ポイント!
  • 新PASONAの法則は、強力な効果がある「セールスライティング」の1つです。
  • 商品やサービスの「ランディングページ」で使われることが多く、読者の「悩みの掘り起こし」に特徴があります。
  • 長文になる傾向が強いので「メルマガ」などに応用してもOK。

トール

今回のテーマは『強力なセールスライティング「新PASONAの法則」』について!

どうもー!トールです(@tooru_medemi

売れる「ランディングページ(LP)」の書き方にはいくつかテクニックがあって、今回紹介する「新PASONAの法則」はその代表的なものです。

わたしも「ここぞ!」というときには、新PASONAの法則を応用しながら文章を書いています。

わたしの「Webライター歴」2022.10 現在
  • Webライター歴:約6年(2017.4〜)
  • 主な活動:代行ライティング、ブログ運営など
  • 執筆経験:BtoB企業サイト、ショッピング、接骨院、人材派遣、ソフトウェア、アプリ、VODなど
  • 執筆本数:1,000記事以上

ランディングページ以外にも、ブログやメルマガで商品を売りたいとき、この「新PASONAの法則」を使って文章を書くことが多いです。

そして、この書き方をマスターできると、Web上でいろいろな商品やサービスが売れるようになります。

ということで今回は、商品やサービスを比較的長い文章で紹介するときに役立つ「新PASONAの法則」を解説していくので、モノやサービスを売りたいときにぜひ活用してみてください。

なお、こちらの動画では具体例を挙げながら解説しています。併せてご覧ください。

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商品やサービスを売るための文章テクニック

新PASONAの法則とは「6つの要素」から構成される文章の書き方で、ランディングページやセールスレターなどに使われることが多いテクニックです。

というのも、この法則には「読んだ人を駆り立てる」という強力な効果があるからで、これまでに総額100億円の成果があったとも言われています。

「新PASONAの法則」の構成要素
  • 潜在的な問題や悩みを明確化(Problem)
  • 悩みに共感したり事例を挙げる(Affinity)
  • 悩みに対する解決方法を提示(Solution)
  • 商品やサービスの導入を提案(Offer)
  • 期間や対象を絞り込む(Narrow down)
  • いますぐ行動を呼びかける(Action)

これが「新PASONAの法則」による文章の流れで、簡単な例文だと以下の感じになります(具体例は後述)。

  • P:画像が乱れるオンライン会議の経験はありませんか
  • A:音声や画像がフリーズするとストレスですよね
  • S:ネット環境を改善するだけでストレスフリーに
  • O:光回線を導入すればオンライン通信も安定します
  • N:今月中の新規契約でキャッシュバックがあります
  • A:いますぐ光回線に申し込んでスムーズな会議を!

こんな感じで、相手の「潜在的な悩みや問題」を明確にすることから始まるので、何気なく読んだ人でも「ついつい買ってしまう」ということがあります。

わたしのnote『ブログで「月5万」の稼ぎ方を覚えよう』でも新PASONAの法則を使いつつ書かれているので、無料の冒頭部分だけでも参考にしてみてください。もちろん、メルマガにも応用できるテクニックです。

「note」で新PASONAの法則を使ってみた
  • なぜ「ブログで稼げないのか」路頭に迷ってませんか(悩みの明確化)
  • 稼げない「もどかしさや不安」をわたしも経験してきました(悩みを共感)
  • 自分のブログを分析して「キーワード選び」や「文章の書き方」を学ぶ(解決策を提示)
  • 「note」に書いてある月20万の収益を出しているノウハウを実践する(解決法の導入)
  • ブログで月5万以上を稼ぎたいなら「いますぐ購読」を(絞り込み → 行動)

このように、ランディングページとかセールスレター以外にも、じっくり読んでくれる相手に対しては「効果的な文章の書き方」なので、いろいろな場面で応用することもできます。

つまり、購買意欲よりも「読みたい」という気持ちが、相手にあるかどうかがポイントです。

まだ「購買意欲が低い」人にも効果がある

新PASONAの法則で特徴的なのは、冒頭部分で読者の「悩み」や「問題」を明確にしてもらうことです。

なぜなら、いわゆる「ぼんやりとした悩みや問題」をしっかりと認識してもらうことで、他人事ではなく「自分事」として読み進めてもらえるから。

なので、自分の悩みや問題を「まだ明確に理解していない」という読者も、ターゲットとして含めることができます。

「悩みの明確化」と「購買意欲」の関係
  • まだ悩みが「ぼんやり」している:購買意欲「低」
  • 悩みが「明確」になってきている:購買意欲「中」
  • すでに「解決策」を理解している:購買意欲「高」

このように、悩みがぼんやりしている人ほど「購買意欲は低い」傾向があり、いくら良い商品であったとしても、この状態のときにセールスしたら「売れる可能性は皆無」です。

たとえば、自分が太っていると思っていない人に、あの「ライザップ」を紹介したところで、絶対に入会してもらえないですよね。

でも、この「新PASONAの法則」を使って文章を書けば、その文章の中で購買意欲を高めていくことができます(以下の流れで)。

Step1:悩みや問題を「明確化」させて、購買意欲を引き出す

まず最初に、自分の悩みや問題が「明確になっていない」人を想定しながら、はっきりと悩みや問題を自覚してもらうことから始めます。

そうすることで、文章を先に読み進めてもらうことができるから。

このときに大切なのが、あらゆる表現や手段を使って、読者自身の悩みや問題を「明確化」していくことです。

  • 自分の体験とか経験を語る
  • Yahoo知恵袋から引用
  • SNSの投稿から探す
  • 写真や動画で表現
  • イラストを使う etc

こんな感じのことをすれば、読者は悩みや問題を具体的にイメージしやすくなるので、おすすめです。

まだまだ「購買意欲は低い」状態ですが、その先が気になり始めて読み進めてくれるようになります。

Step2:悩みや問題の「解決策を提示」しながら、購買意欲を高める

次に、読者の悩みや問題について「共感」しながら、それに対する「解決策を提示」していきましょう。

そうすると、その解決策に興味を持ってくれるようになり、読者の購買意欲も徐々に高まっていきます

さらに、信頼できそうな解決策であればあるほど、購買意欲は高くなりやすいです。

  • 数値などのデータを使う
  • 口コミや体験談を引用する
  • 画像や動画を使って表現する

こういったことをしながら、いかにして読者に信用してもらえるかがポイントなので、できる限りのあらゆる手段を使いましょう。

なぜなら、ここで読者からの信頼感を高めておけば、以降の流れに拍車をかけられるからです。

Step3:具体的な「解決策の導入」を提案しつつ、購入につなげる

さらに、具体的な「解決策(いわゆる商品・サービスなど)」を紹介していきます。

ここまで興味を持って読んでくれる読者というのは、かなり「購買意欲が高く」なってきているので、商品やサービスの魅力を存分に伝えるといいです。

  • 機能
  • 価格
  • 特典
  • メリット
  • お客様の声 etc

こんな感じで、商品やサービスの良さをしっかりアピールしていけば、購入してくれる確率はグッと高くなっていきます。

ここで手を抜いてしまうと、せっかく読み進めてくれた読者の期待を裏切ることになってしまうので、あらゆる角度から商品やサービスの魅力を伝えてください

また、売れる文章を書くコツには「ベネフィット」や「避けたい欲」を利用して、購買意欲を高めるというテクニックもあります。これらもぜひ活用しましょう。

新PASONAの法則を使った文章(具体例)

それでは、ここからは「新PASONAの法則を使った文章の具体例」を挙げていきたいと思います。

その前に、新PASONAの法則の特徴を、もう一度おさらいしておきましょう。

「新PASONAの法則」


【Problem:悩みの明確化】

  • 読者の潜在的な「悩み」や「問題」を明確にしていく
  • 具体的に読者がイメージできるように表現を工夫する


【Affinity:親近感】

  • 読者の悩みや問題に対して「共感」をしていく
  • 「ストーリー」とか「五感」を使ってイメージしやすくする


【Solution:解決策の提示】

  • 悩みや問題に対する「解決策」を提示していく
  • 数値やデータ、画像などを用いて信用を得ていく


【Offer:商品やサービスの提案】

  • 「商品」や「サービス」の導入を提案する
  • 価格や機能、お客様の声など、商品やサービスの魅力も伝える


【Narrow down:絞り込み】

  • 商品やサービスを使ってもらいたい人を限定する
  • 販売期間(割引期間)を限定するのもあり


【Action:行動の呼びかけ】

  • 購入を後押しする(特典とかキャンペーンなどは効果的)

ここでは具体例として、以下の感じで「Webキャリアアップスクール」というテーマについて、新PASONAの法則で文章を書いてみました。

こんなご時世だからこそ、在宅でできる仕事をしたいとか、テレワークができる環境で働きたい、そう思ったことありませんか(明確化)

しかも、自宅で仕事をすることって「感染対策」にもなりますし、わたし自身の経験上、何よりも通勤のストレスは無くなるし、通勤にかかってた時間を有効活用できます(親近感)

そして、国土交通省のデータによると、テレワークをしている人は「19.7%」と右肩上がりになっていて、在宅ワークをするには「ITスキル」を身につけることが、一番の近道です。

  • Webデザイン
  • Webライティング
  • Webマーケティング
  • 動画編集

こういったWeb関連のスキルを身につけておくと、就職・転職、副業などにとても有利ですし、もちろんフリーランスで働くこともできます(解決策)

上記のようなWebスキルを学べる場の1つとして「SHElikes(シーライクス)」というものがあり、以下のような内容です。

  • オンラインで学べる
  • 現役のプロが講師
  • Webスキル全般を学べる(27コース)
  • 質問し放題の勉強会
  • 無料体験レッスン etc

女性専用のWebスクールで、体験レッスンの参加者は2万人以上。満足度は91%。Webスキルを包括的に学べる唯一のスクールです。(提案)

初心者・経験者に関係なく「Web/IT業界で活躍できるスキル」を身につけたい人におすすめです(絞り込み)

いまなら「無料体験レッスン」を受けられます(行動)

「SHElikes(シーライクス)」無料体験レッスンはこちら

本来なら「じっくりと長い文章」で伝えるテクニックなんですが、ここではイメージを掴んでもらうため端的にまとめました。

実際に「新PASONAの法則」を活用するときは、ストーリー性をもたせたり、データや事例を使ったり、画像や動画を載せたりすると、とても効果的です。

メルマガで商品を売るときも新PASONAの法則が使える

今回紹介した「新PASONAの法則」という文章の書き方は、読み応えのある長い文章によって「読者の購買意欲を駆り立てる」が特徴です。

なので、ターゲットとなる読者層を決めるときも、以下のようにある程度の幅を持たせることができます。

  • 悩みがぼんやりした人
  • 悩みをどうにかしたい人
  • 悩みをすぐに解決したい人

このように、読者の「悩みの深さ」というのはあまり気にせず、幅広くターゲッティングをしても大丈夫です。

そして、長文になっても読んでくれやすい「メルマガ」などでも効果を出しやすいので、メルマガでセールスをするときにも使ってみてください。

商品やサービスのセールスをするなら、一度は「新PASONAの法則」を使ってセールスレターを書いてみるといいですよ。

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