- Webライター初心者が月5万を目指すには「戦略を立てる」ことがポイント。
- どれだけ「作業時間を確保ができるか」によっても稼ぎ方は変わってくる。
- 月30万を目指していくには情報発信、キャリアアップが欠かせない。
今回のテーマは『Webライターが月5万円を稼ぐ方法』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
Webライターを始めるとき、どうやって「月5万」を稼いでいくか。これは重要なポイントになります。
稼げないまま辞めていくWebライターも多いなか、5万円を稼げるノウハウと行動力があれば「ライターとして生き残れる」可能性が高いからです。
どういった戦略で月収5万円を目指すのか、これについて解説していきます。
- Webライター歴:7年目(2017.4〜)
- 主な活動:SEOライティング、記事構成・修正、ブログ運営、ディレクションなど
- 執筆経験:BtoB企業サイト、BtoCメディア、接骨院、人材派遣、ソフトウェア、など
- 執筆本数:1,000記事以上
- YouTube:ライター・フリーランス情報など配信中
月5万を稼ぐための作業時間を考える
Webライターとして月5万円を稼ぐためには、どれだけの記事を書く必要があるのか。まずは、これを考えていきましょう。
仮に「文字単価1円」の案件で記事を書くなら、単純計算で以下のようになります。
- 5,000字の記事であれば「月10本」
- 3,000字の記事であれば「月17本」
5,000字ほどの記事なら、月5万を稼ぐためには「週2本以上」書く必要があります。3,000字ほどの記事なら、週4本以上を書かなければなりません。
そこで、これだけの本数を書くための「作業時間を確保できるか?」がとても重要です。さらに案件を探したり、応募したりする時間も、これに加わってきます。
もしも、1日8時間以上の作業時間が取れないのであれば、まずは副業ライターとして「月1万円」を目指すことが現実的でしょう。
副業ライターとして稼ぐステップを、こちらの動画でも解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
副業Webライターでも月10万以上を稼ぐことはできますが、徐々にステップアップしましょう。Webライティング未経験者は「サグーライティング」を利用して稼ぐ経験をしてみてください。副業でWebライターするにしても、継続的なスキルアップは欠かせません。
初心者ライターが月5万を目指すには
Webライターとして収入を得るには「自ら仕事を取る」ことが必要で、待っているだけだと1円も稼ぐことができません。
月5万を目指していく前に、この現実をぜひ覚えておきましょう。
そして、Webライターの仕事の取り方として、以下のような方法が一般的です。
- クラウドソーシング
- エージェントサービス
- 企業やメディアに直営業
- SNSの募集案件に応募
初心者ライターのうちは「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングを利用すれば、それほど実績が無くても仕事が取りやすいでしょう。
クラウドソーシング以外の方法では、ライターとしての実績や経験を問われることがほとんどです。初心者ライターにはハードルが高い方法になります。
初心者でも稼げるといった情報もよく目にしますが、現実には「簡単に稼げない」というのが、Webライターの仕事です。
クラウドソーシングで仕事を探す
初心者ライターが月5万以上を稼ぐためには、どれだけ「積極的にライティング案件へ応募していけるかが」ポイントになります。
「10件に応募して、1件受注できる」くらいの確率だと思って、ジャンルは問わず積極的に応募していきましょう。
クラウドソーシングで案件を応募するときのポイントは、以下のとおりです。
- ジャンルにこだわらない
- 文字単価1円以下を狙う
- プロフィールを小まめに更新する
- 各案件に応じた応募時のコメントを書く(コピペしない)
- 記事を書いたら実績としてアピールする(テストでも)
クラウドソーシングには豊富なライティング案件が募集されていますが、ジャンルを選り好みしていては時間の無駄になります。
文字単価が「1円以下」の案件を見つけたら、盲目的に応募していきましょう。
ライターとしての実績がない段階では、プロフや応募時に載せる「実績作り」を最優先させてください。
プロフィールを充実させる
プロフィールを小まめに更新することで、案件への合格率をアップすることができます。1度作ったら終わりではなく「定期的」に見直してください。
とくに、ライティングの実績ができたら、その都度プロフを更新しましょう。
こちらは、クラウドワークスで載せている「わたし自身のプロフィール」です。
はじめは、書けることが少ないかもしれません。そのときは、自分の得意分野、好きなジャンル、活かせるスキル・資格、などを記載しておきましょう。
あとはライターの仕事をしながら、身についたスキルや実績を書き加えていきます。
これを繰り返していくだけで、プロフィールは勝手に充実していくので、安心してください。
応募コメント・メッセージで手を抜かない
数多くの案件に応募していくため、応募時のコメントを「コピペ」して使い回ししたくなります。
しかし、1件1件の案件に応じたメッセージを作ってから、応募するようにください。コピペメッセージは、すぐにバレます。
以下のような部分は、コピペで使い回ししてもOKです。
- 執筆本数
- 得意ジャンル
- 役立つスキル
- ポートフォリオ
- 連絡手段 etc
これら以外、とくに「応募動機」や「自己アピール」といった部分は、コピペで使い回しせず「案件に合わせて」書きましょう。
記事を書いたら実績として記載する
どのような形でも構わないので、記事を書いたら「実績」としてアピールしてください。ライティング実績というのは、案件獲得に大きく関与するからです。
たとえば、以下の経験は立派な実績になります。
- テストライティング
- 獲得案件で書いた記事
- 自身のブログで書いた記事
1つ注意する点として、テストライティングや案件で書いた記事は「公開できない」ことがほとんどです。ただし、書いた経験として「執筆本数」や「執筆ジャンル」としてアピールできます。
また、自分自身のブログやサイトで書いた記事は「立派な実績」になりますから、URLを載せて積極的にアピールしましょう。
実績作りが難しいときは、誰でも簡単にライティングの仕事ができる「サグーライティング」を利用するのもありです。
こちらの動画でも「サグーライティング」について紹介をしているので、ぜひ併せてご覧ください。
ポイント! Webライター未経験者は、まず「サグーライティング」で稼ぐ経験をしてみましょう。 ライターの実績作りのためには「クラウドソーシング」を有効活用すると良いです。 ライティングスキルやライター実績をアピールすれば …
ライターが月30万以上の収入を目指すには
ここからは、Webライターの平均年収「450万円」あるいは、平均月収「38万円」を目標にした戦略を紹介していきます。ライター収入が月5万を超えたら、ぜひ月収30万円以上を目指しましょう。
ただし、クラウドソーシングの活用だけだと、月収10万を超えるのは少し無理があります。
ライター月収10万以上を目指したい、ライターとして生計を立てたい、そう思ったら最低でも以下のことには取り組んでください。
- ポートフォリオを作る
- 情報発信をする
- キャリアアップを目指す
それではこれらの戦略について、ここから解説していきます。
ポートフォリオを紹介するページを作る
ポートフォリオとは、過去に書いた記事、あるいは記事集のことです。ライティングスキルのアピール材料としても、ポートフォリオは重要な武器になります。
以下のような記事を書いたら、ぜひポートフォリオとして公開しましょう。ただし、ライターに「著作権が無い」記事については、トラブルの原因になるので公開は避けてください。
- 自分のブログやサイトで書いた記事
- 記名記事(ライター名が載っている記事)
- 依頼者からあらかじめ許可を得ている記事
ポートフォリオとして公開できる記事が増えたら、ぜひ「ポートフォリオをまとめたページ」を作りましょう。自己紹介ページとしても使えます。
また、ライターがポートフォリオを作るには「note」や「WordPress」を使うのが一般的です。わたし個人としては、WordPressで開設したサイトやブログで、ポートフォリオを作ることをおすすめします。
ちなみに、わたし自身のポートフォリオを紹介したページでも載せていますが、以下のことも載せておくとアピール材料になるでしょう。
- 名前あるいはビジネスネーム
- 顔写真(できれば)
- 連絡先(電話やメールなど)
- 自分の発信媒体(SNS/ブログなど)
- スキルや資格(仕事に必要なものだけ)
- 過去の実績や経歴(より具体的だとベスト)
- 自分が作った作品や携わった仕事(注力した点やエピソードも)etc
ポートフォリオをまとめたページがあれば、Webサイトやブログの自己紹介ページとしても使えますし、SNSのプロフィールにURLを載せておくこともできます。
もちろん、クラウドソーシングの自己紹介やプロフィールにも使っても構いません。
ポートフォリオや自己紹介ページがあると、仕事の受注率も上がりますし、これを見た人から仕事の依頼が来る確率もアップします。
こちらの動画では「ポートフォリオの作り方や注意点」を解説をしているので、ぜひ併せてご覧ください(コメント・質問などお待ちしてます)。
情報発信をする
自ら情報発信をすることも、ライター収入をアップする上で重要なことです。こまめに情報発信をしていると、仕事の依頼がたくさん入るようにもなります。
また、ライターの収入アップという点においても、情報発信には以下のメリットがあります。
- 営業をしなくても仕事が入る
- 好条件の仕事を選んで受注できる
- 広告収入など別収入を得られる
こういった点からも、ライター月収30万を目指すために「情報発信」は欠かせません。
では、どういった方法で情報発信をしていけばいいのか。これについては、以下の方法がおすすめです。
- SNS
- YouTube
- Webサイト/ブログ
どの方法で発信するにしても、情報発信をする「目的」と「ターゲット」の2つを決めておくことがポイントです。
せっかく毎日のように情報発信をしていても、目的やターゲットが曖昧だと成果にはつながりません。これらを明確にした状態で、情報発信に取り組みましょう。
どのような内容でも、相手が誰であっても、発信するときは「自分の言葉」でしっかり伝えれば大丈夫です。あなたに共感してくれる人は、ネット上に必ずいますから。
キャリアアップを目指す
ライターからキャリアアップを目指すことも、収入アップにつながる戦略です。ライターから目指しやすいキャリアとして、以下の仕事があります。
- 編集者
- コンテンツディレクター
- ライティング講師
どれもライターとしての経験やスキルを活かせる仕事ですから、収入アップを目指すならキャリアアップも視野に入れましょう。
仕事の内容や必要なスキルは、以下のようになります。
- 記事の企画、テーマ決め、キーワード選定、ライターへの発注、記事のチェック、ライターへの修正依頼、などを主に行う
- 必須スキル:SEO、ライティングスキル、コミュニケーションなど
編集者は、頻繁にライターとやり取りをするため、コミュニケーションスキルは必須です。ディレクターが編集を兼務しているケースもあります。
- メディア全体の管理、コンテンツ制作の管理・進行、コンテンツの品質管理、市場調査、ライバルサイト分析、キーワード調査、などを主に行う
- 必須スキル:SEO、タスク管理、マーケティング、リサーチなど
コンテンツディレクターは、メディア全体を見ながらコンテンツ制作のスケジューリングや進行を管理します。SEOはもちろんですが、マーケティング、リサーチ、などのスキルも必要です。
- オンラインスクール、オンラインコミュニティ、コンサルティングなどで、Webライティングを教える。幅広いジャンルでのライティング経験があると良い
- 必須スキル:ライティング、添削、コミュニケーション、SEOなど
ライティング講師は、幅広いライティングのスキルと経験が求められます。初心者を導いていく指導力があると、ライター業界で絶大な影響力を持てるでしょう!
キャリアアップを視野に入れて日々の活動に取り組む
将来のキャリア形成に大切なことは、日頃から「キャリアアップ」をイメージしながら仕事に取り組むことです。
ただ単に、目の前にあるWebライターの仕事をするよりも、どのキャリアを目指すのかを決めてライターの仕事をした方が、キャリアアップに近づきます。
- どのようなスキルを身につければ良いか?
- どういった経験を積んでいくのが良いか?
こういったことを常に考えながら、Webライターの案件選びをしたり、ライティングに取り組んでいきましょう!