- 文章力がない人の特徴は、知識不足、リサーチ不足、読者ニーズ不理解、書く機会が少ない、の4つ。
- インプットとアウトプットの繰り返しは、文章力アップに欠かせません。
- 読者の反応を意識しながら、文章を書きましょう。
今回のテーマは『文章力がない!を解決する方法』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
文章力がないと「頭が悪い」とか「一般常識がない」と思われがち。しかし「文章力のなさ」と「頭の悪さ」は、まったく関係ありません。
一方で、文章力があると以下のようなメリットがあるのも事実です。
- 昇給や昇格などに有利
- 頭が良いと思われる(イメージアップ)
- ネットでの発信力が身につく
- 文章で収入を得ることができる etc
文章力が「ない」と「ある」とでは、仕事や収入といった点でも大きく差が出るため、やはり「文章力があると損はしない」でしょう。
わたし自身、文章力を活かして収入を得ることができています。
- Webライター歴:7年目(2017.4〜)
- 主な活動:SEOライティング、記事構成・修正、ブログ運営、など
- 執筆経験:BtoB企業サイト、BtoCメディア、接骨院、人材派遣、ソフトウェア、など
- 執筆本数:1,000記事以上
- YouTube:ライター・フリーランス情報など配信中
子どものころは読書感想文が大嫌いで、学生のときは小論文を書くのが超苦手だったわたしが、どうやって文章力で生活できるまでになったのか。
まず、わたし自身の過去・経験を踏まえると、文章力がない人の特徴は以下の4つです。
- 文章の書き方について知識がない
- テーマに関するリサーチが不十分
- 読者のニーズを理解できていない
- 実際に文章を書く機会がが少ない
ということは、この4つの原因を解決するだけで「誰でも」文章力を高められます。頭の良さとかは関係ありません。
それでは、文章力がない人のための「文章力アップのコツ」について解説していきましょう。
文章の書き方について知識がない
文章力がない一番大きな原因は、文章の書き方についての「知識不足」です。
もしも「文章の書き方」や「読者への伝え方」を熟知していれば、自分の伝えたいことを文章でしっかり伝えることができます。
一方、書き方や伝え方について無知だと、いくら良い情報を持っていても相手には伝わらないでしょう。それくらい、文章の書き方というのは「文章力」に必要不可欠な知識です。
書き方の「なに」を「どう」学べばいいか
そもそも、文章の書き方を学ぶといっても、雲を掴むような話かもしれません。具体的に「なに」を学べばいいのか、また「どう」勉強すればいいのか、これらを紹介していきます。
文章の書き方については、以下のことを中心に勉強してください。
- 文章の型/テンプレート
- 情報の集め方や情報整理
- 読者の行動心理 etc
まずは、これらに関することを「ネット」や「YouTube」などでサラッと勉強しても構いません。
しっかりと学びたいなら、関連する「書籍」を読みましょう。何冊か読むだけで、しっかりとした知識が身につきます。
おすすめの書籍を、この記事の最後に紹介しました。よければ参考にしてください。
効率よく学びたいなら「現役プロ」に聞く
文章の書き方、情報の集め方、読者の心理など、本を通じて知識を得ながら「それを実際に活用できる」までには時間がかかります。
一方、現役で活躍しているWebライターに学ぶことができれば、1〜2ヶ月ほどで「使えるレベル」の知識や技術が習得できるでしょう。
完全オンラインで学べるライティング講座を利用して現役プロに学べば、以下のようなメリットもあり、最短で文章力をアップさせることも可能です。
- 最新のデータや知見を得られる
- 実際に効果がある知識を学べる
- 経験による知識や技術を学べる etc
現役のWebライターから、効果があると実証された最新情報をインプットできるため、とても効率よく学べます(もちろん費用はかかります)。
効率よく文章力を高めたい人には、おすすめの勉強方法です。
テーマに関するリサーチが不十分
文章力が低い原因の2つ目は、書きたいテーマについて「リサーチ不足」という点です。リサーチが足りないと「上辺だけの貧弱な文章」になりがち。
しかし、以下のようなポイントを踏まえながら徹底的にリサーチをすれば、読んでくれる人が納得してくれる「質の高い文章」を書くことができます。
- 公式ページやサイト
- 官公庁など公的ページ
- 公的機関や企業によるデータ
- 専門書や公式文書
- 専門家の意見/論文
- SNSや口コミ
- 自分が体験した結果 etc
リサーチするときのポイントは「一次情報」と「ファクトチェック」です。
まず、一次情報というのは「発信された情報そのもの」のことで、情報発信者による発言・調査されたデータなどです。一次情報を引用した形で発信された情報が二次情報になります。
【一次情報】の例
- 自分の体験談
- 企業サイトの情報
- 官公庁の独自データ etc
たとえば、上記のような情報を参考・引用して書かれたメディア記事は、二次情報という扱いになります。
もちろん、一次情報のほうが「信用度」が高いです。
次にファクトチェックですが、これは「嘘か本当かを調べる」ということ。ファクトチェックを怠ると、トラブルの原因にもなるので注意しましょう。
【ファクトチェック】の例
- 商品の紹介するとき「企業サイト」で情報を調べる
- 制度について解説するとき「官公庁」の発表を調べる
- 医療情報を発信するとき「専門家」の意見を調べる etc
リサーチをしっかりした上で書かれた文章は、内容としても説得力があり信頼できることが多いです。
逆に、リサーチをせず「自分勝手の想像や思いつき」を中心に書かれた文章は、どこか稚拙な印象を与えてしまいます。
文章力というのは頭の善し悪しではなく、リサーチ力によって左右されるとも言えるでしょう。
読者のニーズを理解できていない
文章力が低いときほど、相手のことを考えず「自分の言いたいことを書く」傾向があります。これが3つ目の原因です。
一方、文章力が高くなるにつれ「相手が知りたいこと」を書こうとします。いわゆる「読者のニーズ」を満たしたいからです。
読者が知りたいこと、望んでいることを理解できれば、とても喜ばれる文章を書くことができるでしょう。
色々な方法で読者ニーズを探ろう
読者ニーズを知るには、以下のように様々な方法があります。あらゆる方法で読者ニーズを探れば、より質の高い文章が書けるでしょう。
- 知りたいことを直接聞く
- SNSの発信をチェックする
- 検索キーワードから想像する
- Yahoo知恵袋を確認する
- アンケート調査をする etc
これらは一般的によく使われる「ニーズの掘り出し方法」ですから、ぜひ使ってみてください。
さらに、読者ニーズを探るときに重要なポイントが「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」という観点です。
これらの観点でニーズを把握していくと、色々な切り口で文章を書くことができます。
「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」とは
顕在ニーズとは、すでに「表在化している」分かりやすいニーズのことです。
一方、潜在ニーズとは「自分自身でも気がついていない」ようなニーズで、深く掘り下げていくことで見つけられます。
たとえば「料理の上達方法」というテーマでは、以下のようにニーズを分類できるでしょう。
【顕在ニーズ】に分類できる
- 美味しい料理が作りたい
- 料理の時短方法が知りたい
- 余り物でおかずを作りたい etc
顕在ニーズに挙げたものは、料理の上達に「直結」するようなニーズです。
【潜在ニーズ】に分類できる
- 家族の会話を増やしたい
- 節約して貯蓄をしたい
- 夏バテを解消したい etc
一方、家族の会話を増やしたい、貯蓄を増やしたい、夏バテを解消したいというのは、料理とは関係なさそうなニーズになります。
ところが、料理とはまったく無関係かと言われると、そうではありません。次のように連想することもできます。
- 料理が美味しい → 家で食事をしたくなる → 食卓に家族が揃う → 美味しいものを食べて会話が弾む
- 料理が上手くなる → 外食する回数が減る → 貯蓄に回せる
- 料理のレパートリーが増える → 栄養をバランスよく摂れる → 体調を崩しにくくなる
このように、潜在ニーズという観点を持っていると、読者のニーズを深く掘り下げて考えることができます(ニーズを幅広く拾える)。
もし、顕在ニーズだけを考えていると、ありきたりな文章になりがちです。
潜在ニーズも意識しながら書くことができれば、切り口が増えて「オリジナリティ」ある文章になるでしょう。
実際に文章を書く機会が少ない
勉強はしてるけど、文章を書く機会が少ない。いわゆる「アウトプットが少ない」というのも、文章力がアップしない原因の1つです(4つ目の原因)。
知識があってもそれを使わないと「ただ知っているだけ」になりますから、文章力というスキルを高めるためにも積極的にアウトプットしていきましょう。
たとえば、以下のような場所・機会で、勉強した知識を使って文章を書いてみてください。
- SNS
- ブログ
- メルマガ
- YouTube台本
- プレゼン文書
- 報告書/企画書 etc
とにかく、どのような方法でも構わないので「自分が学んだこと」を活かして、文章を書くことに慣れていきましょう。
インプットとアウトプットの繰り返し、習うより慣れよ、こういった意識が大切です。
文章を書いたまま放置しない
どのような文章を書いたとしても、それを読んでもらったら「読んだ人(読者)からの反応」をチェックしてください。
たとえば、SNSならフォロワーからのコメントが増えるとか、いいねの数が増えるとか、投稿に対して反応してくれる人が増えたらOK。
報告書や企画書など、仕事上で使う文章であれば、上司や同僚、取引先からの意見をしっかり聞いておきましょう。
- インプット:勉強
- アウトプット:書く
- フィードバック:反応
この3つを繰り返していくことが「効率よく文章力をアップさせるコツ」で、とくにフィードバックは文章力アップに欠かせません。
『オンライン型ライティング講座の選び方+おすすめ5講座【添削サービスがポイント】』で紹介している講座には、プロライターから添削してもらえるサービスもあります。こういう講座だと上記1〜3の工程をすべてカバーできるから効率が良いです。
アウトプットをしながら適宜修正していく、これができると文章力は一気に伸びますよ。
ライティング講座を選ぶときは「添削サービスの有無」を確認しましょう。リーズナブルな講座は、ライティングの基礎をサクッと勉強したい人におすすめ。「無料体験」や「資料請求」は、ぜひ活用してください。
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