メルマガを運営するなら「最低でも月1回は配信」するようにしてください。
- 読者に忘れ去られる
- 信頼関係が構築できない
- メルマガを開封してもらえない
- 迷惑メールにされる恐れがある
- そもそもメールが届かなくなる
配信頻度が少ないメルマガ最大のデメリットは、やっぱり「読者に忘れられてしまう」ということ。
メルマガの存在を読者に忘れられてしまうと、もはやメルマガで利益を上げるのは不可能です。
ですから、月に1〜2回くらいはメルマガを配信して、読者に対して何らかの価値提供をしていきましょう。
配信目的や登録時期を考えてメルマガ配信頻度を決める
ここまでの内容を踏まえて、メルマガの配信頻度をどう決めればいいのか考えていきましょう。
まず、メルマガの「配信目的」は何ですか?
- 情報発信か?
- セールスか?
次に、メルマガの「登録時期」はいつですか?
- 登録されたばかり?
- 登録から時間が経っている?
こうやって「目的」や「時期」によって配信頻度を考えていくといいです。
いずれにしても、利益に繋がるメルマガというのは「配信頻度が多くなる」という傾向があります。
- メルマガ登録直後:配信頻度を多くして、価値提供やセールスをする
- 登録して時間が経つ:配信頻度を落としつつ、信頼関係を構築する(セールス時は頻度を上げて配信)
こういったことを踏まえて、わたしは以下のような目安で配信頻度を決めています。
- 利益を上げたい:短期間だけ毎日配信
- ブランディング:週1回の配信
- 繋がりを保つ:月1回の配信
目的に応じて配信頻度を変えていくと、メリハリがあって飽きられないメルマガになりますよ。
あとは、読者のニーズを満たしていきながら、利益率の高いメルマガに育てていきましょう。
ニーズを満たして利益に繋がるメルマガを作ろう
メルマガで利益を出していくためには、もちろん「読者のニーズ」を満たしていく必要があります。
この読者ニーズを満たすことこそ、メルマガ本来の目的でもあるからです。
もしも、メルマガで配信するネタに困ったら「読者に聞く」のがベスト。
たとえば、Googleフォームを使って「アンケート」をやってみるのもありです(Googleフォームはとても便利)。
あとは、お悩み相談とか質問募集とか、具体的なニーズを汲み取るのも効果的です。
こうやって色々な手段を使いながら、読者のニーズを満たせるようなメルマガを配信していきましょう。
最後になりますが、メルマガで成果を出していく流れを『メルマガの始め方と運用方法』でまとめて解説しているので、よければ参考にしてください。
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