- 商品が売れない、収益が上がらない、そんなときほど「信用を売る」ことが大切です。
- ブログで信用度を高めるには、4つの方法「権威・一貫・希少・頻度」を意識して記事を書きましょう。
- 読者からの信用度が高くなれば、どんな記事からも売れるようになっていきます。
今回のテーマは『ブログで商品を売るために必要なこと』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
ネットとかブログとかで「モノが売れない」ときって、どうしても小手先のテクニックに頼ってしまいがち。
デザインに手をつけてみたり、文章を書き直してみたり。これって悪いことではないんですが、1つ大事なことを忘れている感じがします。
以前、こんなツイートをしてみました(いろいろ反響があったので)。
初対面で「モノを売られたら」腹立つよね。それって「売られること」よりも「売る人」に嫌悪感を感じるから。その分野に精通してて自分が信頼する人なら、商品を売られても嫌にはならない。買うかどうかは別として。プロか素人かが問題じゃなく「誰に」売られるかが大切だね
— とーる⚔ブロガー&YouTuber (@tooru_medemi) January 23, 2021
わたしも、アフィリエイトで商品が売れなかったとき、大きな勘違いをしていました。それこそ、売れない商品が悪いんだと。
でも、上記のツイートのようなことを意識してから、アフィリエイトの収益も上がったし、自分の商品やサービスもブログから売れるようになりました。
ということで今回は、このツイートを深掘りしつつ「商品が売れるようになるポイント」をいくつか紹介していきます。
小手先のテクニックだけでは売れない時代ですから、ぜひこの記事を読んでコツを覚えておきましょう。
また、こちらの動画でも深掘り解説をしているので、併せてご覧くださいね。
商品よりも「信用」を売れ!
どんな商品やサービスを売るにしても、絶対に忘れてはいけないのが「信用を売る」ということ。売れなくて悩んでいる人ほど、この部分がごっそり抜けています。これが致命的なミス。
たとえば、初対面の人からいきなりモノを売られたら、そりゃもう嫌悪感しかありません。だけど、同じ商品を「両親」とか「友だち」に勧められても、嫌な気はしないですよね(むしろ興味を持つ)。
これって「相手を信用してるかどうか」が大きな違い。つまり、信用できる相手かどうかによっても、その商品を購入する確率って変わります。
ブログは信用度を上げやすいツール
相手からの「信用度を上げる」という点においても、ブログはとても使いやすいツールです。文章を使ったり、画像や動画を使ったり、SNSと連携したり、いろいろな手段を使えるから。
ただ、ブログから商品やサービスが売れないとか、アフィリエイトで収益が出ないときって、以下のような小手先のテクニックを意識しがち。
- ライティング
- デザイン
でもこれらって、ブログを書いている人の信用度、もしくはブログ自体の信用度が高くなってきて、はじめて活きてきてくるものです。
だからこそ、商品が売れないときほど「信用を売る」こと。これを強く意識してください。
そして、ブログで信用度を高めていくに、以下の4つを常に考えながら記事を書いていきましょう。
- 権威(専門家である、実績があるなど)
- 一貫(同じテーマ、発言がブレないなど)
- 希少(まだ知られていない、最新情報など)
- 接触頻度(定期的な更新、SNSも活用など)
これらについて、もう少し詳しく解説していきます。
権威性をアピールする
読者から信用されるために、一番効果的なのは「権威性」を前面に出していくこと。最近話題の「EAT」という観点からも、専門家であるというアピールは重要です。
たとえば、医師が書いた病気の記事、弁護士が書いた法律の記事、営業歴30年の人が書いた営業マニュアルなど、その道の専門家というだけで信用しますよね。
こういった、専門家であることや実績があること、これらがあれば「権威性」をアピールできます。なので、以下のことがあれば積極的にアピールしましょう。
- 免許/資格
- 経験年数
- 過去の実績 etc
こういったものがあれば、記事の中に入れつつアピールしてください。ちなみに、この記事の冒頭にある「ブログ歴」というのも、この権威性を意識したものです。
一貫した内容で発信する
ブログで扱うテーマだったり、記事で書くことだったり、一貫した情報を発信していくと信用度も高まります。
たとえば、料理専門のブログと、料理だけでなくゲーム・スポーツ・電車などがごちゃ混ぜになったブログなら、どちらが信用されやすいかということ。
また、以下のことを意識すると一貫性が出せるので、参考にしてください。
- 1つのジャンルに絞る
- ブログの目的を1つにする
- 言葉遣いや表現方法を変えない etc
ブログのジャンルを絞ることは、一貫性だけでなく権威性を高めることにも役立ちます。そして、継続して発信していくことが重要です。
さらに、アフィリエイトしたいのか、店舗集客をしたいのか、自社製品を販売したいのか、ブログでの目的を決めておくこともポイント。目的がいくつもあると、記事にもバラツキが出るので。
あとは、発信している内容がブレないということも大切ですし、言葉遣いや表現方法をコロコロ変えないことも大切です。
希少価値がある情報を出す
まだ知っている人がいない情報とか、オリジナルのデータや情報とか、こういった「希少価値がある情報」を発信していると、信用度も高くなっていきます。
やっぱり、自分が知らないことを知っている人には、誰でも一目置きますから。たとえば、希少価値がある情報とは以下のようなものです。
- 最新の情報
- 自作のデータ
- 経験とか体験談 etc
こういった情報を発信し続けていると、専門家として認められるようになりますし、読者からの信用も得られるようになります。
ブログ界隈では、上位記事をリサーチして真似をする風潮がありますが、希少価値を高めていかないとモノは売れないので注意しましょう。
読者の目に触れる頻度を増やす
いわゆる「読者との接触頻度」を増やしていくことも、信用を高めていくために大切なこと。あらゆる手段で、読者との接点を増やしていきましょう。
たとえば以下の方法を使えば、簡単に接触頻度を増やすことができます。
- 定期的に記事を更新する
- SNSも活用して発信する
- 内部リンクで別記事も紹介する etc
定期的に新しい記事を書きながら、読者との接点を増やしていくことが大切です。もちろん、SNSを活用して記事を拡散するのもあり。
あとは、すべての記事に内部リンクを設置して、読者により多くの記事を読んでもらうことも「接触頻度」を増やすポイントです。
ブログで商品が売れない理由
ここまで、ブログで商品を売るには「信用」されることが大切、こう解説してきました。では、読者からの信用度を高めつつ、具体的にどんな改善をしていけばいいのか。
以下に「アフィリエイトやブログで商品が売れない」理由を挙げてみたので、まずはご覧ください。
- 読者に信用されていない
- 購買意欲を理解していない
- 記事が上位表示されていない
- そもそも商品に魅力がない
- 記事の内容がわかりにくい
- 口コミや評判がない
- デメリットがない etc
これらの問題点を1つずつ解決していけば、ブログから商品が売れたり、アフィリエイトの収益が伸びたり、実際の成果につながっていきます。
ここでポイントとなるのが、読者の購買意欲を理解しながら記事を書くこと。読者と書き手の温度差があると、やっぱり商品って売れません。
たとえば以下のように、購買意欲のレベルを4段階に分けると理解しやすいです。
- 今すぐ欲しい(損な買い物をしたくない)
- ただいま悩み中(本当に必要かどうか検討中)
- そのうち買いたい(必要になったら買うつもり)
- 今は別に欲しくない(気になるけどよく分からん)
こうした購買意欲のレベルによって、検索に使うキーワードが変わる。これも覚えておきましょう。
たとえば、今すぐ欲しいと思ってる読者なら「商品名+評判」とか「商品名+口コミ」とか「商品名+最安」などという言葉で検索することが多くなります。
だから、商品を買いたいと思っている読者を想定している記事で、商品の使い方などを書いていると「永遠に売れない」わけです。
信用されるとどんな記事からも売れる
今回のテーマである「読者からの信用度」が高まれば高まるほど、購買意欲に関係なく商品が売れるようになります。
結局のところ、人は感情でモノを買う生き物なので、何を売るかよりも「誰が売るか」の方が大事なんですよね。
だから、ブログで商品が売れない、アフィリエイトで売れない、こういったことで困ったときは、以下のことを思い出してみてください。
- 商品よりも信用を売る
- 購買意欲に合わせた記事を書く
この2つのポイントだけ押さえておけば、ブログからでも商品は売れるようになっていきます。
困っているときほど小手先のテクニックを使いたくなりがちですが、まずは読者に「信用を売る」ことを意識してみてくださいね。
ブログで収益化する道のりをコツコツと辿っていけば、短期間でブログを収益できますよ。
読者からの信用について学んだ本です
こちらの書籍は、マーケティングにも使われる専門書なので、とにかく分厚いです。
人の行動心理がしっかり学べる本なので、じっくり読んで勉強したい人におすすめ。