- 文章の「型」さえ覚えれば、Webライティングは難しくありません。
- ただし、副業するためのWebライティングは難しいので稼ぐのは大変です。
- 自分の得意分野があればWebライティングで稼げるハードルは下がります。
今回のテーマは『Webライティングは難しいのか』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
副業だとか、フリーランスだとかで、Webライティングをやってみたいと思う人が増えてきていますね。それこそ「パソコンさえあれば」っていうイメージもありますから。
ただ実際のところ、Webライティングって難しいのか、それとも簡単なのか、現役Webライターとしての観点や経験から「事実」をお伝えしたいと思います。
- Webライター歴:約6年(2017.4〜)
- 主な活動:代行ライティング、ブログ運営など
- 執筆経験:ショッピング、接骨院、人材派遣、ソフトウェア、アプリ、VODなど
- 執筆本数:1,000記事以上
いまネットで検索してみると、ほとんどが「Webライティングは簡単」という意見が蔓延している感じです。ただ、それって本当なのかなあって、正直のところ感じてます。
現在もWebライターの仕事をしている経験も踏まえて、わたしは以下のような意見です。
- Webライティングは難しくない
- Webライティングで稼ぐのは難しい
という感じなので、Webライティングで「サクッと稼ぐ」のは難しいと思ってください。いまはもう「誰でも簡単に」という仕事ではありません。
ただ、この難しさを簡単にしていく方法もあるので、Webライティングを簡単にしていくポイントもお伝えしていきます。
記事を補足する感じで、こちらの動画でも解説してます。ラジオ感覚で聞き流してみてください。
Webライティング自体は難しくない
そもそも、Webライティング自体はそれほど難しくはなくて、初心者でも「文章の型(テンプレート)」を使えば、それなりの文章に仕上げることができます。
また、以下の2つのテンプレートは、初心者でも使いやすいので参考にしてください。
PREP法やSDS法といった文章の型は、ホームページやブログの記事、SNSの投稿文などでもよく使われます。
さらに、自分の得意なこと、好きなこと、今までに経験してきたこと、こういったことならスラスラ書けると思うので、ブログやSNSなどを使ってライティングに慣れていきましょう。
あとは、ライティングの技術などを勉強しながら「書くこと」を繰り返していけば、どんどんライティングは上達していきますよ。
インプットとアウトプットを同時並行でやる
Webライティングの本を読んだり、WebライターのYouTube動画を見たりすれば、ライティングの知識はどんどん増えていきます。
ただ、このインプットした知識を定着させるには、やはりアウトプットが欠かせません。知識を吸収しながら、どんどん文章を書きましょう。
ライティングを勉強するときに一度は読んでおきたい本を、この記事の最後で紹介しています(よければ参考にどうぞ)。
- インプット:書籍、動画、セミナーなど
- アウトプット:ブログ、SNSなど
とくにブログを書いていれば、それ自体がアピール材料にもなります。
しかも自分で書いたブログっていうのは、Webライターとして仕事をするときに大きなアドバンテージになるんですよ。
Webライティングを副業にするのは難しい
これからお伝えすることは、Webライティングで気軽に副業したいと思っている人にとって、ちょっと厳しい事実になるかもしれません。
というのも、Webライティングの副業って難しいから。
数年前ならWebライティングをする人が少なかったので、リサーチして文章さえ書ければ重宝されていました。でも現在は、以下のことがクライアント(依頼主)からは求められています。
- 即戦力として記事を書く
- SEOを意識して記事を書く
- 専門的な知識を有している
- WordPressが使える(HTMLコードも)
- キーワード選定や記事構成ができる
- ライバル記事のリサーチができる
- 自分でブログを書いている
- 記事を書いた実績がある etc
クラウドソーシングなどで「ライティング案件」を見ても、上記のようなスキルをもっている人が優遇される傾向が強いです。
とくに最近は、ある程度の実績があるような「即戦力」が求められています。初心者OKと書いているライティング案件でも、実際のところ初心者だと仕事はもらえません(残念ながら)。
なので、即戦力として仕事ができるようなスキルを、独学しながら自分のペースで身につけるか、Webライティングスクールでプロに学びつつ短期間でスキルを身につけるか。このどちらかをやりましょう。
Webライティングの初心者は案件選びがポイント
Webライティングを始めたばかりのときは、報酬が高い仕事をすることが難しいです。なので、報酬額が低い「安い仕事」を積極的にするようにしましょう。
たとえば、以下のような感じで。
- サグーライティングで記事を書く
- クラウドソーシングで低報酬案件に応募する
「サグーライティング」では定期的にライティング案件が募集されていて、決められたルールを守って記事を書くだけ。しかも現金に換えられるポイントももらえるので一石二鳥です。
ただ文字単価としては「0.5円」くらいの案件がほとんど。でも文章を書く経験にはもってこいだと思います。
こちらの動画でも「サグーライティング」について紹介をしているので、ぜひ併せてご覧ください(コメント・質問などお待ちしてます)。
また、クラウドソーシングで募集されているライティング案件に応募するのもあり。文字単価が1円以上の案件はライバルが多いので、あえて単価が低い仕事を選ぶといいですよ。
これらのクラウドソーシングサイトは、ライティング案件も豊富にあるので登録だけはしておきましょう。もちろん登録無料です。
Webライターとしての経験を積むために、まずは強いライバルが参加してこない「報酬額が低い案件」を狙い撃ちしましょう。
まずは「実績作り」を最優先に
先ほどお伝えしたように、Webライティングを依頼してくる人たちは「実績があり」かつ「即戦力」になりそうなWebライターを求めています。
だからこそ、Webライティング初心者は「記事を書いた実績」を作るために、とにかく報酬額に左右されず記事を書きましょう。
- 安い報酬でも仕事をやる
- ジャンルにはこだわらない
この2つを許容してライティングをすれば、Webライターの仕事が無くなることはありません。下手に選ぼうとするから、仕事が取れないだけ。
そして、ひたすら記事を書き続けていると、徐々にWebライティングで稼げる流れが作れます。ちなみに、以下の流れはよくあるパターンです。
- ひたすら記事を書く
- 書いた実績ができる
- 知識や技術が身につく
- 高報酬の案件に受かる
- 継続的に仕事をもらえる
副業でサクッと稼ぎたい人ほど「仕事を選ぶ」傾向があるので、そういう人にとってはWebライティングって難しい仕事なんですよね。
逆にいえば、はじめは「下積み」だと割り切って仕事を選ばずに頑張れる人は、Webライティングで簡単に稼げるようになります。
そして、Webライティング初心者でも稼げる方法が、もう1つだけあります。
得意分野があればWebライティングで稼げる
いまWebライティングで重要視されているのが、その分野に精通している「専門家」としての知識や経験です。他人の記事を参考にしただけの、いわゆる「コタツ記事」を書いても評価は上がらないから。
だから、以下のように自分の得意分野、好きなジャンルがあれば、積極的にアピールしましょう。
- 国家資格
- 実務の経験
- 趣味や特技 etc
とにかく、素人よりも熱く語れることがあれば「その道に精通している」と判断してOK。その分野に詳しい人にしか思い浮かばないような、とても貴重な意見をもっているはずなので。
ちょっとマニアックな意見というのを、読者もGoogleも評価する時代になってきました。そのため依頼主も、その分野に精通していて貴重な考えをもっている人を厚遇する傾向にあります。
得意分野について積極的に発信しよう
自分の得意分野とか、好きなジャンルがあれば、以下のようなもので積極的に発信していきましょう。
- SNS
- ブログ
- メルマガ
こういったもので発信していると、Webライティングの練習にもなりますし、仕事の依頼が来ることもあります。もちろん、こういった場合はクラウドソーシングの案件よりも報酬は高いです。
また、その分野にどれだけ精通しているか、どれだけ好きなのか、といったことの証明にもなりますよ。
わたしの経験では、趣味とかでもいいので個人ブログを始めておくと、Webライティングで稼ぐときの手助けになってくれます。ブログを書いていると、Webライティングはどんどん簡単になっていきますから。
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