- ブログやメルマガを素早く書くには「リサーチ時間」を短縮することが大切です。
 - 記事を書く前に「文章の型」を決めておき、さらに「見出し」から書き始めましょう。
 - 文章を書くスピードが速くなれば、収益に直結するようなメリットを得られます。
 
今回のテーマは『ブログの記事を素早く書くためのコツ』について!
 
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
ブログとかメルマガを書き始めた頃、3,000字くらいの文章を書くのに1週間かかってました。
それでも、コツコツと文章を書くことを続けてきた結果、いまでは3,000字くらいの記事であれば1日で仕上げられます(リサーチ〜キーワード選定含め)。
それと同時に、ブログの記事を書いたり、メルマガを書くときなど、文章を書くスピードが速くなればなるほどメリットを感じることも増えました。
その結果、ブログを始めて3ヶ月で成果を出せるようになったり、複数のブログを運営できるようになったり、良いこと尽くしです。
ブログだけでなく、Webライターの活動をする上でも、文章を早く書けることは大きな強みになります。
もちろん、記事を書く速さだけでなく、内容を伴っていないと意味がありません。これは絶対忘れてはいけないです。
ということで今回は、文章の質を高めながら「記事を早く書けるようになるコツ」について、これまで試行錯誤してきた経験を踏まえてお伝えしていきます。
Webライティングを効率良く勉強したり、スキルアップする方法を『Webライティングとは初心者でも稼げるスキルの1つ!収入につながる文章力を身につける方法』でも解説しているので、こちらも併せてご覧ください。
リサーチする時間を短くする(極意その①)
読者に向けた文章を素早く書くために、一番大切なことは「手早くリサーチする」こと。これはブログもメルマガも同じです。
ただリサーチって、やり始めるとキリがないし、かといっていい加減だと記事の内容が悪くなるんですよね。だから効率的にリサーチすることがポイント。
これから書こうとしている記事の内容に応じて、ネット記事、SNS、公式ページ、アンケート、口コミ、感想など、いろいろな下調べをするときは、やみくもにリサーチするより「読者の考えを先回り」をして調べていくといいです。
- どんな言葉で検索するのか
 - どんなことを一番知りたいのか
 - ほかにも知りたいことはあるのか
 
たとえば、キーワードを探すときも「どういう言葉で検索するのかなあ」とイメージを膨らませ、その上でツールを使えばより効率的にキーワードを選ぶことができます。
要するに、リサーチをする前に「しっかり読者の悩みをイメージ」しておくことが、リサーチ時間の短縮につながります。
さらに、潜在的な悩みもイメージできたら最高
もし「Webデザイン」に興味をもっている読者をターゲットに記事を書こうとするなら、以下のようなイメージができると思います。
- Webデザインってなに
 - Webデザインの勉強方法
 - Webデザイナーのなり方
 - Webデザイナーで稼ぐ方法 etc
 
ただやっぱり、Webデザインとか、Webデザイナーとかっていう言葉を中心にイメージすると、平凡なリサーチしかできません。誰でも考えつきそうな悩みですからね。
しかも、すでに他のブログで書かれているような内容になってしまうと、もちろん読者には読んでもらえません(せっかくの苦労が水の泡に)。
ところが、読者の悩みをイメージすることに慣れてくると、より深い悩みまでイメージすることができるようになります。
- 自宅でできる仕事をしたいのかな
 - 育児中でもできる仕事を探してるのかな
 - 隙間時間でも収入になる仕事をしたいのかな
 
こうやってより潜在的な悩みまでイメージできると、先ほどとは少し違ったキーワードも選択肢になってくるはずです。
たとえば「満員電車_イヤ」とか「ママ_短時間_仕事」とか「副業_女性_自宅」など、ちょっと違った方向からWebデザインについての記事を書くこともできます。
つまり「書き手の思考力=リサーチスキル」
記事を書くひとの「思考力」が高くなっていけば、リサーチする力も比例して高くなっていき、より質の高い文章を書けるようになりますし、効率よくリサーチできるようにもなっていきます。
的確なキーワードを選んで記事を書くには、ツールよりもまず「読者の悩みを考え抜くこと」が大切で、1つのキーワードに捉われず頭を柔軟にして想像を膨らませましょう。
そして、リサーチするスキルがアップしてくると、素早く文章を書けるようになっていきます。たとえば以下の感じで。
- 伝える順番が明確になり
 - 文章の組み立てがスムーズにでき
 - 適切な解決策を提示できる
 
このように、記事を書く前に「頭の中を整理できる」ようになれば、あとは無心に文章を書けばいいだけ。結果として、書きながら調べるとか、書きながら考えるといった無駄な時間が無くなります。
ただ、読者の悩みに対する思考力というのは、自力で身につけるには時間もかなりかかりますし、時間をかければ必ず身につくとも限りません。
わたしの経験上、現役のプロライターの思考力はかなり柔軟性があって確実なので、プロに教えを乞うのがベストだと思います。
『オンライン型ライティング講座の選び方+おすすめ5講座【添削サービスがポイント】』で紹介している講座は「プロの思考力」や「リサーチ方法」などが効率よく学べるので、興味があれば利用してみてください。
記事を書く前に「文章の型」を決める(極意その②)
一通りリサーチを終えてキーワードを決めたら、記事を書き始める前に「文章の型」を決めておくといいです。
ちなみに、インターネット上で文章を書くときに使われる「代表的な型」は、以下のものになります。
- PREP法
 - AIDMAの法則
 - BEAFの法則
 - 新PASONAの法則
 - QUESTの法則
 - SDS法
 - CREMAの法則
 
これらの型にはそれぞれ特徴があるので、記事の目的によって使い分けてみてください。わたしは下記のような感じで使い分けています。
| 目的 | ライティングの型 | 
| 読者に分かりやすく物事を伝えたい | PREP法・SDS法 | 
| まずは相手に行動を起こしてもらいたい | CREMAの法則 | 
| 相手に消費行動(購買)をしてもらいたい | AIDMAの法則・BEAFの法則・新PASONAの法則・QUESTの法則 | 
※タップして横スクロールで全部見れます
困ったときは「PREP法」で記事を書けばOK
まだ文章を書くことに慣れていないうちは、書き方の基本でもある「PREP法」を使ってください。間違っても、小説のような「起承転結」で文章を書いてはいけません。
PREP法とは、次のような文章の流れです。
- 結論・要点(Point)
 - その理由(Reason)
 - 具体例・データ(Example)
 - 再結論・まとめ(Point)
 
このテクニックを使う最大のメリットは、読者に「伝えたいことが伝わりやすい」という点。あらゆる記事で使うことができる万能の型とも言えます。
PREP法を含めたライティングの型については『売り上げ10倍アップ!セールスライティング「7つの型」を使って売れる文章を書こう』でも詳しく解説しているので、よければ参考にしてみてください。
目的に合わせて文章の型を決めたら、実際に記事を書き始めましょう。
タイトルや冒頭文は後回し(極意その③)
まず、ここまでの流れをまとめておきます。
- 読者をイメージしてリサーチ
 - キーワードを決める
 - 文章の型を決める
 
これで記事を書く前の準備が完了。あとは記事を書いていくだけなんですが、いきなり本文から書き始めるのはやめましょう。
この記事では「早く書くコツ」をお伝えしているので、わたしが実際に使っている方法を紹介します。
- 見出しを決める
 - 本文を書く
 - 冒頭文を書く
 - タイトルを決める
 
初心者なら最初に書いてしまうであろう「記事のタイトル」と「冒頭文」は、とりあえず後回しにしてOK。ここで時間をかけてしまうともったいないです。
タイトルも冒頭文も「記事の中身を見てもらう」ためのアクセサリーなので、記事を書き終えてからじっくり考えましょう。
まずは「見出し」を決めて本文を書く
記事を書くとき、まず最初にやるべきは「見出し」を決めること。
だいたい1記事あたり「2〜3つ」の見出しを決めるとよくて、あまりに見出しが多いとかえって読者に伝わりにくくなります。
あと、必要に応じて小見出しも使いますが、これは本文を書きながら決めていく感じでOKです。
- 見出しは3〜4つ
 - 必要なら小見出しも使う
 
こうやって見出しを決めてから本文を書いていくことで、流れがあってまとまりのある文章を書くことができます。
本文を書き終えたら、冒頭文を書いてタイトルを決めるだけ。見出し→本文→冒頭文→タイトル、この流れにしてから記事を書くスピードが格段に速くなりました。
まずは、読者をイメージすること、その上でリサーチすること、この2つができるようになれば「記事を早く書けるようになる」ので、書き手としての思考力をしっかり身につけていきましょう。
記事を早く書けるようになるとメリットも多い
じつは記事を書くスピードが上がってから、いろいろな恩恵を受けることができました。
- 多くのライター案件を受注できる
 - 依頼主からの信頼度がアップする
 - ライバルより先に記事を投稿できる
 - 新しい記事をどんどんアップできる etc
 
これらは一例ですが、ブロガーにとっても、Webライターにとっても、収入に直結するようなメリットが多いです。記事を早く書けるということは、収入アップには欠かせないスキルだと思います。
そして、記事の執筆スピードを上げるために最も大切なのは、最初にお伝えした「リサーチ時間の短縮」です。もちろん質を上げながら。
リサーチさえしっかりやってしまえば、不思議とスラスラ書けてしまうものです。
まずは、読者のための思考力を身につけよう
記事を早く書くために、文章の書き方とか、タイピング力とか、そういった技術的なことをアドバイスしている記事もありますが、わたし自身の経験では「書き手の思考力」がとても大切だと感じています。
いかにして「文章を書きながら考える」という時間を少なくするかということ。やっぱり考えながら書いていると、スピードは遅くなりますから。
今回紹介した流れをまとめると、こんな感じです。
- 読者をイメージしてリサーチ
 - キーワードを決める
 - 文章の型を決める
 - 見出しを決めて本文を書く
 - 冒頭文を書き、タイトルを決める
 
この流れの中でも一番大切なのが「素早くリサーチ」をすることです。これを目指して頑張ってみましょう。
記事を書くための「リサーチ能力」や「思考力」を基礎から学びたいときは、下記の講座で勉強するのもありですよ。
- あなたのライターキャリア講座
|ライティング専門会社の講座。プロによる添削もあり。本格的に学びたいならココでOK。 - web+ Media School|ライティングを学びながら記事を書いて報酬をもらえる。プロによる添削あり。まずは資料をダウンロード。
 - SHElikes(シーライクス)|女性専用のスクール。デザインやマーケティングも合わせて学びたい人向け。
 - 通信講座たのまな|Webライティング労務士の資格を目指せる講座。リーズナブルな料金。
 
わたし自身、稼げるライティングを身につけたいなら、とっととプロに学べばいいじゃん!っていうタイプです。








