ポイント!
  • ブランディングには「機能的価値」「感情的価値」「イメージ」の3つの視点が必要。
  • 情報がオープン化しているので「情報の差別化」もブランディング戦略になります。
  • メルマガ読者が求めている「希少価値がある情報」を発信していきましょう。

トール

今回のテーマは『ブランディング戦略にメルマガを活用するコツ』について!

どうもー!トールです(@tooru_medemi

どうすればメルマガでブランディングができるのか、これってメルマガ配信者なら思いっきり悩むポイント。もちろん、利益を上げたいならブランド化って大切ですし。

そもそも、メルマガなんかでブランディングできるのか。そう思う人もいます。ただ、しっかりメルマガ運営をしていけば、ブランディング戦略にも役立つんですよね。

わたしの「メルマガ歴」2022.7 現在
  • 登録者:約1,000人
  • 開封率:平均50〜60%
  • 運用歴:約4年(2018.2〜)

わたしの経験だと、ブランド化していけばメルマガで稼ぎやすくなりますし、商品やサービスも売りやすくなります。あとは、メルマガの開封率が大きくアップすることも。

つまり、メルマガでブランディングができれば、色々なメリットがあるということ。

そこで今回は、メルマガによるブランディング戦略について「差別化」にフォーカスしながら解説していきます。

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メルマガブランディングで重要な3つの視点

まずブランディングをしていくために、絶対に覚えておきたい3つの視点を解説します。これを知らないままメルマガ配信をしても、ブランドを構築することはできません。

この3つの視点とは、以下のもの。

「ブランディング」3つの視点
  • 機能的価値:商品やサービスの性能、機能
  • 感情的価値:商品やサービスをどれだけ好きか
  • イメージ:販売者、商品、サービスに対する印象

この3つの視点すべてが合わさって「ブランド化」されていきます。どれか1つが欠けてもダメ。

たとえば、ある商品をブランド化していくなら、以下のような目的でメルマガ配信する。

  • 商品の機能や品質をアピール(機能的価値)
  • 商品のデザインやコンセプト(感情的価値)
  • 商品に対する口コミや感想など(イメージ・印象)

このように、メルマガでブランディングをしていくなら、1通1通にその目的を決めておきましょう。ポイントとしては、どれだけ「差別化」できるか。

メルマガでどうやってブランディングするか

ここからは、具体的なメルマガブランディングのやり方について解説していきます。

まず、いくらブランディングが目的だとはいえ、読者のニーズを無視するとメルマガを読んでもらえません。これを忘れずに。

ちなみに「Benchmark Japan」の調査データによると、読者がメルマガに期待していることは以下のとおり。

  • 最新情報やニュース:67.7%
  • セールやクーポン情報:58.6%
  • 商品の情報やカタログ:42.3%
  • イベントやセミナー情報:33.4%
  • ブログやコラムなど:24.5%

メルマガに登録した理由

引用「メールマガジン購読状況調査 2021年度版

「株式会社ライトアップ」の調査データだと、メルマガに登録している理由は以下のとおり。

  • クーポンなどの割引情報:39%
  • おすすめ情報:36%
  • 新商品の情報:8%
  • 商品や企業のファン:2%

引用『株式会社ライトアップの調査結果より

このように、メルマガ読者のニーズは多岐にわたっているんですが、それでも「価値ある情報」を期待しています。つまり以下のような、得する情報とか最新情報とか。

メルマガ読者が求める情報
  • 最新の情報
  • 確度の高い情報
  • 再現性あるノウハウ
  • 効果があるテクニック
  • セール情報やクーポン etc

先ほど紹介した3つの視点を意識しながら、こういった情報をメルマガで発信していきましょう。そうすれば、読者ニーズも満たせて、ブランディングもできるので。

あとは、メルマガにも特別感をもってもらえれば、さらにブランディングしやすくなります。

メルマガ読者を優遇することも意識しよう

 そもそも、メルマガでブランディングをしていくなら、メルマガを読んでもらわないと目的が達成できません。なので「このメルマガは特別だ」というイメージを持ってもらいましょう。

そのためには、以下のことを意識するといいです。

メルマガに特別感を与える方法
  • オープンにしていない裏話
  • 公開していない最新の情報
  • 読者限定の割引きやクーポン
  • 先行販売や限定品のお知らせ etc

メルマガの中にこういった要素を含めることで、ブランディングという目的を達成させつつ「メルマガにもプレミア感」をもってもらえます。とにかく「メルマガ読者しか得られない」ということを意識して配信していきましょう。

あとは、できるだけ「本音」で語ること。良いことも悪いことも「自分の言葉」で語れば、イメージアップにつながります。

また、しっかりメルマガを読まれているのか、しっかりデータを取って確認することも大切。以下のことは、メルマガ配信するたびに計測しておくといいです。

  • メルマガ開封率
  • リンクのクリック率

メルマガ配信スタンドを使っていれば、これらを測定することができます。わたしが使っている「マイスピー(MyASP)」は、ワンクリック操作でこれらのデータが測定できるので、かなり便利です。

この配信スタンドについては『マイスピーを使っている感想とレビュー』で詳しく紹介しているので、もし興味がありましたらご覧ください。

ブランディングには長期的な視点も必要

ブランドを構築していくには、冒頭の3つの視点だけでなく「時間的な要素」を意識すると大成功します。これが欠けると、一過性のブランドになってしまうので要注意。

この時間的な要素とは、つまり「長期的な視点」と「短期的な視点」という2つの点。それぞれの特徴は以下のとおり。

時間的要素方法メリットデメリット
長期的視点自分(数年~数十年単位)強固なブランディング途中であきらめてしまう
短期的視点他者の紹介即効でブランディング実力がないと逆にマイナス

※タップして横スクロールで全部見れます

メルマガというのは、もちろん「長期的な視点」で運営していくもの。ただ、メルマガは限定されたものになりがちなので、あえてオープンな場所でも発信していきましょう。

いわゆる「オープンな媒体」と「クローズドな媒体」の組み合わせです。一般的には以下のもの。

  • オープンな媒体:ブログ、SNS、YouTubeなど
  • クローズドな媒体:メルマガ、公式LINEなど

このように、メルマガだけでなく他の媒体とも組み合わせることで、ブランディングのスピードが速くすることもできるんです。

また、下記の「Contents marketing instituteのデータ」によると、コンテンツの発信にWebサイトを使う人89%、ブログを使う人68%、メルマガを使う人67%、となっています。

「コンテンツ発信」に使っているツール

  • Webサイト:89%
  • ブログ:68%
  • メルマガ:67%
  • メール:56%
  • マイクロサイト:23%
  • オンラインコミュニティ:17%
  • モバイルアプリ:17%
  • オンライン学習:17%
  • デジタル書籍:13%
  • その他:5%

引用:B2C Marketers: Make Sure You Are on Stable Ground

とくに、Webサイトやブログなどは「メルマガとも相性がいい」媒体なので、積極的に利用していきましょう。

また、今回紹介してきた方法を使ってブランディングをしていけば、メルマガでの売上も必然的に伸びていきますよ。

最後になりますが、メルマガで稼ぐコツについて『メルマガで稼げるようになるポイント』で解説しています。こちらも併せてご覧ください。