- メルマガで収入を得る仕組みは「商品販売」と「有料配信」と「号外配信」の3つ。
- アフィリエイトはメルマガ初心者でも簡単に始められるマネタイズ方法。
- 購買意欲の高い読者(ファン)を集めることが、メルマガマネタイズのポイント。
今回のテーマは『メルマガでマネタイズする方法』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
これからメルマガを始めたい、メルマガで稼いでみたい、メルマガを配信しているが収入に繋がらない、こういった人はまず「メルマガで収入を得る仕組み」を知っておきましょう。
というのも、メルマガでマネタイズする方法はいくつかあって、それぞれ難易度も違います。自分に合った方法で始めれば、メルマガでも稼げますよ。
- 登録者:約1,000人
- 開封率:平均50〜60%
- 運用歴:約5年(2018.2〜)
- 配信スタンド:マイスピー
わたしの場合、かなり回り道をしてしまったので、メルマガで収入を得るまでに1年くらいかかりました。
そこで今回は、これまで試行錯誤してきた経験を踏まえつつ、メルマガでマネタイズする仕組みや、メルマガがマネタイズに向いている理由などを解説していきます。
こちらの動画ではポイントを詳しく解説しているので、ぜひ併せてご覧ください(高評価・チャンネル登録お願いします)。
メルマガで収入が得られる仕組み
メルマガで収入を得ていくには、大きく分けると以下の3つの方法があります。
- 商品やサービスを販売(難易度:易)
- 有料のメルマガを配信(難易度:中)
- 号外広告メルマガ配信(難易度:難)
すべての方法に共通するのが「まずは読者を集める」という点です。メルマガでは登録者が多ければ多いほど、マネタイズできる可能性が広がります。
それでは、これらメルマガで稼ぐ仕組みについて解説していきます。
メルマガで商品やサービスを売る(マネタイズの仕組み①)
メルマガのマネタイズで一番簡単な方法が、メルマガで「商品」や「サービス」を販売することです。
主に、以下の2つの手段があります。
- アフィリエイト
- 直接販売
まだ、売る商品やサービスをもっていない「メルマガマネタイズ初心者」には、誰でも簡単に始められるアフィリエイトがおすすめです。
メルマガでアフィリエイトをする
アフィリエイトを簡単に説明すると、企業が販売している商品を紹介して、その商品が購入されたら紹介料がもらえるというものです。商品を紹介するだけなので、気軽にチャレンジできます。
また「アフィリエイト=ブログ」というイメージが強いかもしれませんが、メルマガでもアフィリエイトをやってOK。ちなみに、Amazonの商品をアフィリエイトすることもできるんです。
そして、メルマガでアフィリエイトするときもASPに登録して、アフィリエイトする商品やサービスを探しましょう。
ちなみに、ASPとは「企業との仲介をしてくれる」サービスのことで、以下の大手ASPは取り扱っている商品が数千〜数万点にもなります。
この3つのASPとAmazonの商品を合わせれば、ほとんどのものがアフィリエイトできるとイメージしてもらってOK。商品を買ってくれそうな読者を集めつつ、メルマガで商品を紹介するだけです。
メルマガ内で紹介してもいいですし、あらかじめ商品のレビュー記事を作っておいて、その記事をメルマガで紹介しても構いません。
そして、メルマガでアフィリエイトをするときは、以下のことに注意してください。
- 売り込みをし過ぎない(読者は情報が欲しくて登録している)
- 読者が読みたい情報をメルマガに書く(ニーズの把握)
- 配信頻度に気をつける(メールの出し過ぎには注意)
まずは、稼ぎたいという色気を出さずに「読者が知りたい情報」を伝えることが大切です。
というのも、わざわざメルマガに登録してくれた読者というのは「あなたに興味がある」いわゆる濃い読者。焦らずじっくりと商品を勧めれば、高確率で買ってくれるでしょう。
また、メルマガのアフィリエイトは手順通りにやれば簡単なので、ぜひアフィリエイトにも挑戦してみてください。
商品やサービスをメルマガで販売する(自社商品の販売)
自分の商品やサービスをもっている、あるいは自社の商品やサービスを売りたいなら、ぜひメルマガも使って販売していきましょう。
すでにブログやWebサイトなどで「商品やサービス販売」をしているなら、メルマガでも販売促進していくと効果的です。
一般的に、ブログよりもメルマガのほうがコンバージョン率は高くなります。
また、商品やサービスを作ってみたいなら、以下の方法で自分の「スキルやノウハウの商品化」もおすすめ。コストもかからないし、在庫も発生しないのでコスパが良いです。
- デジタルコンテンツ(動画・PDFなど)
- コンサルティング
- オンラインセミナー
- 有料メルマガ
こういった商品とかサービスって意外と簡単に作れちゃうので、ぜひトライしてみてください。しかも、自分の商品やサービスなら「売り上げがすべて収益」になるので、アフィリエイトよりも稼げる額は大きくなります。
ただ、個人で商品やサービスを販売するとき、一番苦労するのが「決済システムの導入」です。
カード決済システムがある配信スタンドを使う
アフィリエイトではなく、自分の商品やサービスをメルマガで売るときは「オンライン決済システム」がないと売れません。いまどき、銀行振込みしてまで購入する人は珍しいです。
ただ個人だと、オンライン決済システムを導入するのが難しく、なかなか決済システム会社の審査を通過できません。
そこでわたしは、この難点を解決するために決済システム機能が付いている「マイスピー(MyASP)」というメルマガ配信スタンドを長年愛用しています。
- メルマガのリスト管理
- メルマガとステップメールの配信
- SMS/LINE連携配信機能
- オンライン決済システムの導入(クレジットカード、PayPal、PayPayなど)
- アフィリエイトセンターとしての機能
これらは「マイスピー (MyASP)」が備えている機能のほんの一部です。
つまり「販売から管理まですべてできる」配信スタンドなので、オンライン販売やメルマガ販売に向いています。
ちなみに、マイスピー(MyASP)のメリットや気になる点について『メルマガ配信スタンド「マイスピー(MyASP)」の感想と機能レビュー』でも詳しくレビューしているので、よければ参考にしてください。
有料のメルマガを配信する(マネタイズの仕組み②)
一般的に、メルマガは無料配信するケースがほとんどですが、これを「有料配信」にすることでマネタイズすることも可能です。
ただ、この有料メルマガという形で配信するには、よほどの影響力か、濃いファンがいないと成り立ちません。
これを解決するために、有料メルマガには「メルマガ以外の付加価値」をつけると効果的です。たとえば、以下のようなアイデアもありでしょう。
- 商品やサービスの特別割引
- チケットの先行予約や販売
- 限定グッズや商品の販売
- 限定セミナーやイベントの開催 etc
有料メルマガ登録者だけの「特別感」を味わってもらうことが大切で、メルマガでの情報以外にも「何か1つ特典」のようなものを付け加えましょう。
もちろん、有料メルマガに登録してくれた人たちは「購買意欲も高い」ですから、商品やサービスを売りやすいですし、アフィリエイトでも稼ぎやすいです。
先ほども紹介した「マイスピー(MyASP)」というメルマガ配信スタンドを使えば、有料メルマガの配信も簡単にできます。
号外広告のメルマガを配信する(マネタイズの仕組み③)
号外広告メルマガは「1通あたり〇〇円」という対価をもらって、自分のメルマガに広告を載せる方法です。
つまり、企業から依頼された商品広告をメルマガに載せたり、メルマガで商品自体の紹介したりします。
以下のように、それなりの読者数がいることや、精読率が高いことが必須条件です。
- 読者数が1万人以上
- 精読率が30%を超えている
- 定期的にメルマガを配信している
メルマガ配信者としての認知度があれば、企業から直接依頼があるかもしれません。
号外メルマガを配信できる旨を、自分から売り込むこともできますが、どれだけ効果が出せるかのアピールは必要です。
この号外広告メルマガでのマネタイズは、メルマガ上級者向けと言えるでしょう。
メルマガがマネタイズに向いている理由
ここからは、メルマガが「なぜマネタイズにも向いているのか」について、メルマガのメリットや調査データを使いながら解説していきます。
そもそもメルマガは、Webサイトやブログとは違い「Googleなどの検索エンジン」に左右されないので、比較的安定したマネタイズが可能です。
また、メルマガには以下のようなメリットがあります。
- SEOの影響を受けない
- リストが手に入る
- ブログと相性がいい
- コスパが良い
- こちらから情報を届けられる
- 距離感を縮められる
- 濃い情報を発信できる
- SNSやYouTubeからも登録者を増やせる
メルマガはオワコンだと言う意見もありますが、実はデータから見てもメルマガはまだ「有用な発信媒体」だということが分かります。
メルマガの受信率は「73.0%」
Benchmark Japanの調査データ「メールマガジン購読状況調査 2022年度版」によると、20〜60代の「73.0%」がメルマガを1通以上受け取っています。
年代別のメルマガ受信率は、以下のとおりです。
年代 | メルマガ受信率 |
20代 | 64.1% |
30代 | 68.1% |
40代 | 74.6% |
50代 | 78.6% |
60代 | 81.0% |
上記データからも分かるように、20代ですら「64.1%」の人がメルマガを読んでいるので、メルマガはまだまだ重要なマネタイズツールです。
メルマガマネタイズの基本は「ファン」を集めること
それでは最後に、メルマガマネタイズする上で「最も重要なこと」をお伝えします。
メルマガでのマネタイズが成功するかどうかは、いかにして「購買意欲が高い読者(ファン)」を集められるかにかかっています。
そのために、以下のことは特に意識しておきましょう。
- 読者数と売り上げは比例しない
- 購買意欲と売り上げは比例する
- 購買意欲がある読者を集める
- 読者ニーズを理解して商品を売る
- 繰り返し購入してもらう
ファンを集めるためには色々な媒体で情報発信することも大切で、そこからメルマガ登録への流れを作りましょう。
たとえば、以下のような流れは代表的なものです。
- ブログ → メルマガ
- SNS → メルマガ
- YouTube → メルマガ
さらに、メルマガ登録専用ページ(オプトインページ)を作っておくと登録率が上がるため、登録フォームだけでなくオプトインページも用意しておくのがベストです。
あとは、メルマガを配信しながら読者の購買意欲を高めたり、繰り返しアプローチしたり、よりマネタイズしやすいように環境を整えていきましょう。
この他にもあるメルマガで稼ぐためのポイントを押さえておけば、メルマガでマネタイズできる確率は高くなりますよ。