- SEO記事の制作に、ChatGPTは大いに役立ちます
- 生成型AIを使って記事制作をする場合、ライターによる修正・追記などがポイントです
- 有料版ChatGPTとプラグインを使うことで、新しい情報を学習させることができます
今回のテーマは『ChatGPTでSEO記事を書いてみた』について!
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
SEOコンテンツ制作するとき「ChatGPTは使えるのか?」が、気になっている人も多いと聞きます。わたし自身、Webライターとしても「ChatGPTは脅威になるのか?」という点も気になります。
そこで今回、ChatGPTを使って以下の作業をしてみました。
- 記事の構成案を作る
- 構成案をもとに記事を書く
結論から言えば、完全自動化できるレベルではありませんが、ChatGPTは「SEO記事の制作に活用」できると感じています。
また、Webライターによるチェック、リライトなどにより、SEO記事の品質を大きく向上させることが可能です。
- Webライター歴:7年目(2017.4〜)
- 主な活動:SEOライティング、記事構成・修正、ブログ運営、ディレクションなど
- 執筆経験:BtoB企業サイト、BtoCメディア、接骨院、人材派遣、ソフトウェア、など
- 執筆本数:1,000記事以上
- YouTube:ライター・フリーランス情報など配信中
チャットGPTで記事構成(見出し構成)を作る方法
ChatGPTを活用することで、記事の「構成(見出し構成)」の作成が大幅に効率化できます。ただし、ライター自身による修正・チェックは必要となるため、完全自動化ではないことをご承知おきください。
手順としては、以下の流れになります。
作業担当 | 作業内容 |
ライター | ①キーワード選定(メインキーワード、サブキーワード、関連ワード など) ②上位記事のリサーチ(5〜10サイトほど) |
ChatGPT | ③上位記事のURLを読み込ませる(5〜10サイトほど) ④読者の検索意図を教えてもらう ⑤記事の構成案を作成してもらう |
ライター | ⑥構成案を修正・チェックする |
ChatGPT | ⑦修正した構成案について助言をもらう ⑧記事のタイトルをいくつか提案してもらう |
ライター | ⑨提案されたタイトルをもとにタイトルを決める |
これら手順の作業方法については、こちらの動画でも解説しました。こちらの記事と併せて、ぜひご覧ください。
キーワード選定(ステップ①)
まずは、ライター自身がキーワードを選定します。メインキーワードを含め、様々な観点からキーワードを抽出しましょう。
今回キーワードとして使用するのは、以下になります。
- メインキーワード
- サブキーワード
- 関連性の高い検索
キーワード選定には「ラッコキーワード」というツールが便利です。無料プランでも十分使えますし、有料プランだと検索ボリュームの調査など、より深いキーワード抽出が可能になります。
「関連性の高い検索」とは、メインキーワードでGoogle検索をしたときに、最下部に表示されるキーワードのことです(下図参照)。
上位記事のリサーチ(ステップ②)
メインキーワードが決まったら、実際に検索をして上位表示されている記事をリサーチしてください。上位5〜10サイトについて「ザッと目を通す」程度で構いません。
上位記事に目を通すときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- 構成全体の流れ
- 見出しに使われている言葉
- 上位記事に共通する見出し
- 記事オリジナルの見出し・テーマ など
必ず触れておきたい点、他の記事では触れられていない点を見つけたら、忘れずにメモを取っておくと良いです。この作業をしておくと、ChatGPTが作った構成案をチェック・修正する際にとても役立ちます。
また、検索エンジンは「検索ユーザーの現在地」や「直前の検索内容」などの情報をもとに、検索結果を表示させるよう調整されています。
正確なリサーチができるよう、シークレットモード、プライベートウィンドウ、などを利用して検索してください。
- Google Chrome:シークレットモードで検索
- Apple Safari:プライベートウィンドウで検索
上位記事のURLを読み込ませる(ステップ③)
ChatGPTに指示を出して、上位記事の情報を学習してもらいます。
無料版のChatGPTを使っている方は、この作業ができないため次のステップへ進んでください。
ChatGPTの有料版を利用している方は、プラグインの「WebPilot」をインストールしましょう。インストール後、チェックボックスにONを入れるとプラグインが作動します。
このプラグインを使うことで「URLを指定すれば学習できる」ため、最新情報を活用することが可能です。
ChatGPTの学習データは2021年9月までという情報の古さがデメリットの1つですが、このプラグインによりそれが解消できます。
では次に、ChatGPTへの指示内容(以下「プロンプト」)を作ります。以下のプロンプトに「キーワード」と「上位記事のURL」を追記するだけです。
これから「●●」というキーワードでSEO記事を書きます。以下●●個のURLをすべて読み込んでから、情報を取得してください。
(上位記事のURLを記載)
上位記事のURL取得については、検索をして各ページのURLをコピペしても構いませんし、先ほど紹介した「ラッコキーワード」を使っても構いません。
ラッコキーワードだと上位20サイトを一括で表示できるため、こちらがおすすめです。目安としては「上位10サイト」ほどを、ChatGPTに学習させます。
プロンプトにキーワードと上記記事URLを記載したら、ChatGPTへコピペしましょう。あとはプラグインが作動して、URLを読み込んで学習してくれます。
読者の検索意図を教えてもらう(ステップ④)
ChatGPTへ「読者の検索意図」や「検索ニーズ」を教えてもらいます。構成のクオリティを上げるためにも、この作業はとても大切です。
以下のプロンプトに「メインキーワード」と「サブキーワード」と「上位記事の見出し構成」を記載して、ChatGPTへコピペしてください。
なお、ChatGPT有料版を使っている方は、先ほど記載した上位記事URLを「#情報B」の部分に貼りればOKです。
#1「お願いしたいこと」と「前提の条件」
これから「●●」をメインキーワードにして、「●●」と「●●」をサブキーワードとして、SEO記事を執筆します。下準備として、検索上位の記事の見出しを参考に「読者の検索意図」を言語化してください。後述する「情報A」と「情報B」を踏まえつつ、以下の(1)と(2)の2つを出力してください。(1):検索意図の概要
→どんな人が何を実現したくて「●●」で検索しているのかを、90文字~110文字で端的に説明してください。
→「●●」で検索をしようとする人は、いまどのような課題や悩み、ニーズを持っているのかも、90文字~110文字で端的に説明してください。(2):検索意図の詳細と、何を書くかのヒント
→(1)の詳細および、そう判断した背景をもとに、執筆時に取り入れるべき観点を考えてください。執筆時に取り入れるべき観点については1項目につき、180文字~220文字で具体的に補足・解説してください。#情報A:アウトプットしてほしい検索意図の説明サンプル(テーマが「SEO 初心者 内製化」だとしたら、の例)
知識や経験が少ないSEO担当者が、SEO対策の外注を止め、内製化のための具体的な手段や方法を知りたいと思って検索している#情報B:検索上位記事の見出し構成(以下の全てのサイトを読み込んで参考にしてください)
(上位記事のURLを記載)
ChatGPT無料版を使っている方は、#情報Bの部分に「検索上位記事の見出し構成」を貼り付けてください。
まず「ラッコキーワード」で見出し抽出をして、CVSファイルをダウンロードします。このファイルに見出し一覧が記載されているので、#情報Bの部分にコピペしてからChatGPTへ指示を出しましょう。
記載が終わったら、ChatGPTにプロンプトをコピペしてください。
記事の構成案を作成してもらう(ステップ⑤)
ChatGPTに記事構成案を作成してもらうため、以下の情報をプロンプトに記載します。キーワード、サブキーワード、見出し構成については、先ほど使ったプロンプトからコピペしてください。
- キーワード
- サブキーワード
- 検索意図の概要と詳細
- 検索上位記事の見出し構成
- 関連性の高い検索
「#(1):検索意図の概要」と「#(2):検索意図の詳細と、何を書くかのヒント」については、ChatGPTが出力した結果をそのままコピペしましょう。
あとは「#情報C」の部分に、関連性の高い検索で表示されているキーワードをコピペします。
これから「●●」をメインキーワードにして、「●●」と「●●」をサブキーワードとして、SEO記事を執筆します。
以下の情報(【(1):検索意図の概要】・【(2):検索意図の詳細と、何を書くかのヒント】・【#情報B:検索上位記事の見出し構成】・【#情報C:関連性の高い検索】)を参考に、できるだけ必要なトピックを網羅しつつ、検索者が満足し、検索で上位が獲得できるような、見出し構成を作ってください。#制約条件
・見出しはh4までを上限とし、h5より細かい見出しは使わない。
・出力する構成案は、箇条書きで列挙する
・論理的に正しい階層構造にする(h2同士・h3同士が情報の粒度として並列関係であること)
・出力時、視覚的に見やすいように、h3の前に1文字分のスペース、h4の前に2文字分のスペースを、インデントしてください。#(1):検索意図の概要
#(2):検索意図の詳細と、何を書くかのヒント
#情報B:検索上位記事の見出し構成(以下の全てのサイトを読み込んで参考にしてください)
#情報C:関連性の高い検索
すべて記載が終わったら、ChatGPTへプロンプトをコピペしてください。
構成案を修正・チェックする(ステップ⑥)
ChatGPTが出力した構成案について、ライター自身が「修正・追加・チェック」をしてください。ライターによるこの作業が、構成案の出来を左右するキーポイントです。
事前にリサーチした内容を踏まえながら、以下の点を意識して修正・追加しましょう。
- 構成全体の流れ
- 使用されている言葉
- 不必要な項目/足りない項目
ChatGPTが出力した見出しを、次に使うプロンプトへ貼り付けて修正作業をすると効率的です。
修正した構成案について助言をもらう(ステップ⑦)
ライターが修正・追加した構成案について、再度ChatGPTから助言をもらいます。キーワード、サブキーワード、検索意図、関連性の高い検索については、ここまで使用したものをそのままプロンプトへコピペしましょう。
「#現状の構成」の部分には、ライターが修正・追加した構成案を記載してください。
これから「●●」をメインキーワードにして、「●●」と「●●」をサブキーワードとして、SEO用のコンテンツ記事の構成添削をします。
以下の情報(検索意図、関連性の高い検索、現状の構成)を参考に、今の記事の構成内容を添削し、検索上位を狙うSEOコンテンツとして見たときの「情報の過不足」「並び順」「言葉選びや表現」の改善点を指摘してください。 そのうえで、改善した構成案の提案もください。
#検索意図
#関連性の高い検索
#現状の構成
(ライターが修正・追加した構成案を貼り付ける)
修正版の見出しを記載したら、ChatGPTへプロンプトをコピペしましょう。ChatGPTが再度見出しを出力してくれるので、問題なければそれを使用します(ライターが最終調整してもOK)。
記事のタイトルをいくつか提案してもらう(ステップ⑧)
最後に「記事タイトル」も、ChatGPTに提案してもらいます。キーワード、サブキーワード、検索意図、関連性の高い検索については、ここまで使用したものをそのままプロンプトへコピペしましょう。
「#現状の構成」には、最終的に完成した記事構成を記載してください。また、記事タイトルは複数提案してもらいましょう。
これから「●●」をメインキーワードにして、「●●」と「●●」をサブキーワードとして、SEO用のコンテンツ記事のタイトルを作成します。
以下の情報(検索意図、関連性の高い検索、現状の構成)を参考に、検索上位に表示され、さらに読者がクリックしたくなるタイトルを●●個考えてください。#検索意図
#関連性の高い検索
#現状の構成
(最終的に完成した構成案を記載する)
記載が終わったらプロンプトをChatGPTにコピペして、複数のタイトル案を出してもらいます。
さらにタイトルにこだわりたいときは、先ほどのタイトルに「ネガティブな要素」や「数字」を入れるよう指示してください。
以下のプロンプトを、そのままChatGPTにコピペするだけです。
さきほどの●●個のタイトルに「ネガティブ要素」や「数字」を取り入れて、タイトルを再度提示してください
提案されたタイトルをもとにタイトルを決める(ステップ⑨)
ChatGPTが出した複数のタイトル案を見て、良さそうなものがあれば採用します。
または、複数のタイトルを組み合わせたり、良いフレーズだけ抜き出したりして、ライターが最終的にタイトルを考えても構いません。
記事のタイトルが決まったら、構成案作成に関する作業は終わりとなります。
記事制作・執筆にチャットGPTを活用する方法
ここからは、SEO記事の制作・執筆にChatGPTを活用する方法を紹介します。記事構成(見出し構成)が出来ている状況から進めますので、あらかじめご承知おきください。
SEO記事n制作についても、品質を高めるにはライターの修正・追加などが必要です(完全自動化する方法ではありません)。
手順としては、以下の流れになります。
作業担当 | 作業内容 |
ライター | ①メインキーワードで検索→上位記事のリサーチ(5〜10サイトほど) |
ChatGPT | ②上位記事のURLを読み込ませる(5〜10サイトほど) ③記事制作に必要なペルソナの項目を教えてもらう ④検索意図とペルソナ情報を読み込ませる |
ライター | ⑤見出しの文言で検索→上位記事をリサーチ(5〜10サイトほど) |
ChatGPT | ⑥見出しで検索したときの上位記事のURLを読み込ませる(5〜10サイトほど) ⑦見出しの内容について箇条書きで教えてもらう ⑧見出しの内容について500字程度でまとめてもらう ⑨上記手順⑦⑧の情報を500字程度にまとめてもらう |
ライター | ⑩まとめてもらった内容を軸にライターが追記・修正する |
これら手順の作業方法については、こちらの動画でも解説しました。こちらの記事と併せて、ぜひご覧ください。
上位記事のリサーチ(ステップ①)
本記事の前半で紹介した「記事構成の作成」から続けて作業をする場合は、このステップは省いても構いません。
あらかじめ作成した構成案に沿って記事を執筆する場合は、執筆する前にメインキーワードで上位記事をリサーチしましょう。
リサーチ方法やポイントなど、詳しくはこの記事前半で解説した「上位記事のリサーチ」を参考にしてください。
上位記事のURLを読み込ませる(ステップ②)
こちらの作業についても、前述した「記事構成の作成」から続けて作業をする場合は、省いても構いません。
また、ここからの記事執筆には「ChatGPT有料版」と「プラグインのインストール」が必須になります。
この上位記事のURLを読み込む方法についても、この記事の前半「上位記事のURLを読み込ませる」で解説しています(ご参照ください)。
また、先ほど紹介した作業動画でも解説したので、ぜひご覧ください。
記事制作に必要なペルソナの項目を教えてもらう(ステップ③)
記事の執筆をお願いする前に、まず「ペルソナ設定」に必要な項目を、ChatGPTに教えてもらいます。
以下のプロンプトに「メインキーワード」と「サブキーワード」と「記事構成案」を記載してから、ChatGPTにコピペしてください。
これから「●●」をメインキーワードにして、「●●」と「●●」をサブキーワードとして、SEO記事の執筆をお願いします。記事構成は以下のとおりです。まずは、執筆に必要となるペルソナ情報の項目を、箇条書きで教えてください。
#記事の構成
(記事の構成案を貼り付ける)
ChatGPTが出力したペルソナ項目は、次のプロンプトへコピペしておきます。
検索意図とペルソナ情報を読み込ませる(ステップ④)
ChatGPTに「ペルソナ情報」と、読者の「検索意図」を読み込ませます。
検索意図の調べ方については、この記事の前半「読者の検索意図を教えてもらう」で解説しています(ご参照ください)。構成案の作成段階でChatGPTに出力させた場合は、そのままコピペして使ってください。
あとは、以下のプロンプトに先ほど「ChatGPTが出力したペルソナ項目」をコピペして、ペルソナ情報を入力していきましょう。
これから「●●」をメインキーワードにして、「●●」と「●●」をサブキーワードとして、SEO記事の執筆をするにあたり、まずは以下の「検索意図」と「ペルソナ」について情報を把握してください。
#検索意図
(ChatGPTが出力した「検索意図」をコピペ)
#ペルソナ
(ChatGPTが出力した「ペルソナ項目」をコピペし、各項目のペルソナ情報を入力)
クライアントからペルソナ情報が指定されている場合は、その情報を優先させます。このときは、指定されたペルソナ情報をそのままChatGPTに読み込ませましょう。
見出しの文言で検索して上位記事をリサーチ(ステップ⑤)
ここからは「h2(大見出し)」ごとに区切って、ChatGPTへ作業をしてもらいます。
まずは、h2見出しの文言をそのまま検索してください。たとえば、以下の見出しで記事を書くと仮定するなら、h2「ChatGPTのリスクとデメリット」を検索窓に入力するだけです。
【見出し例】
h2: ChatGPTのリスクとデメリット
h3: 間違った回答(学習データが古い)
h3: ヘイトスピーチや偽情報の拡散
h3: プライバシーと情報漏えいの懸念
検索上位に表示された「5〜10記事」をザッと目を通しながらリサーチしておきます。
上位記事をリサーチするとき、以下の点を見つけたらメモしておきましょう。
- 他の記事では触れられていないオリジナル部分
- 複数の記事で触れられている外せない重要な部分
また、上記に挙げた例のように「h2の下にh3を展開」する場合は、h3で触れる内容についてもチェックしておくと良いです。
見出しで検索したときの上位記事のURLを読み込ませる(ステップ⑥)
先ほど検索してリサーチした上位記事のURLを、ChatGPTに読み込ませます(5〜10サイト)。構成案作成のときに使用した「ラッコキーワード」を使ってURLを抽出しても構いません。
上位記事のURLを抽出したら、以下のプロンプトに上位記事のURLを貼り付け、ChatGPTへ指示を出すだけです。
「(h2見出しの文言)」について、以下●●個のURLをすべて読み込んでから、情報を取得してください。
(上位記事のURLを記載)
また、リサーチしたときに気になる記事を見つけたら、その記事のURLも読み込ませておきましょう。
見出しの内容について箇条書きで教えてもらう(ステップ⑦)
各見出しで執筆する内容について、ChatGPTに箇条書きで教えてもらいます。
以下のプロンプトに(h2見出し)と(h3見出し)を記載して、ChatGPTへ指示を出してください。
【h2以下でh3を展開する場合】
これから「●●」をメインキーワードにして、「●●」と「●●」をサブキーワードとして、SEO記事の執筆をするにあたり、(h2見出しの文言)のうち「(h3見出しの文言)」について、箇条書きで教えてください。
【h2のみの場合】
これから「●●」をメインキーワードにして、「●●」と「●●」をサブキーワードとして、SEO記事の執筆をするにあたり、「(h2見出しの文言)」について、箇条書きで教えてください。
ChatGPTが出力した箇条書きの内容をベースにして、ライターが記事を執筆しても構いません。
見出しの内容について500字でまとめてもらう(ステップ⑧)
先ほどは、見出しの内容について「箇条書き」で出力してもらいました。ここでは見出し内容について、ChatGPTに「500字」程度でまとめてもらいます。
文字数を300字にすると内容が浅くなる可能性があるため、あえて500字としています(臨機応変に変更してOK)。
それでは、箇条書きのときと同様に、以下のプロンプトに(h2見出し)と(h3見出し)を記載して、ChatGPTへ指示を出してください。
【h2以下でh3を展開する場合】
これから「●●」をメインキーワードにして、「●●」と「●●」をサブキーワードとして、SEO記事の執筆をするにあたり、(h2見出しの文言)のうち「(h3見出しの文言)」について、500字程度でまとめてください。
【h2のみの場合】
これから「●●」をメインキーワードにして、「●●」と「●●」をサブキーワードとして、SEO記事の執筆をするにあたり、「(h2見出しの文言)」について、500字程度でまとめてください。
ChatGPTが出力した過剰書きと、この500字程度の要約をベースにして、ライターが記事を執筆しても構いません。
箇条書きと要約をさらにまとめてもらう(ステップ⑨)
箇条書きで教えてもらった情報、500字で要約してもらった情報、この2つの情報をChatGPTに再度まとめてもらう作業をします。
ただし、箇条書きの内容と要約してもらった内容が全く同じであれば、この作業はスキップしても構いません。
2つの情報をまとめてもらうときは、以下のプロンプトに「箇条書き情報」と「500字の要約情報」を記載して、ChatGPTへコピペしましょう。
以下の情報(【情報①】と【情報②】)を網羅しつつ、●●字程度にまとめてください。
#情報①
(箇条書きの情報を記載)
#情報②
(500字程度の要約を記)
あとは、出力された内容をチェックしながら、必要に応じてライターが追記・修正していきます。
ライターが追記・修正する(ステップ⑩)
最後は、ChatGPTが出力した内容を「ライターが修正・追記」しましょう。もちろん、ファクトチェックも大事な作業です。
実際に読んでみて、少しでも疑問に感じる箇所、分かりにくい箇所があれば、リサーチして修正しましょう。足りないと感じる箇所があれば、情報を追記してください。
記事の品質向上のためにも、この作業は欠かせません。ライターの目でしっかりチェックしながら、修正・追記作業をしましょう。