ポイント!
  • 継続案件を取るには「高品質の記事」を納品して実績を作りましょう。
  • Webライターの仕事を円滑に進めるために「社会人としてのマナー」は守ってください。
  • ライティングの癖、文章の欠点を直していけば、クライアントから継続依頼が来るようになります。

トール

今回のテーマは『Webライターが継続案件を取るためのコツ』について!

どうもー!トールです(@tooru_medemi

Webライターにとって継続案件を取ることは、安定した収入源、収入アップ、にも繋がる重要なポイントです。

「フリーランス白書2022」によると、現在の取引先からの継続依頼はフリーランスにとって重要な収入経路になっています。

フリーランス白書2022仕事経路

【出典】フリーランス白書2022

また、稼いでいるWebライターは、必ずと言っていいほど「複数の継続案件」を取って仕事をしています。

わたしも継続案件をゲットできるようになってから、Webライターの仕事が安定しました。

わたしの「Webライター歴」2023.2 現在
  • Webライター歴:約6年(2017.4〜)
  • 主な活動:SEOライティング、記事構成・修正、ブログ運営、など
  • 執筆経験:BtoB企業サイト、BtoCメディア、接骨院、人材派遣、ソフトウェア、など
  • 執筆本数:1,000記事以上

Webライティングの継続案件を取るには、クラウドソーシングに応募するか、企業に直接営業するのが一般的です。

ただし継続案件であっても、スキル不足があれば途中で打ち切られることもありますし、逆に、単発案件でもスキルが認められれば「継続依頼」をされることがあります。

わたしの経験上、クライアント(依頼主)と長期のお付き合いをするには、以下のことがポイントです。

  • Webライターの御用達になる
  • クライアントを不安にさせない

ということで今回は、Webライターが継続案件をゲットするために「御用達になれるコツ」と「継続案件を取る前提条件」について解説していきます。

こちらの動画ではポイントを詳しく解説しているので、ぜひ併せてご覧ください(コメント・質問などお待ちしてます)。

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継続案件を取れるWebライターは「御用達」に徹している

Webライターが継続案件で仕事をしていくには、Webライターとして「御用達」になれるかがポイントです。

【御用達(ごようたし)】

格式ある家や組織の利用を請け負う行為及びその業者(商人、団体)を指す語

引用元:Wikipedia

つまり、この人はちょっと「他のWebライターとは格が違うな」と思ってもらうことが大切で、そのために以下のことを意識しましょう。

頭ひとつ抜けるために
  • 常に最高品質の記事を納品する
  • PV数、CVRなどの結果を出す
  • クライアントが困ったら助ける

毎回「最高品質」の記事を納品することは、継続して仕事をもらうための絶対条件です。手を抜いた記事というのは、すぐにクライアントから見抜かれます。

前回より今回、今回より次回というように、常に最高のものを納品し続けるには、次のようなことを心掛けましょう。

  • 謙虚さ
  • 探究心

今が最高レベルはなく、まだまだ改善の余地があるという「謙虚」な気持ち、さらに、より良い記事を書くための「探究心」を持つことが大切です。

このような心掛けで最高品質の記事を納品していると、アクセスがアップしたとか、売上がアップしたとか、集客数がアップしたとか、なんらかの結果が出るようになるでしょう。

そして、納品した記事で結果が出るようになると、クライアントは喜んで契約延長をお願いしてきてくれます。

クライアントが困ったときは手助けする

御用達のWebライターになるためには、もう1つ大切なことがあります。それは、クライアントが困ったときは「喜んで助ける」という心構えです。

継続して仕事をしていると、クライアントから相談をされることがあります(以下のような)。

  • ライター不足で困っている
  • 記事の構成もお願いしたい
  • 別ジャンルの記事も書いてもらいたい
  • WordPressに入稿してもらいたい
  • 急遽別の記事を書いてもらいたい etc

これを「契約外だから」という理由だけで断るのではなく、多少大変でも快く受けるという「気持ちの余裕」も持っておきましょう。

困ったときはお互い様ですから、クライアントが困っているときは可能な範囲で手助けしてください。これも、継続して関係性を保つコツになります。

ここまで解説してきたように、継続案件が取れるWebライターになるために「御用達になる」ことを強く意識して仕事をしましょう。

仕事を途切れさせないコツ(御用達・手助け)については、メルマガ限定動画でも詳しく解説しています。

メルマガ登録後に送られてくる「バックナンバーページ」から動画を見ることができるので、ぜひ登録してみてください。

Webライター目線で偉そうに語っている「彼此(あれこれ)メルマガ」はこちら

Webライターが円滑に仕事をするための前提条件

ここからは、Webライティングの継続案件で仕事をする「前提条件」として、実践したほうが良いことを紹介していきます。

継続して仕事をもらうには、以下の5つのマナーを意識してください。

Webライターの仕事を円滑にする前提条件
  • 余裕をもって納品する
  • レスポンスは素早く
  • ライティングで意識した点を伝える
  • ライターからも提案をする
  • わからないことは質問する

これらは、Webライターとしての価値を高めるためにも役立つことなので、ぜひ実践してみましょう。

余裕をもって納品する(前提条件①)

Webライターに限らず、仕事をする上で「納期を守る」ことは至極当然のことです。納期までに記事が納品されないと、クライアントは非常に不安に感じます。

ですから、余裕を持って「納期よりも前に」記事を納品するようにしましょう。そうすると、クライアントは安心しますし、仕事が早いと喜んでくれます。

わたしなりに、納期については以下の考え方をしています。

  • 完成した記事を収める期限
  • 修正がある前提で早めに納品
  • 遅れそうなら即連絡(理由も)

Webライターとしての信用にも関わりますから、余裕を持って納品できるようなスケジューリングをしてください。

レスポンスは素早く(前提条件②)

クライアントから指示や質問などの連絡があったら、できるだけ素早く返信するようにしましょう。

ときどき、スタンプだけの反応で終わらせてしまう人もいますが、それだとクライアントに失礼です。メッセージに返信不要と記載されていない限り、ライターからはメッセージで返信してください

遅くても「その日のうちに返信する」ことが基本ですが、返答に時間がかかる要件などは「その旨」だけを先に伝えるようにします(たとえば以下のように)。

【即返答が難しい場合のメッセージ例】

  • ただいま外出中ですので、本日の○○時までに改めて連絡いたします。
  • スケジュールを調整していますので、△△日の〇〇時までお待ちいただけますでしょうか。

たとえ、いますぐ返答ができなくても上記のようなメッセージを送っておくだけで、クライアントから持たれるイメージは大きく変わります。

多くのクライアントは「メッセージを読んだのか読んでいないのか」が分からない状態を嫌いますから、メッセージに対しては何らかの反応をしておきましょう。

メッセージを確認できない曜日や時間帯があるときは、あらかじめ契約のときにクライアントに伝えておくと良いです。

ライティングで意識した点を伝える(前提条件③)

記事を書いたら納品するだけでなく、この記事を「ライティングする際に意識した点」を併せて伝えます。

なぜこのような表現にしたのか、どうしてこの構成になったのかなど、ライター側の意図を伝えることでコミュニケーションを図りやすくなるからです。

わたしの場合は、以下のように「箇条書き」で伝えるようにしています。

【納品する際のメッセージ例】

お疲れ様です。〇〇の記事について初稿が終わりました。ご確認お願いいたします。

  • PREPの流れで構成
  • リード文でも訴求を意識
  • 商品機能を見やすいよう一覧表で記載
  • 経済産業省のデータを引用して外部リンク
  • イメージしやすいようYouTubeの動画を埋め込み

以上を意識しつつ、訴求を強めにしております。

このように納品するようにしてから、質問や添削などがほとんどなくなり、クライアントからも喜ばれるようになりました。

また、ライター側からも意図を伝えるようにすることで、クライアントからも「なぜこのキーワードなのか」とか「どうして修正をしてもらいたいのか」など、その意図を教えてくれるケースが増えます。

こうなると、クライアントのメディアが大事にしていること基本的な戦略、といったことが把握できるので、より満足度の高い記事を納品できるようになるでしょう。

ライターからも提案をする(前提条件④)

クライアントに対して、ライターからも提案をしてみてください。もちろんこの場合も、なぜ「こういった提案をするのか」という意図を明確にしましょう。

提案をするときは、以下のことに基づくと良いです。

  • 自分自身のデータや経験
  • 官公庁の資料
  • 公式サイトのデータ etc

もしもクライアントに別の意図があれば、その意図を教えてもらえますし、良い提案だと受け入れてもらえれば、さらに信用度はアップします。

ただし、思いつきの提案はしないでください。クライアントからすると「面倒なライター」という印象になるので、逆効果になってしまうからです。

わからないことは質問する(前提条件⑤)

記事を書く前、書いている途中などに、わからない点や判断に迷うケースが出てくることもあります。こういった場合は、躊躇せず質問してください

曖昧にしたままで記事を書いてしまうと、かえってクライアントに迷惑をかける可能性もあります。

そして、質問をするときは以下のことに気をつけましょう。

  • 質問内容は具体的に
  • わかりやすく端的に
  • 質問したい内容だけ
  • 質問事項はまとめて

質問内容は具体的に伝えることも大切ですし、クライアントがわかりやすいよう端的にまとめることも意識してください。

また、クライアントに迷惑がかからないよう、質問がいくつかあるときは「まとめて聞く」ようにしましょう。

文章の「癖」や「欠点」を無くそう

独学で勉強しているWebライターほど、自分の書いている「文章の欠点」に気がつきません。これが「継続依頼をしてもらえない」とか「仕事が増えない」という最大の原因です。

たとえば以下のようなことがあると、クライアントが継続依頼をしにくくなります。

  • 癖のある言い回し
  • わかりにくい表現
  • 読者心理を突いていない etc

クライアントの立場になると、こういった「文章に欠点がある」ライターに記事を書かれることが一番困るからです。

とくに、企業サイトや公式サイトなどは「読みにくい文章」をかなり嫌います。

ですから、継続してWebライティングの仕事をもらうには、書き手の癖がなく「読みやすい文章」を書くことが大前提です。

現役Webライターにフィードバックをもらう

ライティングの癖だとか、文章の欠点というのは、他人に指摘されるまで気付けないものです(なかなか自分では気付けない)。

ですから、自分の書いた文章の「癖」や「欠点」を見直したいなら、現役のWebライターに指摘してもらうのもあり。

以下のような、Webライターにありがちな悩みを持っているなら、添削のプロからアドバイスをもらってみましょう。

Webライターが抱える悩み
  • 単価の安い仕事しかできない
  • 仕事に応募しても採用されない
  • テストライティングで落とされる
  • 継続依頼の仕事を契約できない
  • ブログを書いても稼げない etc

こういった悩みを抱えているなら、少々コストはかかりますが「オンライン型ライティング講座」で、プロから学ぶ方法がおすすめです。

現役Webライターから「添削」を受けられる講座もあるので、まずは資料請求、無料体験などを利用してみましょう。

こうやって徐々に読みやすい文章が書けるようになってくると、自ずとWebライターの仕事は増えていきますよ。

読みやすい文章を書くために参考になる本です