ポイント!
  • ブログで稼げてないなら「読者の購買意欲」を意識して記事を書くといいです。
  • アフィリエイトで収入を得たいなら「相手の欲求や心理」を常に意識しましょう。
  • 購買意欲の高さに応じて「使う言葉」を変えたり「記事の役割」を明確にしてください。
トール

今回のテーマは『読者の購買意欲を知ってアフィリエイトで稼ごう』について!

どうもー!トールです(@tooru_medemi

ブログを始めてから3年くらい経ったとき、月間のアクセス数が「10万PV」を超えたんですけど、ブログ収益は「0円」でした・・・。

これって、いわゆる「アクセスがあっても稼げない」というブログの典型だったと思います。

でも、最近新しく始めたブログでは「月間1万PV未満」でも、毎月のようにアフィリエイト収入があります。

  • アクセスが「月10万pv」でも稼げなかった
  • アクセスが「月1万pv」でも稼げている

この違いって一体、なんだったんでしょうか!?(最近ようやく答えがわかりました)

アフィリエイトでは、必ずしも「PVが多け=稼げる」という図式は成り立ちません。これは実体験です。

わたしの「ブログ歴」2022.5 現在
  • ブログ歴:約5年(2017.4~)
  • 月間PV数:最高20万pv
  • 運営中ブログ:3つ
  • 記事数:300〜400記事くらい

ブログのPVが少なくて稼げないと思っているなら、この記事で紹介している「購買意欲」を理解してブログを書いてみてください。

上級ブロガーのようなSEOの知識がなくても、しっかりブログのアフィリエイトで稼ぐことができるようになるんですよ。

ということで今回は、読者の心理に合わせた「記事の書き方」や「キーワード選定」についても解説していきます。

また、ブログで稼ぐためのヒントを『ブログで収入を得ていく手段と方法』でも解説しているので、ぜひこちらも併せて参考にしてみてください。

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アフィリエイトで稼げないのは「購買意欲」を理解していないから

稼げないブログの共通点は、やっぱり「読者の購買意欲」を無視して記事を書いていること。これだと売れません。

そして、この「購買意欲」には段階があるので、それを理解することが稼げるブロガーへの第一歩になります。

「購買意欲」の段階
  • 今すぐ欲しい
  • ただいま悩み中
  • そのうち買いたい
  • 今は別に欲しくない

大きく4段階に分けると理解しやすいので、のちほど詳しく解説していきます。

このように、読者が漠然と抱いている「商品やサービスを欲しいと思っている気持ち」にはレベルがあって、これを理解していないと売れません。

  • 押しが弱かったり(売る気がない)
  • 押しが強かったり(押し売り)

読者にこういった感情を持たれてしまうのは、やはり「読者の気持ちレベル(どれだけ買いたいか)と「あなたの気持ちレベル(どれだけ売りたいか)」が合っていないからです。

購買意欲と売り込み

ターゲットに想定している読者の購買意欲が、どれくらいの段階なのかによって「記事の内容」や「商品のすすめ方」や「キーワードの選び方」が変わっていきます。

子どもの運動会があるから、今すぐ「ビデオカメラ」が欲しいと思っているお父さん

  • 機能だけを説明していては売れません
  • 機能の説明をして商品を紹介すれば売れます
  • 三脚や編集ソフトも合わせて紹介すればそれも売れます

子どもの運動会に合わせて「ビデオカメラ」を買おうか悩んでいるお父さん

  • 機能の説明やメリットを紹介しても売れません
  • 家族旅行を思い出に残す楽しみを紹介して商品を案内すれば売れます
  • 録画の失敗談とともに事前練習の大切さを話しつつ商品を案内すれば売れます

これはほんの一例ですが、こんな感じで読者の購買意欲に合わせた記事を書くだけで、売れる確率がどんどん高くなっていきます。

それでは、キーワードの選び方や記事の書き方について、もう少し詳しくみていきましょう。

読者の「購買意欲をイメージ」しながら記事を書く

先ほど紹介した「読者の購買意欲レベル」をイメージしながら、それに合わせた記事を書くだけでもアフィリエイトでは稼げます。

  • 今すぐ欲しい(損な買い物をしたくない)
  • ただいま悩み中(本当に必要かどうか検討中)
  • そのうち買いたい(必要になったら買うつもり)
  • 今は別に欲しくない(気になるけどよく分からん)

読者が持っている購買意欲のレベルに合わせた記事を書けば、押し売り感が出ることもないし、収益も確実に増えていくんです。

今すぐ欲しい(損な買い物をしなくたい)

「今すぐ欲しい」とか「安いところで買いたい」などと思っている人には、きちんと商品やサービスを紹介してあげましょう。

いわゆる「せっかく買うんだから損な買い物はしたくない」と思っている読者に向けての記事です。

  • 買いたいモノは決まっているから、できるだけ安く買いたい
  • 買いたいモノは決まっていて、口コミとか感想が知りたい
  • 買いたいモノにいくつか候補があって、比較検討したい

「財布のひも」は緩んでいる状態なので、商品やサービスを購入する確率はかなり高いといえます。

一般的に、こういった読者には商品名いわゆる「商標キーワード」を使って記事を書くことが多いです。

今すぐ欲しい人向けの「キーワード」
  • 商品名+メリット、デメリット
  • 商品名+評判、口コミ
  • 商品名+比較、安い
  • 商品名+使い方、感想 etc

今すぐ欲しい人に向けて記事を書くときは「価格表示」や「購入ボタン」などを適切な場所に表示させましょう。

いくら機能的なことを詳しく説明していても、購入ボタンが正しく設置されていないと、せっかくの収益を逃してしまいます。

ただいま悩み中(本当に必要かどうか検討中)

それを買おうかどうか悩んでいる人には「そっと背中を後押しするような感じ」の記事にすれば、すんなりと売れていきます。

こういう心理状態の読者というのは、自分には必要だと思っているけど「欲しい気持ちがまだ高まっていない」からです。

だから、以下のことをすると嫌われます。

  • 「おすすめ」だと言って、やたらと商品を勧めてくる
  • 商品のリンクとか購入ボタン、さらに広告とかが多い

売りたい気持ちが先行し過ぎると、読者は「嫌悪感を抱いてしまう」ので注意しましょう。

ポイントとしては、読者の「感情を動かす」ような表現をしたり、キーワードを選んだりできるかです。

悩み中の人向けの「キーワード」
  • 得する、損する
  • 悩み+解決法
  • したい、されたくない
  • できる、できない

商品やサービスの説明よりも「読者の悩み」を解決することが最優先なので、売り込みは後回しにしてください。

読者に解決策を提示しつつ、ときどき商品の紹介を入れてみたり、記事の最後に紹介してみたり、とにかく読者の邪魔にならないようにするといいです。

そのうち買いたい(必要になったら買うつもり)

「もし必要になったら」買いたいと思っている人には、ちょっと「視点を変えながら記事を書く」といいです。

たとえば「子どもが小学生になったら家が欲しい」という読者に対して、デザインの良さや利便性を紹介しても購入には至りません。

だから視点を変えてみましょう。

  • 小学生になる前からご近所付き合いが大切だった
  • 家を建ててしまったら転勤の話をされなくなった
  • 消費税が上がる前に買ったら「●●万円」得した

ちょっと関係なさそうな話をしつつも、最後に資料請求なんかのリンクを貼っておけば「リスト集め」とかは比較的簡単にできます。

必要になったら買いたいという心理状態の読者は、購買意欲はあるけど「今すぐという緊急性・必要性を感じてない」からです。

「緊急性」とか「限定性」に言及することで、売り上げが伸びることもあります(やり過ぎには注意)。

そのうち買いたい人向けの「キーワード」
  • 今すぐ、今のうちに、今だけ
  • 期間限定
  • ○○になる前に
  • メリット、おすすめ

いかにして「欲しいと思わせられるか」がポイントなので、色々な角度から話題を提供していくといいでしょう。

今は別に欲しくない(気になるけどよく分からん)

必要性もあまり感じないし、欲しいとも思っていない、いわゆる「気になるけどよく分からん」という人が、ブログの読者(見込み客)の中では一番多いです。

  • 商品が欲しいわけではない
  • 情報が知りたいだけ

こういう読者をターゲットにした記事では、いくら商品を紹介しても無駄なので、それこそ「売れたらラッキー」という感覚で記事の最後にリンクを貼る程度にしておきましょう。

それよりも大切なのは、しっかりと「読者の悩みを解決できる」記事を書いて、読者との信頼関係を構築することです。

まだ欲しくない人向けの「キーワード」
  • 方法、やり方
  • 始め方、初心者
  • ○○するポイント
  • 秘訣、コツ

「まだ欲しくも何ともない」と思っている読者は、読者全体の「80%」を占めるとされているので、上記以外にもキーワードは山ほどあります。

こういう読者たちをどんどんブログに呼んで(アクセスを集めて)、商品を紹介するページに誘導していくことが大切です。

まだ欲しいと思っていない読者を集める

必要性や購買意欲を高める記事へ誘導する

商品をしっかり紹介した記事に誘導する

こういった流れで読者を誘導していくのが理想で、そのためには各記事それぞれの目的を明確にしておきましょう

ブログで稼ぎたいなら「売る意識」で記事を書く

そもそも論ですが、いくらブログで良い記事を書いてアクセスが集めようが、商品やサービスを売ろうとしなければ「1円たりとも」稼げません

だから「アフィリエイトはやりたくない」とか「広告は貼りたくない」とか言ってるうちは、逆立ちしても稼げないです(以前のわたし)。

でも、売ることは悪いことじゃなく、むしろ読者のためになるので、試しに以下のことをしてみましょう。

  • Googleの広告
  • アフィリエイトのリンク
  • 楽天やアマゾンなどのリンク
  • 自分の商品やサービスなどの紹介

こういったものをブログに設定しておけば、ガンガン売り込まなくて稼げるようになります。

ただし、それには1つ前提条件があって、商品やサービスを「売りたいと意識して」記事を書くことです。

  • 記事の内容に関係なく、アフィリエイトリンクを貼る
  • モノを売りたいがために、押し売りのような記事になる
  • 広告収入を増やしたくて、記事の中にいくつも広告を貼る

こんなことをしていると、かえって「逆効果」になるのでやめましょう(売れるものも売れなくなります)。

やはり大切なのは「読者の気持ち」で、モノを買いたいと思う気持ちには「段階がある」ことを知った上で記事を書くと、ブログで「売れる確率」がものすごく高くなります。

前述した「買いたい気持ちのレベル」を知ることが、アフィリエイトで稼ぐためのキーポイントです。もちろん喜んで記事を読んでくれます。

記事の役割を決めて、効率よく収益化する

読者のモノを買いたい気持ちには「段階」があることと、それに合わせた記事が必要だということを解説してきました。

それを踏まえた上で、ブログで稼ぐために2つのポイントを押さえておきましょう。

  • 購買意欲に合わせたキーワードを使う
  • 記事を通して価値ある体験をしてもらう

購買意欲に合った記事の書き方はもちろんですが、その記事を通して「読者に価値を感じてもらう」ことも大切です。ブログを通じて価値を提供していくのがブロガーの本質ですから。

また、記事の役割を明確にしておくことで、その記事の価値を読者に感じてもらいやすくなります。

  • 商品を売るための記事なのか
  • ノウハウを教える記事なのか
  • 便利情報を伝える記事なのか

記事それぞれの役割によって、商品やサービスの売り方、キーワードの選び方、などが変わっていきます。

たとえば「ノートパソコン」がすぐ欲しいと思っている人に、機能や価格以外のことは説明する必要はありません。どうでもいい「うんちく」ばかり言ってくる店員からは、絶対に買いたくないですよね。

だから、読者が何を求めているのかに対して、ど真ん中の答えを用意してあげることがアフィリエイトで稼ぐコツ。今回紹介してきた読者心理を意識しながら、売れるブログを目指していきましょう。

最後になりますが、ブログで収入アップするノウハウを『ブログで収入を得ていく手段と方法』でまとめて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

アフィリエイトで稼げないとき参考になる本です