- ブログで集客するコツは「記事の内容」と「読者の導線」です。
- ブログ集客にはSEOも重要ですが、SNSやYouTubeを使うのもポイント。
- 集客に強いブログというのは「コンバージョン率」が高いブログ。
今回のテーマは『スムーズにブログで集客する方法』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
広告費を抑えたいとき、低コストで集客したいときなど、ブログを使って集客できると理想的。費用対効果はバツグンですから。
でも、とりあえずブログをやってみたものの「全然集客できない」っていう人も多いです。
ちなみに、わたしもブログを使って集客していますが、最初は全然ダメだったのを覚えています。
- ブログ歴:約5年(2017.4~)
- 月間PV数:最高20万pv
- 運営中ブログ:3つ
- 記事数:300〜400記事くらい
ブログで集客できないとき試行錯誤した結果、以下の手順で改善していくとブログでも集客できるようになりました。
- 原因を考える
- アクセスを集める
- コンバージョンを増やす
ということで今回は、ブログで集客できないときの改善方法と手順について、経験を踏まえながら解説していきます。
また、ブログで稼ぐためのヒントを『ブログで収入を得ていく手段と方法』でも解説しているので、ぜひこちらも併せて参考にしてみてください。
ブログで集客できない原因を考える
まず最初にやることは「なぜブログから集客できないのか?」その原因を考えてみることです。これをやらないと始まらないので。
しっかりデータを計測していれば原因はすぐに分かるんですが、たぶんブログ集客で悩んでいる人は細かくデータを取っていないと思うので、まずは以下の2つを考えてみましょう。
- ブログへのアクセスが少ないのか
- アクセスはあるが成約や来客に至らないのか
Googleアナリティクスなどで、ブログへのアクセス数(どれだけ読まれているか)を確認してみてください。そもそも、アクセス自体が少ないかもしれません。
もちろんですが、ブログへのアクセスが少なければ、ブログで集客することは難しいです。逆に、ある程度のアクセスがあるのに集客できないときは、集客に至るまでの導線とか、販売ページなどに問題があるかもしれません。
ちなみに、ブログへアクセスが集まらない主な原因は、以下のようにいくつかあります。
- 適切なキーワードが選べていない
- 読者が納得する記事を書けていない
- 検索結果で上位表示できていない
- ブログにある記事数が少ない
- ブログの更新頻度が少ない etc
また、成約や来店など、集客につながらない原因についても、いくつか理由が考えられます。
- ブログや記事内の導線ができていない
- 販売ページが魅力的ではない
- 読者ターゲットと商品が合っていない etc
ではここからは、ブログのアクセスを増やしたり、ブログからの成約率をアップしたり、ブログ集客ができるようになる方法をお伝えしていきます。
ブログへ読者を集める(アクセスアップ)
ブログで集客をするためには、まずブログへアクセスがないと始まりません。以下のことをしながら、ブログへ読者を集めていきましょう。
- 適切なキーワードを選ぶ
- 記事の内容を充実させる
- SNSやYouTubeも使う
- 幅広く読者を想定する
これらすべてを短期間でやっていくのは難しいので、ブログ集客に重要なものから説明していきます。
適切なキーワードを選ぶ
ブログを書くときに「キーワード」を選ぶ作業は、絶対に手を抜いてはいけないこと。それくらい重要な作業だと思ってください。
というのも、以下の2つの点でキーワードは欠かせないからです。
- 検索で上位に表示させる
- 検索した読者を満足させる
たとえば、いくら内容が素晴らしい記事を書いたとしても、読者が検索したときに上位表示されないと読まれません。クリックすらされないので。
つまり、読んでもらい人たちが「検索するときに使っている言葉」をキーワードとして使うことで、その記事が検索結果に表示されるようになります。
そして、どんな言葉で検索しているのかが分かれば、検索した読者が「なにを求めているのか」も想像できます。だから読者が求めている記事を書きやすくなるんです。
「ラッコキーワード」はとても便利です
では実際にキーワードを調べるとき、なにが大切なのか。それは「複合語」と「検索数」です。
- 複合語:どんな言葉を組み合わせて検索しているか
- 検索数:実際にどれくらいの人が検索しているか
Googleで検索するとき、ほとんどの人が「言葉を組み合わせて」調べます。たとえば「ブログ 集客 できない」といった感じで。
だから、どういう組み合わせで検索しているかを調べる必要があります。あと、その言葉の組み合わせで「どれくらいの人が検索しているのか」も重要です。月に10人しか検索しない言葉を使っても、集客には役立ちませんから。
ちなみに、キーワードを調べるときは「ラッコキーワード」というツールがとても便利で、たくさんの複合語を調べることができます。
無料でも使えるツールなんですが、有料版だと月間検索数も調べることができます。
「RankTracker」などで順位測定を
キーワードをしっかり選びながら記事を書いたあと、ぜひやっておくべきことがあります。それは「キーワードごとの検索順位」をチェックすること。
狙ったキーワードでしっかり上位表示されているか。これを定期的に調べることで、リライトをしたり、キーワードを見直したり、よりブログ集客を強化できます。
また、キーワードや記事の検索順位を調べるときは、以下のツールを使う人が多いです。
- サーチコンソール(無料)
- GRC(無料版あり)
- RankTracker(無料版あり)
わたしの場合は、数年前から「RankTracker」の有料版を使っています。無料版でも検索順位をチェックできますが、データ保存ができないので継続的な変動を見れません。
有料版だと、このように経時変化を追うことも可能。しかも設定さえすれば「毎日同じ時間に自動チェック」してくれます。
さらに有料版だと、検索順位のチェックだけでなく「ラッコキーワード」と同様の機能も使えます。
この有料版の「RankTracker」があれば、キーワード探しから順位チェックまで全てできるから、作業効率も劇的に良くなるのでおすすめです。
ちなみに、RankTrackerには無料版もあるので、まずはそちらから試してみてください。
記事の内容を充実させる
キーワードが決まったら、そのキーワードで検索する人が納得するような記事を書きましょう。そもそも、記事の内容が薄っぺらいと、集客にはつながりません。
ポイントとしては、読者が「なぜその言葉を使って検索したのか」をイメージすること。これが良い記事を書くための一番のコツです。
- なぜその言葉を選んだのか
- 検索して何を知りたいのか
こういったことを、読者になりきってイメージする。それから記事を書いてください。
そして、読者の気持ちを考えながら記事を書けるようになると、読者からの信頼を得られますし、成約率のアップにもつながります。
いわゆる良い記事というのは、読者の悩みや疑問に対して「的確に回答できている」もの。決して、長く書くことが良いというわけではないです。
SNSやYouTubeも使う
Google検索で上位に表示されるまでには、記事を書いてから数ヶ月単位という時間がかかります。もしかしたら、永遠に上位表示されないかもしれません。
なので、検索からのアクセス頼みにならないよう、SNSやYouTubeも活用していきましょう。
- SNS → ブログ
- YouTube → ブログ
こういった流れを作ることができれば、安定してブログに読者を集めることができます。SNSやYouTubeでの活動も、ブログ集客には大切な戦略です。
たとえば、Twitterを使うなら、以下のことを意識するといいです。
- プロフィールにURLを載せる
- ツイートで記事をシェアする
- 記事ツイートをトップに固定する etc
上記の方法など、Twitterを使ったブログの伸ばし方について『アクセスが集まるブロガーのTwitte活用法』で詳しく解説しています。よければ参考にしてください。
さらに、YouTubeを使うなら、以下のことをしておきましょう。
- 動画の説明欄にURLを貼る
- チャンネルとブログを連携する
- ブログにもYouTubeを載せる etc
ブログを書きながらYouTubeもやるというのは、労力的にもなかなか難しいかもしれません。なので最低でも、TwitterなどのSNSだけは日頃からやっておくといいですよ。
幅広く読者を想定する
SNSのフォロワーや、YouTubeの視聴者など、ブログ以外の場所から読者を集める。これと同様に「幅広い人へ情報を届ける」ことも、ブログ集客をする上では大切です。
具体的には、記事を書くときのターゲットを「色々な角度からイメージする」ということ。
これについては「5W2H」を使うと良いです。たとえば「集客」というキーワードに対して、以下のように切り口を作るなど。
- いつ(When):24時間
- どこで(Where):ネット上
- 誰が(Who):ネットショップ経営者
- 何を(What):購入者リスト
- なぜ(Why):売り上げアップ
- どうやって(How):ブログを使って
- いくらで(How much):費用をかけない
こうやって5W2Hを使ってイメージするだけで、7つの記事ネタができるわけです。想像力を膨らませれば、もっともっとネタができます。
また、このように色々な切り口から記事を量産していって、幅広い層の人たちをブログで集客していきましょう。
5W2Hを含めた記事ネタを探す方法について『ブログに書くことがないときの解決法』で解説しているので、こちらのテクニックも使ってみてください。
コンバージョン率(成果率)を高くする
ブログで集客をしたいときは、なにを目的にするのか決めておきましょう。その目的を達成できてはじめて「ブログ集客ができた」ということですから。
一般的に、この目的を達成することを「コンバージョン(成果)」と言い、目的達成の割合を「コンバージョン率(成果率)」といいます。
たとえば、ブログ集客をする目的としては、以下のようなものがあります。
- 商品やサービスを買ってもらう
- メルマガに登録してもらう
- 店舗への来店してもらう
- 申し込みしてもらう etc
もちろん、記事ごとに目的を決めてもOK。というか、記事ごとに目的を決めておかないと、思ったとおりに成果は上がらないので。
そして、ブログ集客をするときに一番重要なのは、この「成果率」をどれだけ高くできるか。極論を言うと、ブログへのアクセス数が少なくても「成果率」が高ければ、ブログ集客はうまくいっているということです。
そのためには、目的と記事内容がポイントになります。
目的と記事内容を合わせる
たとえば「履歴書の書き方」を説明している記事で、転職者向けの「有料相談サービス」を紹介する。これって読者のニーズと、書き手の望みが、あまり噛み合ってない状態です。
つまり、読者は「ノウハウ」が知りたいのに、書き手は「サービスを売ろう」と考えている。これだと、読者に無視されるか、嫌悪感を持たれるので、いくら記事を読まれても成果にはつながりません。
なので、以下のような感じで、目的に合わせた記事を書く、記事に合わせて目的を変える、こういったことが大切です。
- 有料の転職サービスを売りたい → 会社を辞めたい人がターゲットとなる記事でサービスを紹介する
- 履歴書の書き方(ノウハウ)を知りたい → 書類審査に落ちない秘訣を配信しているメルマガへの登録を促す
もちろん、記事内での導線にも注意しましょう。導線とは「読者を誘導する流れ」です。
読者の導線をつねに意識する
せっかく目的に合わせた記事を書いても、読者の導線ができていないと成果にはつながりません。正しい導線とは「ベストなタイミング」で「目的のモノ」を示すこと。
目的のモノとは、ブログ集客だと以下のものが多いと思います。
- 商品ページのURL
- サービスページのURL
- メルマガ登録フォーム
- LINEの登録フォーム
- 問い合わせの電話番号
- 申し込みフォーム etc
こういったものを記事内に設定して、ブログに集まってくれた読者に、商品やサービスを買ってもらったり、登録してもらったりしましょう。
あとは、記事の中のどの位置に設定しておくのかもポイントなんですが、これは達成したい目的によって変わるので、色々とテストをしながら試していくしかありません。
まずは、以下の2つの箇所に「販売ページのURL」とか「メルマガ登録フォーム」などを設置してみましょう。
- 記事の最後
- 目次の上部
もちろん慣れてきたら、文章の中でさりげなく紹介したり、促したりすることもありです。これができるようになると、コンバージョン率は高くなっていきます。
ちなみに、ブログ集客ができるようになるとアフィリエイトでも稼げますし、アフィリエイトで稼げる人はブログ集客も上手。いわゆる「ブログマーケティング」ができる人になれるわけです。
最後になりますが、ブログで収入アップするノウハウを『ブログで収入を得ていく手段と方法』でまとめて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。