- アフィリエイトとは、今回紹介する「デメリット」との戦いです。
- デメリットはありますが、それぞれ回避や解決する方法があります。
- 1つの商品やサービスに頼りすぎると、アフィリエイト収入は不安定に。
今回のテーマは『アフィリエイトのデメリットとその解決法』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
ブログでアフィリエイトを始めてから5年以上になりますが、正直なところアフィリエイトには「デメリット」がいくつかあります。
でも、このデメリットを回避したり、解決したりすることで、アフィリエイトでも稼げるようになるんですよ。
- ブログ歴:約5年(2017.4~)
- 月間PV数:最高20万pv
- 運営中ブログ:3つ
- 記事数:300〜400記事くらい
アフィリエイトにはデメリットがあるものの、解決できないものではありません。
ということで今回は、アフィリ経験者だからこそ感じるアフィリエイトのデメリットと、デメリット回避の仕方や解決方法について解説していきます。
また、ブログで稼ぐためのヒントを『ブログで収入を得ていく手段と方法』でも解説しているので、ぜひこちらも併せて参考にしてみてください。
商品選びを間違えると稼げない
アフィリエイトのデメリット1つ目は、参入するジャンルを見誤ってしまうと「まったく稼げない」ということ。初心者はここで失敗することが多いです。
よくあるケースが、初心者なのに高額報酬の案件を狙う。これはアフィリの失敗あるある。
たとえば1件あたりの報酬が「5万」だったら、月10件の成約で「月収50万」ですからね。そりゃ「楽して稼げそう」って思うのも無理はないです。
結婚相談所 | ~5万円 |
医療系転職 | ~5万円 |
パーソナルジム | ~4万円 |
薄毛・発毛治療 | ~4万円 |
光回線 | ~3万円 |
HP制作 | ~3万円 |
英会話・TOEIC | ~3万円 |
プログラミングスクール | ~3万円 |
脱毛 | ~3万円 |
高額な報酬がもらえる案件の例(「A8.net 」より)
でも、よく考えてみてください。こういう高額報酬の案件には、アフィリエイトの猛者ども「いわゆるプロたち」がわんさか集まっています。
- ライバルが多い
- ライバルが協力
こういったジャンルに飛び込んでいくと100%失敗します。アフィリエイト初心者は「高額報酬の商品やサービスの取り扱い」を、潔くあきらめましょう。
初心者はまず、プロのアフィリエイターたちが見向きもしないような、報酬が「安い」案件に狙いを定めてください。
成果ハードルが低い案件を狙おう
報酬額が安いアフィリエイト商品以外にも、報酬発生のハードルが低い案件を狙うのも重要です。
たとえば、以下のようなもの。
- 無料ダウンロード
- 無料登録
- 資料請求
- 無料相談
たとえ商品やサービスを購入しなくても、こういった条件で報酬が発生する案件がたくさんあります。報酬額は数百円〜数千円までいろいろ。
このような案件、いわゆる商品を買わなくてもいい「無料系の案件」を、アフィリエイト初心者は積極的に活用するといいです。
以下のASPには、無料系案件も多くあります。ぜひ登録しておきましょう。
これらのASPについて『ブログ初心者は3つのASPに登録しよう』で、それぞれの特徴や推しポイントなどを説明しています。よければ参考にしてください。
わたしも実際に「無料案件」からアフィリエイトを始めたので、比較的簡単に稼ぐことができるようになりました。
また、無料案件の中でも「スマホアプリ」系の案件は報酬も低めに設定されているので、初心者でも稼ぎやすいと思います。
ECサイトのアフィリエイトもやってみる
さきほどの無料系案件だけでなく、Amazonや楽天など大手ECサイトのアフィリエイトをやるのもありです。報酬額は低いけど、ほぼ無限に商品があるのが強み。
たとえば、以下の感じで商品を紹介しておくだけ。ポイントは読者が興味をもってそうな商品を載せることです。
以下のECサイトアフィリについては『ブログアフィリエイトのやり方』でも解説しているので、よければ参考にしてください。
- Amazonアソシエイト|最低でも10記事が必要。180日以内に商品が3回売れると審査が受けられます。
- 楽天アフィリエイト|楽天会員であれば即日でアフィリエイトが行える
- Yahooアフィリエイト|バリューコマース経由で登録が必要。PayPayモールも対象になる
誰もがネットショッピングをする時代なので、もちろん商品が売れる確率は高いです。しかも商品は、ほぼ無限にあるので。
案件が終了すると収入が0になる
アフィリエイトのデメリット2つ目は、商品やサービスを提供している企業がアフィリエイト報酬を打ち切ると、途端に収入が「0円」になること。1つの案件に固執すると、かなりショックは大きいです。
しかも基本的に、企業側の都合で報酬が打ち切られる場合がほとんど。
- 販売が終了になった
- 販売方法の見直し
- 報酬の支払いをやめた etc
こればっかりは回避しようがないので、素直に諦めるしかありません。アフィリ経験者なら1度は通る道。
ただ以下のように、損失を最小限にできる方法がいくつかあります。
- 複数のASPに登録しておく
- ASPとECサイトを併用する
- 類似の商品を紹介する
商品によっては、AというASPでは終了になったけど、BというASPでは継続している、といったことも。こういった場合、商品のリンクさえ貼り替えれば、収入は今まで通りです。
ですから、複数のASPに登録しておくと柔軟に対応できます。
また、先ほど紹介したECサイトのアフィリエイトもやっておけば、ある程度のリスク管理になるでしょう。
類似の商品をまとめて紹介する
1つの商品だけでなく、類似した商品もあわせて紹介するのも、収入を激減させないテクニックの1つです。
いわゆる、類似した複数の商品やサービスを「まとめて紹介できる記事」を書くのも効果的。また、収益が一気に跳ね上がることも。
たとえば、以下のような構成で記事を書くだけです。
「話題のスマホゲームおすすめベスト3!」
■ドラクエウォーク
(内容)
(商品リンク)
(個別の収益記事へリンク)
■ポケモンGO
(内容)
(商品リンク)
(個別の収益記事へリンク)
■パズドラ
(内容)
(商品リンク)
(個別の収益記事へリンク)
こういう記事があれば、1つの案件が終了になったとしても「別の商品が売れていく」ので、あまり痛手にはなりません。
アフィリエイトをするときは、常に「類似商品やサービス」を探すこともポイントです。
報酬が100%支払われるとは限らない
アフィリエイトのデメリット3つ目は、商品やサービスが購入されても「報酬が支払われない」ことがあるということ。これにはもちろん理由があります。
- 不正行為による販売
- 企業が定める条件に違反した販売 etc
不正行為や違反行為はもちろんですが、クーリングオフとか、期限内に支払いがされないとか、購入者の行動によっても「報酬の支払いが却下」されることも。
なので、ASPで商品やサービスを選ぶときは、アフィリ報酬の支払い「確定率」とか「承認率」を見ておくのも重要。公表していないASPもあります。
画像引用:A8.net
画像引用:バリューコマース
あとは、商品やサービスによって「報酬の支払いが否認される条件」が決められているので、そちらも確認しておきましょう。たとえば以下の感じで。
- キャンセル、不正、報酬目的
- サービス利用意思の無いもの
- 1世帯2回以上の申込
- リスティング違反の場合 <資料請求>
- 連絡が取れないメールアドレスを使用した場合 <問い合わせ>
- 問い合わせ内容が講座に関する内容ではなかった場合 <申し込み>
- 返金保証を利用した場合
こういった否認条件は、商品やサービスごとに決められています。
商品やサービスの販売ページが不出来だと売れない
アフィリエイトのデメリット4つ目は、商品やサービスの販売ページの出来によって売り上げが変わってしまうということ。これは結構切実です。
つまり、いくら良い記事を書いて紹介したとしても、企業側が用意した販売ページに魅力がなければ購入に至りません。もちろん、アフィリエイトの報酬が得られない。
だから、アフィリエイトで紹介する前に販売ページを読んでみて、自分なら「はたして買うのか」をチェックしましょう。
- 商品やサービスの魅力が伝わっているか
- 価格や支払い方法が明記されているか
- 口コミや評判などが書かれているか
- 専門家の意見やデータが載っているか etc
いくら報酬金額が高くても、その商品やサービスが売れなければ収入につながりません。売れないものは、いくら頑張っても売れないです。
クリック数と成約数をチェックする
どういった販売ページが良いのかは、慣れてこないとなかなか判断できません。
アフィリエイトをやるとき、以下の2つのデータは必ずチェックするようにしましょう。これである程度の見分けができます。
- クリック数
- 成約数
クリック数とは、アフィリエイトのリンクがどれだけクリックされたか。この数字が少ないようであれば、商品紹介の仕方が悪いと判断できます。
成約数とは、商品やサービスがどれだけ購入されたか。クリック数が多いのに成約数が少ないとなれば、販売ページないしは商品やサービス自体に魅力がないということ。
アフィリエイトで成果に繋がらないのは、紹介する側だけでなく、企業側の問題ということもあるので、どちらが原因なのかを見極められると稼げる確率が高くなります。
良くも悪くも「Google検索」に依存している
アフィリエイトのデメリット5つ目は、Google検索のアルゴリズムに左右されるということ。とくに、ブログでアフィリエイトをする場合です。
そもそも、Google検索で上位表示される記事が多ければ多いほど、ブログのアフィリエイトでは稼ぎやすくなります。そして、どの記事を上位表示させるかは、検索エンジンのさじ加減1つ。
しかもGoogleの検索エンジンは、年に数回のペースで大きくアップデートされます。そのたびに順位が大きく変動するので、アフィリエイターは戦々恐々とすることも。
- 検索順位が上がれば、アフィリ収入も増える
- 検索順位が下がれば、アフィリ収入は減る
こういった単純な図式が成り立ってしまうので、ブログアフィリエイトは良くも悪くも「検索エンジンに依存」しているということ。これは大きなリスクの1つでもあります。
また、アップデートによるリスクを最小限にするため、わたし自身いくつかの対策をしています。
Google検索以外からのアクセスを増やす
そもそも、Google検索だけに頼らないブログであれば、アフィリエイトの収入は安定します。ファンを増やすことが大切。
そのために、以下の手段を強化していきましょう。
- SNSからのアクセスを増やす
- YouTubeからのアクセスを増やす
- 氏名検索(ブログ名、執筆者名)を増やす
SNSやYouTubeでファンを作りつつ、ブログへも興味をもってもらう。そして、Googleでもブログ名や執筆者名で検索される。この流れがもっとも理想。
また、ブログを書いてもGoogle検索で上位表示されるには「数ヶ月〜半年」くらいの時間が必要で、これもアフィリエイトのデメリットになるかもしれません。
でも、記事を書いた直後にSNSやYouTubeのファンに紹介すれば、すぐに読んでもらうことができます。ファンがいることは大きなメリットです。
アフィリエイト報酬はすぐに振り込まれない
アフィリエイトのデメリット6つ目は、アフィリエイト報酬が自分の収入になるには、一定の時間がかかるということ。
その代表例は、以下の場合です。
- ASPからの支払いは翌々月が多い
- 報酬が確定するまでに日数がかかる
基本的には、確定したアフィリエイト報酬が支払われるのは「翌々月」というASPが多いです。たとえば、1月に得た報酬は3月に振り込まれる。すぐに現金が欲しい場合は、ちょっともどかしいです。
ただ、ASPの中には翌月払いとか、即時振り込みもしているので、登録するときに確認しておくといいです。ちなみに、先ほど紹介した「A8.net」は、報酬の即時振り込みにも対応しています。
また、商品やサービスによっては報酬確定までに「30〜60日くらい」かかるものもあります。
逆に、スマホアプリなどの案件は「ダウンロードされた時点で確定」なので、報酬金額は安いですが併用してアフィリエイトするのもありです。
1日「1,000円」を目標にして気長に稼ごう
アフィリエイトを始めるなら「1日1,000円」を目標にするといいです。わたしはこの金額を目標にしていました。
- 成果報酬「3万円」の案件を「月1件」成約させる
- 「1日1,000円」の収益を「毎日」発生させる
どちらの方法も1ヶ月で「3万円」の収益になりますが、じつは「1,000円×30日」というのが「ミソ」です。マグレで「1件3万円」の成果報酬がある商品が売れたとしても、次もまた売れるとは限りません。
だけど、記事の前半でも紹介したような「無料系の案件」とか「スマホアプリ案件」などであれば、毎日のように報酬を得るのはそれほど難しくありません。
- 1件3万円:収益は「不安定」になる
- 1日1,000円:収益は「安定」する
できるだけ多くの商品やサービスを紹介しながら、毎日報酬をゲットできる仕組みをつくれたら、アフィリエイトのデメリットはほとんど回避できます。
最後になりますが、ブログで収入アップするノウハウを『ブログで収入を得ていく手段と方法』でまとめて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。