- 社会人にとって「文章力」というのは、収入アップにも直結するスキルです。
- 自ら文章の書き方を勉強する人としない人では、どんどん差がつくのが現実。
- 文章力を身につけられれば、本業だけでなく「副業」にもチャレンジできます。
今回のテーマは『社会人が身につけたいスキル「文章力」』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
学校を卒業して社会に出たとき、つくづく「文章を書くスキル」って大切なんだと思わされることが何度もありました。
というのも、文章力って仕事ぶりを測るバロメーターにもなりますから。
- 文章力がある人=頭が良くて仕事ができる
- 文章力がない人=仕事ができなさそう
社会人になると、上司や同僚、取引先などから、こういうイメージを持たれがちです。だから文章力があって損することはないです。
わたしは現在、Webライターとしても活動していますが、サラリーマンとして働いていたころから「文章の書き方」については勉強していました。ちなみに、論文を書くこともありました。
- Webライター歴:約6年(2017.4〜)
- 主な活動:代行ライティング、ブログ運営など
- 執筆経験:ショッピング、接骨院、人材派遣、ソフトウェア、アプリ、VODなど
- 執筆本数:1,000記事以上
文章力がある社会人になれれば、給料はアップしますし、周囲から信頼されますし、やっぱり良いこと尽くしです。
そこで今回は、わたし自身の経験も踏まえながら、仕事をしながら文章力を高める方法、収入につなげていくコツについて、解説していきます。
そもそも「なぜ文章が上手く書けないのか」という原因と解決法を『Webライティングとは初心者でも稼げるスキルの1つ!収入につながる文章力を身につける方法』で解説しているので、こちらも併せてご覧ください。
ビジネスにおいて文章力は必須のスキル
社会人として仕事をしていく上で、やっぱり「文章力」というのは欠かせないスキルであり、それこそ収入にも深く関わってきます。
ではなぜ、文章力がビジネスにおいて大切なのかと言うと、以下のような場面で文章を書くスキルが求められるからです。
- 企画書、報告書、稟議書
- メール、テレワーク
- マニュアル作成 etc
これらはごく一般的な場面ですが、業種や業務によってはもっと文章力が求められる場面が多くなります。たとえば、編集者とか広報などがそうですね。
また、2020年に行われた「日本漢字能力検定協会(漢検)」の調査データによると、ビジネスにおいて文章力が必要であると答えた人は「96.4%」でした。
さらに、同じ調査内にて「社員の文章力が昇給や昇格に影響する」と答えた企業は、なんと6割以上にもなります。これを見ると、文章力ってホント大切です。
引用:人材育成担当者を対象とした 社員の文章力に関する意識調査
- 昇格と昇給どちらにも影響する:41.8%
- 昇格に影響する:20.7%
- 昇給に影響する:3.8%
- いずれもあてはまらない:33.7%
たかが文章力と思ってしまいがちですが、企業側からすると大切なスキルの1つだと判断しているようです。
しかも、テレワークなどで直接コミュニケーションを取れないことが増えたのもあり、ますます「伝えるための文章力」は社会人にとって重要な能力になってきています。
でも、自社内で研修などをしている企業は少ない
これだけ文章を使って伝えることが重要視されているにも関わらず、文章力を高める研修などをしている企業は多くありません。
ところが、先ほどの漢検による調査データを引用すると、自社内で研修を行っているのは「26.7%」にとどまっています。重要なスキルだけど教育は不十分。
- 多くの企業が文章力は大切だと認識している
- 文章力を高める研修をしている企業は少ない
現状ではこういった矛盾が生じているので、会社に頼らず「自己学習」する人も増えてきていますし、スキルを身につけようと努力している人もたくさんいます。
そのため、自ら進んで勉強している人と、まったく勉強していない人では、その差がどんどん開くばかり。これが収入の差につながっていくんですよね。
なので、給料やボーナスなど、社会人になって収入を増やしていきたいなら、文章を書くスキルをしっかり身につけるのも1つの手段。
仕事をしながら文章力をトレーニングする方法
働きながら勉強するとなると、隙間時間をうまく使ったり、すぐに使える知識を覚えたり、効率よく学んでいくことがポイントになります。
まったく文章力に自信がない人は、必要最低限でいいので「仕事で使える文章の書き方」については覚えておくといいです。たとえば本を読んだりとか、動画を見たりとか。
- ビジネス書籍
- ライティングの教本
- YouTubeなどの動画
こういったもので基礎的な知識を学ぶのもありで、実際にわたしが自己学習に使っていた本を、この記事の最後でいくつか紹介します。もちろん、実際に役立った本のみです。
そもそも、文章力に何が求められるのか
自分で勉強すると言っても、何から手をつければいいのか分からない。こういう人たちって、すごく多いです。
そこで、勉強を始める前にちょっと見てほしいデータがあります。
こちらも漢検の調査データなんですが、上司が部下の書いた文章を読んだとき「ストレスを感じる原因」は以下のとおり。これを覚えておくことが、読みやすい文章が書ける第一歩です。
1位 | 読み手が必要とする情報が欠けている・説明不足(65.1%) |
2位 | 適切な語彙・表現を選んでいない(46.5%) |
3位 | 文に無駄が多く長い(38.9%) |
4位 | 筋道立っていない(38.6%) |
5位 | 手直しに時間と手間がかかる(37.5%) |
こういったことを気にしながら文章を書いていけば、大きな失敗もなく良い文章を書けますし、読み手にもストレスを与えず、読みやすい文章に仕上げられます。
仕事で文章を書くときのコツ
では、仕事などで使う文章を書くときの具体的なコツについて、以下に紹介します。これは、わたし自信もよく使っている方法です。
- 上司なり、取引先なり、読んでくれる相手が知りたいことを、事前にリサーチしておく(日頃の会話なども想像してみる)
- 客観的な情報、第三者の意見、信頼できるデータ、などを使いつつ、コンパクトにまとめる
- 書き終わったら「相手の気持ちになって」読み返してみる(書き手が主体になってないか)
- 音読をしながら誤字脱字のチェックをする
こういったポイントを押さえながら文章を書いていけば、かなり質の良い文章になりますし、相手からも信頼されるようになります。
やっぱり、こういうことの積み重ねが、昇給や昇格にも影響してくるんでしょうね。
そして、もう一歩抜け出したいなら、やはりプロに書き方を教えてもらうのが一番です。
圧倒的に成果を出したいなら、プロライターに学ぶ
仕事で文章を書いたとき、ほとんどの場合で「上司」や「先輩」から添削やアドバイスをもらうと思います。
これはこれでありがたいんですが、人によって言うことが違ってたり、修正しても良い文章にならなかったり、必ずしも成果につながるとは限らないです。
ですから、本気で文章力をトレーニングしたいと思うなら、現役で活躍しているプロのライターさんの講座で勉強しましょう。
- オンラインで勉強できる
- 基礎から応用まで学べる
- 最新の知識や技術が学べる
- プロの添削が受けられる etc
オンラインで受講できる講座だと、こういった特徴があります。多少費用はかかりますが、独学では手に入らないメリットがたくさんあります。
費用対効果がよいライター講座を『オンライン型ライティング講座の選び方+おすすめ5講座【添削サービスがポイント】』で紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
しかも、こうやってプロに学んだ知識やテクニックというのは、仕事はもちろんですが、色々な場面で文章を書くときに活かされます。
文章力があると副業もしやすい
プロに学んだ文章力があると、もちろん仕事以外にも活用できます。副業もその1つです。
- Webライター
- ブロガー
こういった仕事は副業しやすい代表的なものであり、ハードルが低くて誰にでも始めやすいので人気があります。とくにWebライターは、いまとてもニーズが高いです。
「クラウドワークス」「クラウディア」「ココナラ」のようなクラウドソーシングでも、Webライティングの仕事は多く募集されているので、興味があったら使ってみてください。
こんな感じで募集されているライター案件に応募して、どんどん仕事をゲットしていく流れ。基本はメールだけのやりとりなので、仕事をする上でも楽です。
ちなみに、隙間時間に作業をするだけでも、副業として月数万円くらいならすぐに稼げます。
社会人として文章力を身につけると、色々な面でメリットが多いです。収入アップはもちろん、仕事の幅も広がっていくので、ぜひ文章を書く勉強をしていきましょう。
文章力をつけたい社会人におすすめ書籍
オンラインで学べるライティング講座
- あなたのライターキャリア講座|ライティング専門会社の講座。プロによる添削もあり。本格的に学びたいならココでOK。
- web+ Media School|ライティングを学びながら記事を書いて報酬をもらえる。プロによる添削あり。まずは資料をダウンロード。
- SHElikes(シーライクス)|女性専用のスクール。デザインやマーケティングも合わせて学びたい人向け。
- 通信講座たのまな|Webライティング労務士の資格を目指せる講座。リーズナブルな料金。